重賞レース

第21回 ジャパンダートダービー(JpnI)

  • 2019年7月10日(水)
  • 20:05発走
第21回優勝馬:クリソベリル号

羽田盃、東京ダービーと続いた南関東3歳クラシック三冠レースの最終関門です。地方・JRA共にトップクラスの3歳馬が結集する「砂のダービー」は、これまでにトーシンブリザード、カネヒキリ、フリオーソ、サクセスブロッケンなど数多くの名馬を送り出しています。近年は早い時期からダートの頂点を目指すJRA所属馬も多く、全国から大きな注目が集まります。
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    <第21回 ジャパンダートダービー(JpnI)>

    クリソベリル
    デビューから3戦全勝で、前走は兵庫チャンピオンシップを完勝。全兄はダートグレード競走で大活躍したクリソライト。JDD兄弟制覇となるでしょうか?!

    デルマルーヴル
    昨年は兵庫ジュニアグランプリを優勝し、全日本2歳優駿は優勝馬からタイム差なしの2着、UAEダービー4着。大井を知り尽くす戸崎圭太騎手が初騎乗。

    ウィンターフェル
    重賞勝ちはありませんが、ダートグレード競走も含めて抜群の安定感を誇ります。一方で、まだ全力で走っていない部分もあるそうで、力を出し切った時には……。

    ヒカリオーソ
    東京ダービーは2番手から早め先頭に立って押し切る内容で勝利。父が果たせなかった称号を手にし、今度は父が制したこの舞台で親子制覇を目指します。

    ミューチャリー
    羽田盃は36秒9の脚で弾け飛んできた姿は圧巻でした。前走の東京ダービーはスローペースの中でも脚を伸ばしてきたシーンは改めて強さを証明。今度こそ!

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    <第21回 ジャパンダートダービー(JpnI)>

    (7月8日現在)

    調教インタビュー動画・調教追い切り動画はこちら

    ■ヒカリオーソ
    *川崎 岩本洋 厩舎 牡3歳
    *成績 10戦4勝2着2回
    *重賞タイトル
     東京ダービー(SI)(2019)
     雲取賞(SIII)(2019)
     平和賞(SIII)(2018)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     偉大なる父フリオーソが果たせなかった東京ダービー制覇という夢を成し遂げた愛息ヒカリオーソ。南関ファンにとってもいろんな思いが込み上げてきたあの東京ダービーから約1か月……。今度は父フリオーソが2007年に制したジャパンダートダービーに、親子制覇を目指します。

     東京ダービーは鼻出血後の一戦で、厩舎サイドも手探りだったことはレース前から公言。しかし、ヒカリオーソは強いままで帰ってきてくれました!!!山崎誠士騎手を背に、ヒカリオーソはスローペースの中で2番手につけ、3コーナー手前から先頭に立つと、最後は2着のミューチャリーに2馬身差をつけての優勝。勝ちタイムは2000m2分9秒4(良)。

     その後はコンディションに問題もなかったことから、ジャパンダートダービーに向けてトレーニングを積んできたそうです。

     最終追い切りに騎乗した山崎騎手は、「終い重点でしたが、動きは問題もなくて充実しています。牡馬の中ではあまり大きい馬ではありませんが、跨ってみるとやっぱりいい馬ですよ。しっかりしていて安定感があります」とのこと。

     持ち前のスピードを生かして逃げや先行するイメージも強いですが、これまでのレースでは差す競馬にも対応していて、レースは上手なタイプ。2枠2番からどんな競馬を見せるのか……。今年の東京ダービー組は持ちタイムの短縮は必須になりますが、タイムはペースによっても変わるものなので、そこは対応して欲しいと思います。

     「東京ダービーを勝たせて頂いて南関の代表として出走することになりますが、ここまで最善を尽くして仕上げてきました。相手は強くなるのでどのくらいやってくれるか楽しみです。みっともない競馬はしないと思って送り出します」(岩本洋調教師)。

    ■ミューチャリー
    *船橋 矢野義幸 厩舎 牡3歳
    *成績 7戦4勝2着2回
    *重賞タイトル
     羽田盃(SI)(2019)
     鎌倉記念(SII)(2018)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     羽田盃は目が覚めるような末脚を炸裂し、この馬の持ち味が存分に発揮されて南関東1冠目を制覇。

