重賞レース

第11回 勝島王冠(SII)

  • 2019年12月4日(水)
  • 20:10発走
第11回優勝馬:モジアナフレイバー号

レース名称はTCKの所在地(品川区勝島)に由来します。年末の東京大賞典へのステップレースとして2009年に準重賞から重賞となり、さらに昨年からはグレードを「SIII」から「SII」格上げ。これまで以上に、南関東の有力馬がひしめく、ハイレベルで注目度の高いレースとなりました。
<優勝馬に東京大賞典の優先出走権を付与>

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    南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中

    <第11回 勝島王冠(SII)>
    (11月25日現在)

    ノンコノユメ
    中央時代はフェブラリーSやJDDなどを優勝。この夏から南関東へ移籍し、サンタアニタトロフィーは地力の高さを見せつけました。1800m外回りはプラス。

    モジアナフレイバー
    南関東生え抜きの星で、昨年の勝島王冠と今年の大井記念を制覇。前走の南部杯は初物尽くしの中でも僅差の4着に入り、今後に向けても夢を広げた一戦でした。

    サウンドトゥルー
    チャンピオンズカップや東京大賞典、JBCクラシックなどを制してきたダート界の雄。昨年末から南関東の一員となり、今年の金盃を勝利。今回は放牧休養明け。

    グレンツェント
    中央時代はレパードSと東海Sを優勝。前走のマイルグランプリは南関東初戦でしたが、1着馬から0.3秒差の2着で、これからがとても楽しみな内容でした。

    リコーワルサー
    南関東生え抜きで、2年前の鎌倉記念覇者。ここ2戦は中央芝に挑戦し、着順以上に内容のある走りを見せてきました。ダートに戻り、どんな走りをするか楽しみです。

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    <第11回 勝島王冠(SII)>

    (12月2日現在)

    調教インタビュー動画・調教追い切り動画はこちら

    ■モジアナフレイバー
    *大井 福永敏 厩舎(小林) 牡4歳
    *成績 12戦7勝2着0回
    *重賞タイトル
     大井記念(SI)(2019)
     勝島王冠(SII)(2018)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     大井・南関東生え抜き期待の星モジアナフレイバー。10月14日に盛岡競馬場で行われた南部杯JpnⅠは、強豪中央馬たちを相手に4着でした。優勝したサンライズノヴァからは0.6秒差、3着だったゴールドドリームとは0.1秒差。

     ちょうどこの時期に大井競馬場ではマイルグランプリが実施されました。慣れている大井競馬場のレースで南関同士の戦いだけに、出走していればもちろんのこと有力候補だったでしょう。

     しかし、昨年の東京大賞典(優勝したオメガパフュームから2秒2差の9着)から今年の帝王賞(同じくオメガパフュームから1秒1差の5着)の内容で、馬主様と厩舎サイドは、中央馬と対戦してもっともっと強くなって欲しいという意向から、南部杯への挑戦に至ったそうです。

     南部杯は、大井競馬場以外での初めての競馬、初長距離輸送、初コース、初左回り、初坂など、全てが初物尽くし。繁田健一騎手を背に、スタートはこの馬なりに決めて5番手を追走。勝負所から進出して、4コーナーではかなり外を回る形になりましたが、それでも中央馬に食らいつく内容。興奮したファンの皆さんも多かったでしょう。

     レース後に繁田騎手にお話しを聞いたところ、左回りが初めての分、道中はずっと外にもたれて走り、最後にちょっと止まってしまったのは、向正面から手前を替えていなかったとのこと。モジアナ自身はどんどん強くなっていて、走りっぷりもすごくよくなっているということでした。

     ずっと外にもたれて、向正面から手前を替えず、4コーナーでは外を回っての、中央馬たちとのあの着差……。もちろん勝つのが一番の世界ですが、モジアナフレイバーの強さを改めて感じ、生え抜き馬が再びG1&JpnⅠを取るシーンが夢じゃないところまできていることを、改めて感じさせてくれました。

