重賞レース
第26回 ジャパンダートクラシック(JpnI)
- 2024年10月2日(水)
- 20:05発走

- レース
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優勝馬
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レースについて
レース概要羽田盃、東京ダービーと続いた「3歳ダート三冠競走」の最終戦で、レース名をジャパンダートダービーから改称、時期も10月に移設しての実施となります。三冠馬やクラシックホースの称号をかけた最後の戦いに、全国からトップクラスの3歳馬が集結し熱い火花を散らします。
<1着馬にJBCクラシックの優先出走権を付与>コース紹介4コーナーからゴールまでの直線部分が長い外回りコースを使用。発走地点はスタンド前の4コーナー付近で、400mほど先のゴールを一旦通過し、そのまま一周します。ダート競馬のチャンピオン・ディスタンスとされる距離のコースです。 -
高橋華代子の注目馬情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第26回 ジャパンダートクラシック(JpnI)>
(9月25日現在)
■サントノーレ
NARグランプリ2歳最優秀牡馬を受賞した実力馬です。大井移籍後も前哨戦の京浜盃で7馬身差V。骨折明けの戸塚記念も6馬身差をつける圧勝で、大一番へ弾みをつけました。
■サンライズジパング
武豊騎手とのコンビで3戦3勝。今年から交流重賞となった盛岡の不来方賞は3馬身差で差し切り、重賞初制覇を飾りました。勢いそのままに、初代チャンピオンの座を狙います。
■シンメデージー
無傷6連勝で西日本クラシックを制した高知生え抜きのスターホース。2走前の東京ダービーは地方最先着の4着となり、前走の西日本3歳優駿は2秒2の大差勝ちを収めました。
■フォーエバーヤング
JBC2歳優駿&全日本2歳優駿V後は、世界に挑みました。サウジダービー&UAEダービー優勝。前走のケンタッキーダービーはハナ+ハナ差の3着で、歴史的快挙まであと一歩でした。
■フジユージーン
無傷8連勝で東北優駿を制した岩手生え抜きの雄。スケールの大きな走りで、地元では6つの勲章を手にしています。交流重賞に初挑戦した前走の不来方賞は地方最先着の4着でした。
■ミッキーファイト
4戦のキャリアですが、未知の魅力がたっぷりです。イン3番手を進めた前走のレパードSは向正面で外に持ち出し、差し切り勝ち。1番人気に応えて重賞初勝利を収めました。
■ラムジェット
ユニコーンS優勝後に挑んだ前走の東京ダービーは直線抜け出し、6馬身差V。連勝を4に伸ばし、JpnⅠの称号を手にしました。いよいよフォーエバーヤングとの初対戦です!
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高橋華代子の重賞直前情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第26回 ジャパンダートクラシック(JpnI)>(9月30日現在)
調教追い切り動画はこちら
■サントノーレ
*大井 荒山勝徳 厩舎(小林) 牡3歳
*成績 9戦5勝2着0回
*重賞タイトル
戸塚記念(SI)(2024)
京浜盃(JpnII)(2024)
鎌倉記念(SII)(2023)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]北海道時代に遠征競馬で鎌倉記念を勝ち、全日本2歳優駿は地方最先着の3着。この年のNARグランプリ2歳最優秀牡馬を受賞しました。大井移籍初戦の雲取賞は3着。続く京浜盃は7馬身差の圧勝でしたが、翌日に骨折が判明し、無念の戦線離脱になりました。5か月半ぶりの実戦だった前走の戸塚記念は、3コーナーで先頭に立つと後続を引き離して6馬身差V。初めて手綱を取った笹川翼騎手は「エンジンや馬力がすごいので抑えるのに苦労しましたが、ペースも遅かったので。直線では遊ぶところもあって、未知の魅力がある馬です」と期待を寄せていました。