     前走の東京ダービーも人気を背負っての戦いになりましたが、超スローペースになったことで展開が向かず、中団から進出していくもヒカリオーソに2馬身差をつけられての2着。それでも最後は前にいたウィンターフェルをゴール前でしっかり交わしたシーンは、この馬の底力を見せてもらったような気がします。

     「後ろから行ったのでは間に合わないし、中団くらいにはつけていって、この馬なりに伸びてはいるのですが、ペースが遅すぎて前が止まりませんでした。京浜盃(2着)と同じような流れになってしまいましたね。前についていった分、羽田盃ほど弾けませんでしたが、自分の競馬はできていると思います」とコンビを組んだ御神本訓史騎手。

     レース後、「ミューチャリーは強い」という声が他陣営から多く聞かれましたが、この悔しさをジャパンダートダービーで晴らして欲しいと思います。

     最終追い切りはウィンターフェルと併せる形になりましたが、相変わらず反応よくすばらしい動きを見せていました。どうしてもレースでは展開に左右される脚質ですが、中央馬が入った方がペースも流れると予想されるため、ミューチャリーにとっては戦いやすいという見方もできるでしょう。

     「東京ダービーは相手に完璧に逃げられたので完敗です。展開云々を言ったらキリがないので、負けは負け。ここに向けても順調に仕上げてきて、変わらずにいい状態ですね。ヒケを取らない力はあると思うし、南関の意地を見せたいです」(矢野義幸調教師)。

    ■ウィンターフェル
    *船橋 川島正一 厩舎 牡3歳
    *成績 11戦3勝2着5回
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     北海道時代から南関東に移籍後もトップクラスで走り続けているウィンターフェル。しかし、北海道2歳優駿2着、羽田盃2着など、高いレベルで走りながらも無冠。まだ全力で走り切っていないと厩舎サイドは言っていて、全力で走った時はどのくらいやれるのだろうというのは、未知の領域です。

     前走の東京ダービーは先行していくも3着でした。「ペースはできるだけ落としたいと思ったのでうまく流れにはのれたのですが、結果的には前もつかまえられずに、最後は後ろの馬にも差されてしまいました。まだ手応えほど伸びませんね。精神的な幼さが残るので成熟を待ちたいです」(森泰斗騎手)。

     この中間は、調教方法をガラリと変えてきたそうです。人に対して反抗心があり、直線で頭を上げて集中力を欠いてしまうことから、主にそれを改善させる内容。

     担当の秋葉厩務員は馬術で国体やインターハイに出場経験があるので、その馬術の技術を取り入れて、秋葉厩務員がダグでじっくりと教え込んだあとに、調教パートナーの庄司大輔騎手が通常のキャンターと、かなり入念に乗り込んできたそうです。

     そのかいもあり、調教では全身を使いながら、ハミもしっかり取って頭も上げず、従順になってきたそうです。最終追い切りに騎乗した庄司騎手も、これまで以上にしっかり走れていたことは言っていました。乗り込み量も豊富なので、心臓面は良化していて息の入り具合もよかったそうです。本番で変わり身が見られるのか、非常に興味深いですね。

     「どうしても気性がネックのところがあるので、調教方法などを変えたりして工夫をしてきました。追い切りも抜群に動いているので持ち上がってきているような感じですね。相手なりに走れるし、どんなペースにも対応してくれる馬なので、中央馬が入ってもいい競馬ができると思って送り出します」(川島正一調教師)。

    <中央馬の顔ぶれ>

    ■クリソベリル
    *JRA 音無秀孝 厩舎 牡3歳
    *成績 3戦3勝2着0回
    *重賞タイトル
     兵庫チャンピオンシップ(JpnII)(2019)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     デビューから3戦3勝の負けなしで、前走は兵庫チャンピオンシップを完勝。全兄はダートグレード競走で大活躍したクリソライトで、JDD兄弟制覇を目指します。

    ■デアフルーグ
    *JRA 鈴木伸尋 厩舎 牡3歳
    *成績 5戦3勝2着1回
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     中山競馬場では新馬戦から伏竜Sなど3連勝。東京競馬場では青竜S(2着)とユニコーンS(7着)。改めて右回りの大井コースでどんな走りを見せるでしょうか。

    ■デルマルーヴル
    *JRA 戸田博文 厩舎 牡3歳
    *成績 7戦3勝2着1回
    *重賞タイトル
     兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)(2018)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     昨年は兵庫ジュニアグランプリを制し、全日本2歳優駿は優勝したルーヴァレンダからタイム差なしの2着。3月30日のUAEダービー(4着)以来となる実戦。