     それ以降は、東京大賞典に直行するプランもありましたが、この勝島王冠へ。

     「レース後は疲れを取ることを優先にしてきて、最終追い切りもモジアナらしい走りだったと思います。次の東京大賞典に向かっていく以上、去年よりも斤量を背負う立場になりましたが、ここはきちっとした競馬をしたいです」(福永調教師)。

    ■ノンコノユメ
    *大井 荒山勝徳 厩舎(小林) セ7歳
    *成績 31戦9勝2着4回
    *重賞タイトル
     サンタアニタトロフィー(SIII)(2019)
     フェブラリーS(GI)(2018)
     根岸S(GIII)(2018)
     東京中日スポーツ杯武蔵野S(GIII)(2015)
     ジャパンダートダービー(JpnI)(2015)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]
    ■リコーワルサー
    *大井 荒山勝徳 厩舎(小林) 牡4歳
    *成績 16戦4勝2着3回
    *重賞タイトル
     鎌倉記念(SIII)(2017)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     大井のリーディング・荒山勝徳厩舎<小林>は、楽しみな2頭出し。中央時代にダート戦線でビッグレースを勝ってきたノンコノユメと、生え抜き馬として重賞を制し、ここ2戦は芝のレースに挑戦してきたリコーワルサーです。

     ノンコノユメは南関東に移籍以降も、高いレベルで走りながら馬券圏内を外していません。

     移籍緒戦の帝王賞は、陣営が手探りなところがありながらも、優勝したオメガパフュームから0.2秒差の3着。続くサンタアニタトロフィーは、この馬には忙しいと言われていたマイルの内回りコースでも力でねじ伏せる形で優勝。状態が途上であることを陣営が公言していた日本テレビ盃は3着。

     そして、前走のマイルグランプリもこの馬には決して向く条件ではない中で、後方から猛追しての3着。

     この時にコンビを組んだ御神本訓史騎手は、「初めて乗せてもらったので何とも言えないですが、時計も速かったし、うまくは走ってくれたと思います。最後の脚だけを使わせようと思って乗ったので最後は伸びてくれましたが、マイルの馬ではないですね」と振り返っていました。(今回は真島大輔騎手騎乗)。

     この勝島王冠の1800m外回りコースはプラス材料で、モジアナフレイバーよりも1キロ軽く57キロでの出走。

     一方、リコーワルサーは先ほども書いたように、芝に挑戦した後の一戦。

     「富士S(16着)の時に乗ってくれた内田(内田博幸騎手)からは、思いのほか後ろからの競馬になって、両サイドからのプレッシャーもあったそうです。それでも、最後はもう少し伸びてこれそうないい手応えだったそうですが、坂の入り口で躊躇してしまったことは言っていました」(荒山調教師)とのことで、もちろん勝つのは一番ですが、2戦とも着差以上の走りでした。

     去年の勝島王冠は斤量も味方につけての3着。2着だったヒガシウィルウィンにはハナ差(優勝はモジアナフレイバー)。

     「(ノンコノユメは)状態はいい意味で維持していますし、条件的には1800mの外回りになるのもいいと思います。フルゲートなのでさばけるかなというのは気がかりですが、地力の高さに期待ですね。この後の東京大賞典に向けてもここはしっかりいい走りをして欲しいです。

     (リコーワルサーは)最初の芝よりも2回目の芝の方が疲れは出たのでケアをしてきましたが、その分、かわいがりすぎて最終追い切りは馬が太く見えた分、直線でササって苦しそうにしていたので、このひと追いで締まってくれればと思っています。獣医師さんは心臓面の問題はないと言ってくれました。

     1800mよりもマイルの方が持ち味は発揮できると思いますが、このくらいは持って欲しいですね」(荒山調教師)。

    ■サウンドトゥルー
    *船橋 佐藤裕太 厩舎 セ9歳
    *成績 57戦11勝2着11回
    *重賞タイトル
     金盃(SII)(2019)
     JBCクラシック(JpnI)(2017)
     チャンピオンズカップ(GI)(2016)
     東京大賞典(GI)(2015)
     日本テレビ盃(JpnII)(2015)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     中央時代に多くのビッグレースを勝ってきたダート界の雄サウンドトゥルー。南関東の一員になって1年になろうとしています。