レース後は骨折した箇所も問題はなかったそうで、この大一番へ。荒山勝徳調教師は「前走後は楽をさせてケアをしたぶん、レース間隔が1か月半くらいは欲しかったですが、順調には進めてきました。毎日の調教もベースアップをしていますが、それにも耐えてくれています。気合乗りも良くなって、状態は上がっていますね。前走は掛かっているのではなく、サントにとってはペースが遅かったと思うので、中央馬が入った方がペースも流れてリズムよく運べるのかなと。一線級と、現状でどのくらいの走りをしてくれるか楽しみです」と話していました。昨年9月に船橋からデビューし、コツコツと走り続けてきました。今年1月に船橋で行われたインテリパワー・メモリアルは豪快に差し切って、自身2勝目をあげました。インテリパワーは2000年の川崎記念など重賞7勝をあげた地方競馬の雄です。この名馬の主戦が、クニノトキメキでタッグを組む張田京調教師&今野忠成騎手だったことでも感動を呼びました。その後はクラウンC、東京湾C、東京ダービーにも出走。重賞でのキャリアも重ねてきました。「前走後も順調です。レースはまだ本気で走っていないところがあるので、そこは今野騎手に託します。右回りの走りはいいので、相手は強いけど食らいついて頑張って欲しいですね」と張田調教師。
大井生え抜き馬で、昨年12月の南関東最後の2歳新馬戦に出走。前走はデビューから13戦目で待望の初Vをあげました。この勝利に嶋田幸晴調教師は「晩成の馬で、良くなるのは先だと思っていましたが、やっとこの時期に良くなってくれました。緩かった馬体もパンとしてきて、改善してきましたね」と笑顔。重賞初挑戦の舞台がこのJpnⅠになりますが、「追い切りもいい動きでした。ベストは1600mだと思いますが、押していかないと進んでいかないズブさもあるので、2000mもこなしてほしいです。気性的にもめげない馬で、最後まで一生懸命に走ってくれます。スーパースターが相手ですが、出るからには1頭でも多く負かしたいです」とエールを送りました。
北海道時代に2勝をあげ、昨年末から浦和へ移籍しました。南関東では3勝をあげ、3歳のオープンレースでも好走。道中4番手を追走した2走前の黒潮盃は6着でした。ここまでの勝ち星は全て3番手につけて押し切る内容ですが、「脚をためると最後に切れないので、惰性で行かせた方がいいタイプです。今回はこれまでと相手が違うし、前に行く馬も多いと思うので、仕掛けてまでもハナに行くことは考えていません。馬なりで競馬をさせてみて、どういう走りができるかですね。2000mはこれまでも経験しているので、そこは問題ないです」と藤原智行調教師。半姉は重賞9勝している女王のスピーディキックです(父タイセイレジェンド→アポロケンタッキー)
昨年9月に大井からデビューし、3戦目で勝ち上がりました。2000mに距離を延ばした東京ダービーチャレンジは2着。12番手から追走した東京ダービーは、最後に脚を伸ばして8着でした。レース後は北海道のシュウジデイファームでトレーニングを積み、8月下旬に帰厩。復帰初戦の前走は初古馬相手でしたが、4コーナーで先頭に立つと後続を引き離して5馬身差の完勝でした。パワーアップした走りに朝倉実調教師は「牧場で乗り込んでもらい、もともと良かった体幹もさらに良くなりました。力もついてきたと思います。強い馬と戦えば、もっと力もついてくると思うので、ひとつでも上の着順を目指したいですね。砂を嫌がるところがあるので、その辺は乗り役さんに任せます」とコメント。
<JRA所属馬の紹介>
■カシマエスパーダ
今年1月の3歳新馬は10番手から進めて4着でしたが、それ以降は走りが一変。未勝利、1勝クラス、鳳雛ステークス(リステッド)はいずれも4コーナー2番手から直線抜け出し、3連勝を飾りました。重賞初挑戦だった前走の不来方賞はハナを切って粘り込みを図りましたが、差されて2着。母は大井3戦3勝のカシマサミダレです。
■サトノエピック
デビューから3戦は芝で走り、勝ち星こそありませんが安定した成績は残してきました。4戦目からダートに転向し、未勝利&1勝クラスで連勝。重賞初挑戦だった2走前のユニコーンSと前走の東京ダービーは、いずれもラムジェットの2着となり、この路線での実力の高さは示してきました。リベンジの一戦で、初タイトルを狙います。
■サンライズジパング
デビューは芝ですが、2戦目からはダートへ。未勝利を勝った後はJBC2歳優駿に参戦し、フォーエバーヤングから0秒3差の2着でした。1戦を挟み、再び芝へ。ホープフルステークス3着、若駒ステークス(リステッド)優勝、皐月賞&東京優駿にも駒を進めました。前走の不来方賞は約9か月ぶりのダートでしたが差し切り、重賞初制覇。
■フォーエバーヤング
*JRA 矢作芳人 厩舎 牡3歳