    ■トイガー
    *JRA 高市圭二 厩舎 牡3歳
    *成績 8戦2勝2着1回
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     北海道2歳優駿5着馬。530キロ台の雄大な体の持ち主で、コンスタントに走り続けています。川崎競馬場が生んだ女傑ロジータの孫がJpnⅠの舞台に立ちます。

    ■ドウドウキリシマ
    *JRA 村山明 厩舎 牡3歳
    *成績 13戦3勝2着3回
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     中央から大井で走ったメモリアルイヤーの初仔。自身も中央から浦和所属として3勝を挙げ、中央に再移籍。南関東にお里帰りレースで、大井は初コース。

    ■メスキータ
    *JRA 山内研二 厩舎 牡3歳
    *成績 8戦2勝2着0回
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     重賞実績は兵庫チャンピオンシップの5着で、優勝したクリソベリルから2秒1差。最近はもう少しの成績ですが、初の大井コースできっかけをつかみたいところ。

    ■ロードグラディオ
    *JRA 西浦勝一 厩舎 牡3歳
    *成績 7戦3勝2着1回
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     母は関東オークスの勝ち馬シンメイフジ。芝の強い舞台で戦ってきましたが、前走は初ダート戦で古馬の先輩たちに快勝。芝でも先行してきたスピードの持ち主。

    <他地区馬の顔ぶれ>

    ■ナンヨーオボロヅキ
    *高知 雑賀正光 厩舎 牝3歳
    *成績 9戦5勝2着1回
    *重賞タイトル
     高知優駿(2019)
     土佐春花賞(2019)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     御神本訓史騎手が騎乗し、高知優駿を制した快速牝馬。今回は紅一点の参戦で、鞍上は赤岡修次騎手。この舞台で、自分の競馬スタイルに持ち込めるでしょうか?!

    *ジャパンダートダービーの情報は、南関魂でもお伝えしていきます!

    第21回 ジャパンダートダービー(JpnI)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)

    ■ヒカリオーソ
    川崎7/5右不良 1000m-67.2秒 800m-53.3秒 600m-40.3秒 馬なり
    ■ミューチャリー
    船橋7/6右不良 1000m-62.8秒 800m-48.3秒 600m-36.1秒 一杯追
    ■ウィンターフェル
    船橋7/6右不良 1000m-62.8秒 800m-48.3秒 600m-36.1秒 一杯追
    ■クリソベリル
    栗東7/3坂路 800m-56.0秒 600m-41.1秒 200m-13.6秒 一杯追
    ■デアフルーグ
    美浦7/3良 1000m-67.4秒 800m-52.6秒 600m-38.7秒 200m-11.8秒 馬なり
    ■デルマルーヴル
    美浦7/3良 1000m-69.7秒 800m-54.6秒 600m-40.2秒 200m-11.4秒 馬なり
    ■トイガー
    美浦7/3良 1000m-69.8秒 800m-53.5秒 600m-39.5秒 200m-11.9秒 一杯追
    ■ドウドウキリシマ
    栗東7/7CW良 1000m-71.1秒 800m-54.6秒 600m-38.6秒 200m-12.5秒 馬なり
    ■メスキータ
    栗東7/3坂路 800m-55.6秒 600m-39.3秒 200m-12.8秒 末強めに
    ■ロードグラディオ
    栗東7/3坂路 800m-58.0秒 600m-42.4秒 200m-13.6秒 馬なり
    ■ナンヨーオボロヅキ
    高知7/4不良 600m-44.8秒 200m-15.0秒 馬なり
  • 高橋華代子のレースレポート

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    <第21回 ジャパンダートダービー(JpnI)>

    優勝インタビュー動画はこちら

     2019年の南関東クラシック戦線もいよいよ最終戦、3冠目のジャパンダートダービーが行われました。中央・他地区勢を南関東勢が迎え撃つ形で始まったこのレースも、早いもので21回目。

     去年は優勝したルヴァンスレーヴがのちにチャンピオンズカップや南部杯を制し、2着だったオメガパフュームはのちに東京大賞典や帝王賞などを制覇。改めてハイレベルな戦いだったことを実感します。

     今年は川田将雅騎手が手綱を取った1番人気クリソベリル(中央・音無秀孝厩舎)が完勝。デビューから負けなしの4連勝を飾り、前走の兵庫チャンピオンシップに続く重賞連勝としました。

