重賞レース

第64回 大井記念(SI)

  • 2019年5月22日(水)
  • 20:10発走
第63回優勝馬:リッカルド号

レース名は、1950年の大井競馬場開設に由来します。2013年までは、国内でもっとも長い2,600mで争われるダート重賞でしたが、2014年からは6月の帝王賞のステップレースとして、距離を2,000mに変更。昨年にはグレードを「SII」から「SI」に格上げして実施しています。
<上位2頭に帝王賞の優先出走権を付与>

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    <第64回 大井記念(SI)>

    サウンドトゥルー
    中央ダート界の雄が現在は南関を盛り上げています。金盃は移籍後初勝利。前走のブリリアントカップ(8着)は案外な結果に終わりましたが巻き返しは必至。

    センチュリオン
    昨年のマーチS優勝馬。南関移籍初戦の武蔵国オープンは3番手から早め先頭に立つ内容で快勝したばかり。これからこの路線でどんな存在になっていくでしょう。

    タービランス
    3年前の羽田盃馬で、2走前の報知グランプリカップはそれ以来となる2年10か月ぶりの重賞制覇。前走ブリリアントカップは優勝馬キャプテンキングにクビ差の2着。

    ヒガシウィルウィン
    2年前のNARグランプリ年度代表馬などを受賞した地方生え抜きの大将。最近はあと一歩で涙を呑んでいますが、南関同士では掲示板を外さず抜群の安定感を誇ります。

    リッカルド
    昨年の大井記念優勝。中央から移籍後、飛ぶ鳥を落とす勢いで1400mから2000mの距離で重賞4連勝を飾りました。今回はリセットしリフレッシュ放牧明け。

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    <第64回 大井記念(SI)>

    (5月20日現在)

    調教インタビュー動画・調教追い切り動画はこちら

    ■タービランス
    *浦和 水野貴史 厩舎 牡6歳
    *成績 20戦11勝2着5回
    *重賞タイトル
     報知グランプリカップ(SIII)(2019)
     羽田盃(SI)(2016)
     京浜盃(SII)(2016)
     サンライズカップ(H2)(2015)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     3年前の羽田盃馬。北海道と南関東で走っている馬ですが、再移籍以降3戦を走り、どのレースもすばらしいパフォーマンスを見せています。

     報知オールスターカップは優勝したヤマノファイトからハナ差の2着。続く、報知グランプリカップは快勝。前走のブリリアントカップは超豪華メンバーが集った中、優勝したキャプテンキングからクビ差の2着。遡ってみても、デビューしてから中央遠征とダートグレード競走以外は一度も4着以下がありません。

     前走後はここを目標に取り組んできたそうで、5月17日の浦和競馬場で実施された最終追い切りもパワフルな動きを見せていました。

     調教パートナーの寺島憂人騎手は、「前よりも真面目になってきて、1頭でもこれだけ動けるようになりました。競馬で抜け出すとフワフワするところがあるので、直線もしっかり追うように心がけました。跳びもいいし乗っていても疲れない安定した乗り味の馬です」(寺島騎手)。

     この大井記念も抜群の安定感からどんな走りを見せるでしょうか。今回は主戦の森泰斗騎手が騎乗します。

     「前走は最後に差されてしまいましたが、重賞を連勝している馬とマッチレースができたのはよかったと思います。今回も同じ走り慣れたコースですし、距離も問題はありません。力を毎回出してくれる馬なので好レースを期待しています」(水野貴史調教師)。

     担当は新潟時代にロバリーハートやイブキクラッシュなどを手掛けた横山厩務員です。

    ■センチュリオン
    *浦和 小久保智 厩舎 牡7歳
    *成績 29戦9勝2着6回
    *重賞タイトル
     マーチS(GIII)(2018)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     現在の南関東は中央からやって来た馬たちが重賞レースでも多く活躍しています。今回はセンチュリオンが南関重賞初挑戦。昨年のマーチS覇者で、白山大賞典2着、名古屋グランプリ4着など、ダートグレード競走で活躍してきました。

     南関東初戦は前走の武蔵国オープン(浦和・2000m)で、3番手から進め、4コーナー手前から先頭に立ってそのまま押し切る貫禄勝ち。

     その後はこの大井記念に向けてトレーニングを続けてきたそうです。調教パートナーで元騎手の橋尚也厩務員は、「素直で乗りやすい馬ですね。普段はとぼけるようなところもあって実戦型です。一度使ったことで跳びも素軽くなってスッキリしました。浦和よりも大井の広いコースの方が走りやすいと思います」(橋厩務員)。

     これからセンチュリオンが南関重賞戦線においてどんな存在になっていくのでしょうか。

     「前走はそこまでビッシリ仕上げたつもりではなかったですが完勝でしたね。道中もフワフワ遊んでいる感じでした。右回りの方が手前の替え方もスムーズなので、もっといいパフォーマンスを見せられると思います。最終追い切りは軽い動きで上積みを感じます」(小久保智調教師)。