*成績 6戦5勝2着0回
*重賞タイトル
UAEダービー(G2) (2024)
サウジダービー(G3)(2024)
全日本2歳優駿(JpnI)(2023)
JBC2歳優駿(JpnIII)(2023)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]昨年10月に京都の新馬戦を勝ち、JBC2歳優駿、全日本2歳優駿、サウジダービー、UAEダービーまで、無傷の5連勝を飾りました。アメリカ最高峰のケンタッキーダービーは勝ち馬のミスティックダンからハナ+ハナの3着。日本馬の最高着順で、歴史的偉業までもう一歩でした。世界にその名をとどろかせてから5か月、秋初戦を迎えます。
■ポッドロゴ
3戦目に芝からダートへ転向し、適性の高さを見せています。ここ5戦は全て3着以内という安定感のある走り。2勝クラスまで勝ち上がり、いよいよ重賞の舞台に挑みます。祖母のエミーズスマイルは船橋からJRAの桜花賞に駒を進めた馬で、伯母のエミーズパラダイスは2012年のロジータ記念の覇者というゆかりのある血統です。
■ミッキーファイト
デビューから2連勝を飾り、ラムジェットやサトノエピックらを抑えて1番人気の支持を集めたユニコーンSは3着。前走のレパードSはキッチリと差し切り、重賞2度目の挑戦で初の勲章を手にしました。今回が5戦目という未知の魅力にあふれた素質馬。戸崎圭太騎手にエスコートをされて、初代チャンピンの座を目指します。
■ラムジェット
*JRA 佐々木晶三 厩舎 牡3歳
*成績 7戦5勝2着0回
*重賞タイトル
東京ダービー(JpnI)(2024)
ユニコーンS(GIII)(2024)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]2走前のユニコーンSは直線で力強く抜け出し、重賞初挑戦Vを果たしました。前走の東京ダービーも余裕たっぷりに後続を突き放し、6馬身差をつけて圧勝。連勝を4に伸ばした勢い抜群の国内3歳ダートチャンピオンが、フォーエバーヤングと戦います。祖母は2009年から11年にかけて交流重賞7勝したラヴェリータです。
<他地区馬の紹介>
■シンメデージー
*高知 打越勇児 厩舎 牡3歳
*成績 8戦7勝2着0回
*重賞タイトル
西日本3歳優駿(2024)
西日本クラシック(2024)
土佐春花賞(2024)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]高知生え抜き馬。デビューから無傷の6連勝で園田の西日本クラシックを制しました。東京ダービーは4コーナーで、強力なJRA勢に食らいつく力走で、地方最先着の4着。吉原寛人騎手も「一瞬、夢を見ました」と話し、地方屈指の実力を見せつけました。金沢で行われた前走の西日本3歳優駿は後続に2秒2の大差をつける貫録勝ち。
■フジユージーン
*岩手 瀬戸幸一 厩舎 牡3歳
*成績 9戦8勝2着0回
*重賞タイトル
東北優駿(M1)(2024)
ダイヤモンドカップ(M1)(2024)
スプリングカップ(M2)(2024)
南部駒賞(M1)(2023)
ネクストスター盛岡(M1)(2023)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]岩手生え抜き馬。2走前の東北優駿は3コーナー手前で先頭に立つと持ったままで後続を引き離し、2秒1の大差で無傷の8連勝を果たしました。JRA勢との初対戦だった前走の不来方賞は地方最先着の4着。さかのぼれば、東京ダービーに挑戦するプランもありましたが、怪我のために自重。いよいよ岩手の新たな怪物が、全国の舞台へ!
■ブラックバトラー
*北海道 田中淳司 厩舎 牡3歳
*成績 10戦3勝2着3回
*重賞タイトル
北斗盃(H3)(2024)
ブリーダーズゴールドジュニアカップ(H2)(2023)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]北海道生え抜き馬。デビューから2連勝でブリーダーズゴールドジュニアCを制しました。のちに重賞を勝つ豪華メンバーを抑えてのもの。それ以降もハイレベルな舞台で戦い、サンライズC2着、JBC2歳優駿は地方最先着の3着でした。今年は1冠目の北斗盃を制し、北海優駿&王冠賞は僅差の2着。大井遠征は京浜盃以来となります。
*ジャパンダートクラシックの情報は、南関魂でもお伝えしていきます!