     全兄は2013年のこのレースの勝ち馬クリソライトで、ダートグレード競走においての存在感が絶大だったことは記憶に新しいでしょう。韓国のコリアカップを藤井勘一郎騎手とのコンビで制し、ダイオライト記念は3連覇を達成。息の長い現役生活を続けました。

     「兄弟でも、馬っぷりも立ち姿も性格も、全く違いますね。クリソライトはもまれ弱い面もありましたが、クリソベリルはそれがないので競馬はすごくしやすいと思います」と音無調教師。

     レースは、東京ダービー馬ヒカリオーソが逃げる形になり、1000mの通過は62秒1。ロードグラディオやサクセッサー、デルマルーヴル、紅一点の高知優駿馬ナンヨーオボロヅキが続いていき、クリソベリルは道中外の6番手付近を追走。

     「ゲートも上手に出てくれて、想像以上に前半が進んでいく形になったので、『そんなに行かなくてもいいよんだよ』と、なだめながらの競馬になりました。それでも道中は順調に進めることができましたし、いいリズムで走れていたので、無事に直線まできた時には、もう大丈夫だろうなと思いました」(川田騎手)。

     そのまま最後の直線で力強く先頭に立つと、2着のデルマルーヴルに3馬身差をつける快勝。勝ちタイムは2000m2分6秒1(やや重)。4戦目というキャリアの浅さを感じさせないような貫禄たっぷりの走りでした。

     「ポテンシャルの高い馬ですが、まだまだ体の成長が伴っていないので、そういう部分が成長してくれれば、日本で一番強い馬を争える1頭になると思うので期待しています。成長を伴いながら、一番上までたどり着けるような馬になって欲しいです」(川田騎手)。



     なお、地方最先着は3着のミューチャリーで、4着にはウィンターフェル、5着はヒカリオーソと、東京ダービー上位に入った3頭が、ここでも掲示板に入りました。それぞれが東京ダービーの持ち時計よりもグンと詰める結果に。

     ミューチャリーは御神本訓史騎手を背に道中後方2番手から進めていき、最後は前が壁になるようなところもありながら、メンバー中最速の37秒1の脚を繰り出しました。レースを終えて最終レースに向かう際、御神本騎手はジャパンダートダービーのレース映像をもう一度見返していました。

     「4コーナーを回るまでは最高のリズムで運べましたが、4コーナーを回る時にかなり外にいってしまうので内をつく形になりました。ビデオを何回か見直したのですが、やはりあそこで外の選択は難しいので、レースなので今言ってもどうにもならないことですが、すんなり外を回ることができていれば、もう少し速い上がりは出たと思います。

     直線で窮屈になるところもあって、その際に馬を気にしていて、ゴール板を過ぎて2頭を交わした時にまたビュンと伸びたので、脚を余しているような感じでした」(御神本騎手)。

     脚質からどうしても展開に左右されるところは否めませんが、それでいながらも常に堅実に脚を使えるところは、この馬の能力の高さの表れでもあるでしょう。

     「あれだけの素質馬に真っ向勝負ができて、あの着差で戦えたことはすごく誇りに思うし立派だと思います。ポテンシャルは高くて真面目な馬ですし本当にいい仔ですよ」(御神本騎手)。


     東京ダービー馬ヒカリオーソ(父フリオーソ)、羽田盃馬ミューチャリー、無冠ながらも常に高いレベルで走り続けているウィンターフェル。今年のクラシック3強的存在の面々がそろって掲示板に入り、南関東を担っていく存在として、更なる成長を期待したいと思います。

     平成から令和へと時代を跨いだ今年の南関東クラシックロードが終わりました。


    <他陣営のコメント>

    2着 デルマルーヴル 戸崎圭太騎手
    「ゲートも出て折り合いもついてスムーズに運べました。直線を向いてから待つよりも早めに自分から仕掛けて動いていきましたが、勝った馬は強かったです。手前を替えないところもあって、まだ若さを残しているので、これからもっとよくなってくると思います」

    3着 ミューチャリー 同上参照

    4着 ウィンターフェル 森泰斗騎手
    「反抗心があったり、集団動物の本能がだいぶ残っているというか、馬を抜きたがらなくて先頭に立ちたくないタイプの馬です。今回は厩務員さんたちが調教を変えて工夫して乗ってくれて、レースでもいつもより後ろ目のポジションにつけたことで、最後も切れました。かなり乗り難しい馬ですが、力はあります。