     担当はサトノタイガーなどの池田厩務員です。

     小久保厩舎は昨年の東京記念の覇者シュテルングランツと2頭出し。

    ■サウンドトゥルー
    *船橋 佐藤裕太 厩舎 セ9歳
    *成績 55戦11勝2着11回
    *重賞タイトル
     金盃(SII)(2019)
     JBCクラシック(JpnI)(2017)
     チャンピオンズカップ(GI)(2016)
     東京大賞典(GI)(2015)
     日本テレビ盃(JpnII)(2015)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     ダートグレード競走のトップで走り続けてきたビッグネーム、サウンドトゥルー。中央から南関に移籍以降は4戦を走り、金盃は移籍後初勝利を挙げて、自身にとって久しぶりの肩掛けを獲得しました。後方2番手から進出し、最後に差し切る圧巻の内容。

     「今年9歳ですが、体のハリはあるし馬は若いですね」と、ナイキマドリードやスアデラなどを手掛けてきた舟山厩務員。

     しかし、前走のブリリアントカップは1番人気に推されていましたが、まさかの8着。最後方から進出していくも……。

     「最近は長丁場で後ろから差す競馬をしてきたので、1800mの流れになってペースに乗り切れていないように思いました。もう少し前の競馬をイメージしていたのですが、あの後ろからでは厳しかったです」(佐藤裕太調教師)。

     その後は仕上げの部分も見つめ直して、いつも以上の調教を積んできたそうですが、負荷をかけてもへこたれないタフさで、ここに向けてきたそうです。

     「前走は不完全燃焼だったので、この馬らしい走りを見せたいですね。今回はもう少し前目を意識した競馬にはなると思います。サウンドトゥルーとリッカルドの2頭が走りますが、どちらにも勝って欲しいです」。

    ■ヒガシウィルウィン
    *船橋 佐藤賢二 厩舎 牡5歳
    *成績 25戦8勝2着10回
    *重賞タイトル
     サンタアニタトロフィー(SIII)(2018)
     ジャパンダートダービー(JpnI)(2017)
     東京ダービー(SI)(2017)
     京浜盃(SII)(2017)
     ニューイヤーカップ(SIII)(2017)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     2年前のNARグランプリ年度代表馬などを受賞したヒガシウィルウィン。地方生え抜きのトップホースとして活躍を続けています。

     改めてヒガシウィルウィンの戦績を見てみました。北海道時代から含めて25戦を走り、着外はダートグレード競走G1&Jpn1の2戦のみで、あとは掲示板を外していません。どんな相手とでもどんな条件でも堅実に走り続けるところも、この馬の強さです。

     前走のブリリアントカップは2番人気に推されながらも4着に敗れました。

     「道中は力んで走っていて、3コーナーでは苦しがって内にささっていました。勝負所から真っすぐに走ってくれていればまた違ったと思います。ハミ受けは簡単に直せるものではありませんが、この中間はその部分を本田君(本田正重騎手)にも伝えて、ハミ受けを課題に置いてきました。

     最終追い切りの時計はもう少し出てもよかったですが、動きもよかったし、状態自体は悪くはありません。内に入ると伸びきれないところがあるので、大外に出してでも外から上がってくることができるように、恥ずかしくない競馬をさせたいです」(佐藤賢二調教師)。

     担当はトラバージョなどの秀島厩務員。

    ■リッカルド
    *船橋 佐藤裕太 厩舎 セ8歳
    *成績 43戦10勝2着7回
    *重賞タイトル
     大井記念(SI)(2018)
     ブリリアントカップ(SIII)(2018)
     フジノウェーブ記念(SIII)(2018)
     報知グランプリカップ(SIII)(2018)
     エルムS(GIII)(2016)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     昨年は中央から南関東に移籍し、報知グランプリカップを皮切りに、フジノウェーブ記念、ブリリアントカップ、大井記念と重賞4連勝。帝王賞(4着)やエルムS(6着)以降は、南関勢とのレースでももう一歩の結果だったため、放牧休養に出されました。

     4月上旬に帰厩。今年8歳になり、芦毛の馬体は以前よりも白さを増したように見えました。「乗り込み量は十分です。休む前は疲れもありましたが、今はリフレッシュして、いい頃の状態に戻ってきていると思います」と、アブクマポーロなども手掛けた楠厩務員は言っていました。

     昨年の大井記念は5番手内目から、最後の直線で外に持ち出すと、ライバルたちを一気に抜き去って、2着のサブノクロヒョウに3馬身差をつける圧勝でした(勝ちタイムは2000m2分6秒2.良)。昨年とはここまでの過程は違いますが、今年はどんな強さを見せるでしょうか。

     「最終追い切りではリッカルドらしい走りはできていますが、間隔が空いた分や2000mもこの馬には長いように思います。地力の高さで連覇を飾って欲しいです」(佐藤裕太調教師)。

    *大井記念の情報は、南関魂でもお伝えしていきます!