     昨年の金盃は後方から進出していき、逃げていたシュテルングランツをゴール前に差し切る内容で、約1年3か月ぶりの勝利を挙げました。それ以降は勝ち星に恵まれず、6月の帝王賞(7着)後は放牧休養に入りました。

     最初の1か月はリフレッシュに徹し、それ以降は緩めることなく乗り込んできたそうで、今回は休み明けとは言っても乗り込み量は豊富とのこと。

     11月初旬に船橋競馬場へ帰厩後は、追い切りを4本消化し、予定通りの内容で仕上げてきたそうです。

     調教パートナーでもある佐藤裕太調教師は、「休み前は体の苦しい部分もあったと思うので、それがスッキリしてリフレッシュできた分、気持ちも落ち着いているように感じますね。9歳という年齢は気になる所もありますが、現状でやれることはやってきました」とのこと。

     今回コンビを組むのは大井記念(13着)で一度騎乗している吉原寛人騎手で、どう導くのかも興味深いところ。

     「急がせても終い切れる脚がなくなってしまうし、後ろからでは流れ次第で変わってくるので、気持ちよくポジションを取れるところから進めていくことができれば。一度乗っている騎手なので任せたいと思います。地力の高さで頑張って欲しいです」(佐藤調教師)。

    ■グレンツェント
    *大井 藤田輝信 厩舎 牡6歳
    *成績 21戦6勝2着3回
    *重賞タイトル
     東海テレビ杯東海S(GII)(2017)
     レパードS(GIII)(2016)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     中央時代に2つの重賞を制している馬で、ダートグレード競走で勝ち切れないレースも崩れずに走り続けてきただけに、南関東へ移籍以降の活躍も期待されています。

     藤田輝信厩舎の外厩馬としてミッドウェイファームでトレーニングを続け、緒戦となったのは前走のマイルグランプリ。道中は6番手付近から、勝負所で外から進出していくと、最後の直線では逃げていたワークアンドラブに並びかけようとするも突き放される形になり2着。

     「2年前に僕が乗せて頂いた時の方が迫力という面ではありましたが、まだよくなっていきそうな感じはありました。マイル戦なのでメンコを外しましたが、道中力んで走っていて、反応がよすぎましたね。それでも直線では勝てるかなと思うくらいの手応えでしたが、勝った馬が渋太かったです」と、騎乗した森泰斗騎手。

     レース前からマイルは忙しいのでは……と関係者は公言してきましたが、このパフォーマンスは今後が非常に楽しみになる内容でした。距離延長の外回りコースはプラス材料。

     「一度使ってよくなっていますね。中央時代は押して中団くらいからのイメージがありましたが、前走は思いのほか前の方で進めていけました。メンコに関しては当日の雰囲気で決める予定です。元々がここを目標に移籍してきたので、いい結果を出したいです」(藤田調教師)。

    *勝島王冠の情報は、南関魂でもお伝えしていきます!

    第11回 勝島王冠(SII)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)

    ■モジアナフレイバー
    小林11/30不良 1200m-79.3秒 1000m-62.8秒 800m-49.1秒 600m-36.4秒 強めに
    ■ノンコノユメ
    小林11/30不良 1000m-64.4秒 800m-49.5秒 600m-36.6秒 強めに
    ■リコーワルサー
    小林11/30不良 1000m-63.6秒 800m-49.0秒 600m-36.1秒 一杯追
    ■サウンドトゥルー
    船橋11/29不良 1000m-63.5秒 800m-49.8秒 600m-37.8秒 G前強
    ■グレンツェント
    牧場11/30坂路 600m-37.8秒 200m-12.1秒 馬なり
  • 高橋華代子のレースレポート

    南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中

    <第11回 勝島王冠(SII)>

    優勝インタビュー動画はこちら

     今年で11回目を迎えた勝島王冠には豪華メンバー16頭が集結しました。今は南関東の一員として頑張っている中央時代のダート界の雄サウンドトゥルーとノンコノユメ、南関東生え抜きの期待馬モジアナフレイバーなど。パドックには各馬が周回前から多くのお客様が待っていて、その人気の高さを改めて伺えました。