    前走までは1周走るのも頭が高かったですが、今回はだいぶ頭は下がっていたし、集中力も増していたので、4コーナーでは一瞬勝てるかなと思ったくらいです。いい方に確実に向いているのは間違いありません。今後もこういう競馬の方がいいかもしれませんね」

    5着 ヒカリオーソ 山崎誠士騎手
    「東京ダービーよりも厳しいペースでしたが、それでも中央馬とやり合うにはこのくらいの走りをしないと。最初は逃げる予定ではなくて、できれば2番手くらいか、その後ろでもいいかなと思っていましたが、そもそものスピードがあるし、行くと思っていた馬が遅れたりしたので、ゲートを出てから逃げることを決めました。

    最後の直線で、クリソベリルに並ばれてからもハミをグッと取って根性のあるところを見せて踏ん張っていて、すごいと思います。抜かれてからは苦しくなりましたが。東京ダービー(優勝)もそうでしたが、思っていた以上に走ってくれる馬で、今回も前回より状態もパフォーマンスも上がっていました」

    6着 トイガー 宮崎北斗騎手
    「格上挑戦でしたが、馬が成長してくれていて、恥ずかしくない競馬で互角に戦ってくれたと思います。まだまだよくなる余地を残していて、厩舎もいい形で馬を作ってくれています。この先が楽しみです」

    7着 グリードパルフェ 笹川翼騎手
    「乗せて頂いたのは東京湾カップ以来ですが、馬はよくなっていたし、競馬も思ったような感じでいけたので、7着でしたがいい内容でした。勝負根性が強い馬で、力が出せれば崩れの少ないタイプです」

    8着 デアフルーグ 津村明秀騎手
    「いいポジションを取ってクリソベリルを見ながらいい流れで進めていけましたが……もう一度立て直します。初コースやナイターでも落ち着いて、それは問題ありませんでした」

    9着 ホワイトヘッド 本橋孝太騎手
    「状態はかなりよくなっていて、前よりもトモの蹴っぱりも強くなってきました。今後に向けては手応えのつかめる内容だったと思います」

    10着 ロードグラディオ ミルコ・デムーロ騎手
    「ペースは速かったですが、いいところにつけられました。一番の問題は距離ですね。2000mは長いです」

    11着 ドウドウキリシマ 真島大輔騎手
    「距離はマイルまでの方がもっと持ち味は生かせると思います。初コースだったので、物見をしていて少し戸惑っているようなところもありました」

    12着 メスキータ
    道中12番手から進めていくも伸び切れず。

    13着 サクセッサー 石崎駿騎手
    「指示通りに乗ることができました。折り合いもまあまあついて、ペースは問題なかったと思いますが、最後は一杯になってしまいました」

    14着 ナンヨーオボロヅキ 赤岡修次騎手
    「普段から大人しい馬なので、初物尽くしの中でも問題はありませんでした。ただ、メンバーは強すぎましたね。それでも、砂をかぶる競馬ができるのはわかったし、地方馬同士なら」
  • 回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
    21 令元 クリソベリル 牡3 川田 将雅
    20 平30 ルヴァンスレーヴ 牡3 M.デムーロ
    19 29 ヒガシウィルウィン 牡3 本田 正重
    18 28 キョウエイギア 牡3 戸崎 圭太
    17 27 ノンコノユメ 牡3 C.ルメール
    16 26 カゼノコ 牡3 秋山 真一郎
    15 25 クリソライト 牡3 内田 博幸
    14 24 ハタノヴァンクール 牡3 四位 洋文
    13 23 グレープブランデー 牡3 横山 典弘
    12 22 マグニフィカ 牡3 戸崎 圭太
    11 21 テスタマッタ 牡3 岩田 康誠
    10 20 サクセスブロッケン 牡3 横山 典弘
    9 19 フリオーソ 牡3 今野 忠成
    8 18 フレンドシップ 牡3 内田 博幸
    7 17 カネヒキリ 牡3 武 豊
    6 16 カフェオリンポス 牡3 柴田 善臣
    5 15 ビッグウルフ 牡3 武 豊
    4 14 ゴールドアリュール 牡3 武 豊
    3 13 トーシンブリザード 牡3 石崎 隆之
    2 12 マイネルコンバット 牡3 大西 直宏
    1 11 オリオンザサンクス 牡3 早田 秀治