第26回 ジャパンダートクラシック(JpnI)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)
■サントノーレ 小林9/27坂路 2F 22.6秒 200m-11.6秒 ■クニノトキメキ 船橋9/28右稍 1000m-69.6秒 800m-52.9秒 600m-39.2秒 ■クルーミーズクライ 大井9/27良 1000m-69.6秒 800m-54.2秒 600m-39.4秒 ■ケンタッキースカイ 浦和9/27良 800m-52.3秒 600m-39.1秒 ■ポンドボーイ 大井9/28稍 1000m-67.5秒 800m-52.6秒 600m-37.9秒 ■カシマエスパーダ 美浦9/29坂路 800m-55.0秒 600m-40.5秒 200m-13.1秒 ■サトノエピック 美浦9/29W稍 1000m-71.8秒 800m-54.8秒 600m-39.4秒 200m-12.0秒 ■サンライズジパング 栗東9/27坂路 800m-53.5秒 600m-38.7秒 200m-12.1秒 ■フォーエバーヤング 栗東9/29坂路 800m-56.0秒 600m-40.8秒 200m-12.6秒 ■ポッドロゴ 栗東9/29坂路 800m-52.1秒 600m-37.9秒 200m-12.9秒 ■ミッキーファイト 美浦9/29坂路 800m-56.0秒 600m-41.4秒 200m-13.2秒 ■ラムジェット 栗東9/29CW良 7F 99.0秒 1000m-66.2秒 800m-50.8秒 600m-36.4秒 200m-11.3秒 ■シンメデージー 高知9/26稍 800m-50.1秒 600m-37.9秒 200m-12.4秒 ■フジユージーン 水沢9/27良 1000m-64.4秒 800m-48.8秒 600m-35.7秒 200m-12.3秒 ■ブラックバトラー 門別9/28坂路 600m-36.7秒 200m-12.7秒 -
高橋華代子のレースレポート
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第26回 ジャパンダートクラシック(JpnI)>
優勝インタビュー動画はこちら
10月2日に大井競馬場で行われたダート三冠最終戦のジャパンダートクラシック。クライマックスにふさわしい超豪華メンバーが全国から集結しました。特別仕様の装飾に彩られた場内には1万6792人のファンが押し寄せ、大盛り上がり。特別な1日であることを実感させられました。
海外遠征をしてきたフォーエバーヤングが、昨年12月の全日本2歳優駿V以来となる約10か月ぶりの国内での戦い。サウジダービー、UAEダービーを制し、ケンタッキーダービーはハナ+ハナ差の3着で、日本馬歴代の最高着順となった世界トップレベルの実力馬が、大井競馬場に初登場しました。
道中は逃げるカシマエスパーダを見る形で2番手につけていくと、4コーナーで先頭に立ち、押し切り勝ち。単勝1.7倍の断然人気に応え、重賞5勝目としました。タイムは2000m2分4秒1(良)。
1枠1番からの競馬に坂井瑠星騎手は「内でもまれるのが嫌だったので、ハナに行ってもいいなとは思っていましたが、2番手に切り替えてリズムよく走ってくれました。素晴らしいメンバーがそろっていて、いつ(後ろから)来るかわからないので、最後まで油断をしないようにしっかり追いました」と振り返りました。
1馬身1/4差の2着は外から伸びてきたミッキーファイト、さらに5馬身差遅れた3着には3番手から進めたサンライズジパング。4着は東京ダービー馬ラムジェットで二冠はならず、5着は地方最先着の高知から参戦したシンメデージーでした。
フォーエバーヤングは国内負けなしのまま3歳最強を証明。当初からの予定通り、アメリカのブリーダーズCクラシック(11月2日、デルマ―)に参戦予定とのこと。
矢作芳人調教師は「(海外遠征後は)非常に疲れていたので、回復に手間取って、正直なところ8分程度にしか仕上げられませんでした。戦ってきた経験値が違うと自信は持っていましたが、よく勝ち切ってくれました。 ケンタッキーダービーというすごい舞台を経験しているので、非常にどっしりとして落ち着いて、周りの馬を威圧するような、素晴らしい馬だと思っています」とコメント。
なお、矢作調教師と坂井騎手は大井がゆかり深い場所であることはあまりにも有名です。矢作調教師は父が調教師だった矢作和人さん、坂井騎手は父が坂井英光調教師。
生まれ育った場所で行われた記念すべきレースで勝利を飾った矢作調教師は、「大井を盛り上げたいという気持ちがあったので、結果を出せて本当にうれしいです。大井が盛り上がることも何よりの喜びです。もっともっと強い馬になるように努力していきますので、フォーエバーヤング、矢作厩舎、そして大井競馬場をよろしくお願いします」と力を込めました。
<他陣営のコメント>
2着 ミッキーファイト 戸崎圭太騎手