     そんな中、繁田健一騎手がコンビを組む1番人気モジアナフレイバー(大井・福永敏厩舎<小林>)の強さに酔いしれた人たちが多かったでしょう。これほどのビッグネームたちを相手にして、圧巻の内容。

     3歳だった去年は斤量53キロで重賞初制覇を飾り、今年は58キロを背負っての貫禄勝ちで、連覇を達成。「馬が強かったという一言に尽きます」と優勝インタビューで繁田騎手は振り返っていましたが、まさにその言葉が全てを物語っているようでした。

     前走はマイルグランプリがありながらも、中央勢と戦わせて強くさせたいという関係者の意向から、あえて南部杯に挑戦。初物尽くしで、ずっと外にもたれて走り、向正面からは手前も替えず、4コーナーでは大外を回りながら、自分の走りが全くできていない中でも中央馬たちと大きな差のない4着。

     「今思えば、南部杯は初馬場というのもあったのか、恐ろしいくらいに入れ込んでいました。でも、前回使ったことによって今回があるかもしれないし、精神的にはすごく落ち着いていました」と繁田騎手。

     レースはリコーワルサーがハナを主張してペースを作っていく中、モジアナフレイバーは課題のスタートもクリアして中団を追走。

     「内からでも外からでも馬群でも、どこからでも競馬ができるのは強みで、安心して自信を持って乗れる馬です。競馬を覚えさせたくて、馬群の中にわざと入れようとしてきましたが、前はちょっとハミを噛むところもありましたが、今はハミもうまく抜けるようになりました」。

     3コーナー手前から外に持ち出して進出していくと、ライバルたちの騎手の手が動く中、モジアナフレイバーの繁田騎手は持ったまま。

     いつもより前目の位置につけていたノンコノユメが、直線でリコーワルサーに並びかけて先頭に立とうとしたところで、モジアナフレイバーは一気に抜き去り、ノーステッキのような抜群の手応え。メンバー中最速の36秒9の脚を繰り出し、2着のノンコノユメに2馬身差をつけました。3着はこの馬らしい末脚が戻ってきたサウンドトゥルー。勝ちタイムは1800m1分53秒5(重)。

     「前の馬は絶対に交わせると自信はあったので、とにかくどこまで我慢できるかなという気持ちで乗っていました。最後に肩鞭程度は入れましたが、元々が反応のいい馬でステッキを入れてもそんなに変わらなくて、切れはすごいです。乗っていて楽しい馬です」。

     この後は状態面を見ながら、当初から目標にしてきた12月29日の東京大賞典に進む予定ということです。ここまで挑戦してきたGⅠ&JpnⅠの成績は、昨年の東京大賞典が勝ち馬から2秒2差の9着、今年の帝王賞は勝ち馬から1秒1差の5着、前走の南部杯が勝ち馬から0.6秒差の4着。そして、この日の強さ。

     生え抜き馬のG1&JpnⅠ制覇、再び……。そんな夢を改めて抱かせてくれた勝島王冠になりました。



    <他陣営のコメント>

    2着 ノンコノユメ 真島大輔騎手
    「ゲートが出すぎるようになって、でも、遅れるよりもそれはプラスと考えて、位置を下げようというよりも自分の競馬はさせようと思いました。

    ただ、真剣に走っていないですね。最後の直線でモジアナフレイバーにスッと外から抜かれてしまいましたが、来られた時にはちょっと反応はするけど、スッと行かれるとやめるというか、そこからまたついていこうとして差はつめています。

    だからと言ってバカついているのではなくてきちんと走ってはいるので、それ以上にもう一段ギアがあるんだなぁと感じました。力負けというよりは展開かなと思います。次は逆転したいです。マイルの内回りは忙しいので、1800mの外回りは走りやすいですね」

    3着 サウンドトゥルー 吉原寛人騎手
    「リフレッシュ効果もあってすごく落ち着いていて、返し馬でダクからキャンターにいくまでの脚取りもすごくよかったので、この状態ならいい競馬はできそうだなと思いました。