    第64回 大井記念(SI)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)

    ■タービランス
    浦和5/17本馬場良 1000m-67.9秒 800m-50.1秒 600m-36.6秒 一杯追
    ■センチュリオン
    浦和5/17本馬場良 1000m-68.3秒 800m-51.1秒 600m-37.9秒 末強めに
    ■サウンドトゥルー
    船橋5/18右良 1200m-81.9秒 1000m-63.4秒 800m-48.3秒 600m-36.3秒 強めに
    ■ヒガシウィルウィン
    船橋5/18右良 1200m-78.7秒 1000m-63.1秒 800m-50.0秒 600m-38.0秒 末一杯追
    ■リッカルド
    船橋5/18右良 1200m-81.7秒 1000m-63.3秒 800m-49.4秒 600m-37.4秒 強めに
  • 高橋華代子のレースレポート

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  • 回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
    63 平30 リッカルド セ7 矢野 貴之
    62 29 ウマノジョー 牡4 山本 聡哉
    61 28 ケイアイレオーネ 牡6 的場 文男
    60 27 プレティオラス 牡6 本橋 孝太
    59 26 サミットストーン 牡6 石崎 駿
    58 25 フォーティファイド 牡8 御神本 訓史
    57 24 トーセンルーチェ 牡6 張田 京
    56 23 マズルブラスト 牡9 戸崎 圭太
    55 22 セレン 牡5 石崎 隆之
    54 21 ライジングウェーブ 牡6 酒井 忍
    53 20 コウエイノホシ 牡5 坂井 英光
    52 19 マズルブラスト 牡5 張田 京
    51 18 エイシンチャンプ 牡6 内田 博幸
    50 17 ケージーチカラ 牡5 的場 文男
    49 16 サンデーバニヤン 牡4 鷹見 浩
    48 15 ネームヴァリュー 牝5 石崎 隆之
    47 14 ゴールドマイニング 牡5 一ノ瀬 亨
    46 13 ドラールアラビアン 牡6 的場 文男
    45 12 イナリコンコルド 牡5 内田 博幸
    44 11 ゴールドヘッド 牡4 的場 文男
    43 10 カワノスパート 牡5 的場 文男
    42 9 アブクマポーロ 牡5 石崎 隆之
    41 8 パルブライト 牝4 石崎 隆之
    40 7 ホウエイコスモス 牡4 高橋 三郎
    39 6 ノーブルウイナー 牡6 佐々木 洋一
    38 5 ハシルショウグン 牡5 的場 文男
    37 4 ハシルショウグン 牡4 的場 文男
    36 3 アーデルジーク 牡4 鈴木 啓之
    35 2 ダイコウガルダン 牡5 高橋 三郎
    34 平元 アラナスモンタ 牡5 高橋 三郎
    33 昭63 チヤンピオンスター 牡4 桑島 孝春
    32 62 ダツシユホウシヨウ 牡4 的場 文男
    31 61 テツノカチドキ 牡6 佐々木 竹見
    30 60 テツノカチドキ 牡5 佐々木 竹見
    29 59 ポートテンユウ 牡5 西川 栄二
    28 58 ミサキネバアー 牡4 的場 文男
    27 57 フルイチエース 牡4 石川 綱夫
    26 56 タイムリーヒツト 牡4 高橋 三郎
    25 55 カツアール 牡4 高橋 三郎
    24 54 グランドカイザー 牡5 高橋 三郎
    23 53 ホープランサー 牡4 佐々木 忠昭
    22 52 アグネスチカラ 牡5 高柳 恒男
    21 51 チユウオキヤプテン 牡5 赤間 清松
    20 50 マルイチダイオー 牡4 角田 次男
    19 49 ジユラク 牡5 佐々木 竹見
    18 48 マルイチキング 牡4 角田 次男
    17 47 フジズイコウ 牡5 岡部 正道
    16 46 ロイヤルワラビ 牡4 佐々木 竹見
    15 45 アポスピード 牡4 高橋 三郎
    14 44 ヨシミジユニアー 牡5 松浦 備
    13 43 ヤシマナシヨナル 牡4 渥美 忠男
    12 42 アオイライコー 牡7 渥美 忠男
    11 41 ブラツクメイジ 牡5 高橋 三郎
    10 40 オーシヤチ 牡5 岡部 盛雄
    9 39 コクユウ 牡4 宮下 紀英
    8 38 ユキロウ 牡5 宮下 哲朗
    7 37 ミナトフブキ 牡5 佐々木 竹見
    6 36 ダイニコトブキ 牡6 須田 茂
    5 35 エータイム 牡5 佐々木 國廣
    4 34 ユウセイ 牡5 鈴木 冨士雄
    3 33 オートネ 牡5 須田 茂
    2 32 ケンチカラ 牡5 小筆 昌
    1 31 ブゼントシユキ 牡5 荒山 徳一