「前走より状態は良く、緩さはある馬ですが、その辺も良くなっているなと思いました。スタートはちょっと良くなかったですが、展開的にはいいところにいて、いい流れにはなりました。最後も手応えがあったので、もしかしたらと思いましたが、相手はそこからひと伸びをして、強かったですね。先につながる競馬にはなったので、これからも楽しみです」
3着 サンライズジパング 武豊騎手
「思ったよりも前の位置を取れて、いい形になりました。右回りはコーナーでスピードが落ちるので、左回りのほうがいいですね」
4着 ラムジェット 三浦皇成騎手
「思ったよりもゲートは出てくれてポジションも取れたので、あとはリズム重視でと思いましたが、今日はずっと促しながらの競馬になりました。4コーナーからスピードアップしてからの差が出ましたね。馬体も成長して、返し馬から跳びもすごく良かったです。まだ良くなるので、順調に育って欲しいです」
5着 シンメデージー 吉原寛人騎手
「できればいい位置を取りたいと思っていましたが、前がちょっとやり合う感じになって、先行争いには参加しないで馬のリズムを優先しました。上がりの脚を使ってくれるのはわかっていたので、今日はどれぐらい使ってくれるかなと思ったら、しっかり最後まで使ってくれました。前に行っても後ろから行っても、しっかり脚を使ってくれます。レースセンスというか、そういうポテンシャルの高い馬だと思います。今日のメンバーでいちばん小さかったと思うんですけど、立派な走りでしたね」
6着 カシマエスパーダ 田邊裕信騎手
「自分のペースで競馬を作れました。この距離も悪くはありませんが、大舞台で勝ち切るにはもう少し短いほうがいいと思います」
7着 サントノーレ 笹川翼騎手
「フォーエバーヤングの後ろを取れたのは良かったですが、追いかけたぶん、脚色がいっぱいになりました。勝負した結果がこの着順です。現状の持てる力は出せたんじゃないかなと、自分の中では悔いはないです。最後の脚の上がり方をみると、このくらいのメンバーであのくらいついていくと、長いかもしれません。これから中央馬を相手にやってくれる馬だと期待しています」
8着 ポンドボーイ 本田正重騎手
「頑張ってくれて、思い通りの競馬はできました。これで休養に行くようなので、帰ってきたら楽しみです」
9着 ポッドロゴ 松山弘平騎手
「大外枠は厳しかったですが、強い相手によく頑張ってくれたと思います」
10着 フジユージーン 森泰斗騎手
「勝負にいったポジションです。厳しい流れの中でも頑張っていたし、もうランク上がありそうな馬なので、来年も楽しみだと思います」
11着 ブラックバトラー 矢野貴之騎手
「スタートが出ないですね。流れに乗れず終わってしまいました。申し訳ないです」
12着 ケンタッキースカイ 菅原涼太騎手
「自分のペースでという指示で、馬なりで進めましたが、周りが速くてついていけませんでした。力のある馬ですし、すごくいい経験になったので、今後に生かしたいです」
13着 サトノエピック
重賞初Vを目指しての参戦。道中は5番手を追走しましたが、勝負どころで伸び切れませんでした。
14着 クルーミーズクライ 安藤洋一騎手
「メンバーは強かったですが、これを生かして、また自己条件で頑張りたいです」
15着 クニノトキメキ 今野忠成騎手
「ポツンと1頭になると気の難しさを出しました」
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回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手 26 令6 フォーエバーヤング 牡3 坂井 瑠星 25 5 ミックファイア 牡3 御神本 訓史 24 4 ノットゥルノ 牡3 武 豊 23 3 キャッスルトップ 牡3 仲野 光馬 22 2 ダノンファラオ 牡3 坂井 瑠星 21 令元 クリソベリル 牡3 川田 将雅 20 平30 ルヴァンスレーヴ 牡3 M.デムーロ 19 29 ヒガシウィルウィン 牡3 本田 正重 18 28 キョウエイギア 牡3 戸崎 圭太 17 27 ノンコノユメ 牡3 C.ルメール 16 26 カゼノコ 牡3 秋山 真一郎 15 25 クリソライト 牡3 内田 博幸 14 24 ハタノヴァンクール 牡3 四位 洋文 13 23 グレープブランデー 牡3 横山 典弘 12 22 マグニフィカ 牡3 戸崎 圭太 11 21 テスタマッタ 牡3 岩田 康誠 10 20 サクセスブロッケン 牡3 横山 典弘 9 19 フリオーソ 牡3 今野 忠成 8 18 フレンドシップ 牡3 内田 博幸 7 17 カネヒキリ 牡3 武 豊 6 16 カフェオリンポス 牡3 柴田 善臣 5 15 ビッグウルフ 牡3 武 豊 4 14 ゴールドアリュール 牡3 武 豊 3 13 トーシンブリザード 牡3 石崎 隆之 2 12 マイネルコンバット 牡3 大西 直宏 1 11 オリオンザサンクス 牡3 早田 秀治