    競馬を知っているベテランなので、サウンドトゥルーが行きたいなと思った時に行かせた方が、いい脚を使ってくれますね。レース内容自体はよかったですし、次にまた期待が持てる走りだったと思います。これほどの脚を使えたので、またどこかで大きなタイトルを取りたいですね」

    4着 リコーワルサー 五十嵐冬樹騎手
    「指示通りハナに行きました。出していってハナに行っても折り合いはついて、道中のペースも落ち着いていました。4コーナーを回って追い出すまではいい手応えで一瞬は夢を見ましたが……。距離はもう少し短い方が持ち味は生きそうですね」

    5着 マイネルバサラ 的場文男騎手
    「トモを滑らせて出遅れたので、あとはジッとして最後にかけて、いい脚で伸びてくれました。こっちのメンバーならチャンスはあると思います」

    6着 グレンツェント 森泰斗騎手
    「かなり折り合いに欠きました。メンコを着けて、ハミも替えて対策はしてもらっていたのですが……。馬自体はすごくよくなってきているのでその気になっていくからなのか、今はマイル以下くらいの方がいいかもしれません」

    同着 バルダッサーレ 笹川翼騎手
    「折り合いに苦労しました。外を回った分もありましたが、通る所一つで差はないと思います」

    8着 ドリームドルチェ 本橋孝太騎手
    「折り合いはギリギリついていたと思いますが、マイル以下の方がもっと持ち味は生きそうですね」

    9着 サブノクロヒョウ 阪本一栄調教師
    「好走している時は外目を走っている時なので、今回は内枠だったので、内に入るとどうしても嫌気を差してしまう感じです。これからも枠順は重要ですね」

    10着 ピアシングステア 佐藤友則騎手
    「切れるというよりも、長くいい脚を使わせたいと思っていました。向正面から自分で動いていきたかったですが、想像していたよりもスローペースになって内でハマってしまい、直線しか競馬ができていないので、いい所をひきだせなかったという想いはあります」

    11着 ディアドムス 本田正重騎手
    「この馬のリズムで手応えはずっとあって内容は悪くなかったです。今日のペースは遅すぎましたが、ペースの遅い競馬の方が合っているのかなという感じはします」

    12着 ウマノジョー 有年淳騎手
    「今日の走りは前回よりもよかったですが、集中力が続きませんね。能力があるのはわかっているので、その部分だと思います」

    13着 ゴーディー 安藤洋一騎手
    「スタンド前で他馬に入られた時に、馬に対して怖がりなので、ピュッと切れて物見をして驚いていました。スタートは速いのですが、その後はそんなに進んでいかないですね。馬は元気に頑張っています」

    14着 ハセノパイロ 今野忠成騎手
    「自分から行けるような馬ではないので、もっとペースが流れてくれた方が理想的ですね。バテはしていませんが、展開が向きませんでした」

    15着 カンムル 山崎誠士騎手
    「スタートは最近の中では一番よかったので、たまには違う競馬をしてみてはどうかなと思って、あの位置で進めていきましたが、合わなかったのかなと。集中力を切らしてしまう感じで、3コーナーでは手応えが怪しくなりました」

    16着 ムサシキングオー 町田直希騎手
    「外枠で外々を回らされた感じだったので、向正面半ばくらいでペースが上がってきてから手応えがもう少しでした。10歳でも馬は元気いっぱいですけどね」
  • 回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
    11 令元 モジアナフレイバー 牡4 繁田 健一
    10 平30 モジアナフレイバー 牡3 繁田 健一
    9 29 ディアドムス 牡5 岡部 誠
    8 28 セイスコーピオン 牡6 森 泰斗
    7 27 ムサシキングオー 牡6 笹川 翼
    6 26 ハブアストロール 牡4 左海 誠二
    5 25 ガンマーバースト 牡6 森 泰斗
    4 24 プーラヴィーダ 牡3 戸崎 圭太
    3 23 スマートインパルス 牡4 A.ムンロ
    2 22 スーパーパワー 牡5 真島 大輔
    1 21 セレン 牡4 石崎 隆之