重賞レース
第17回 フジノウェーブ記念(SIII)
- 2026年3月10日(火)
- 16:55発走
- レース
について - 注目馬
情報 - 重賞
直前情報 - レース
レポート - 歴代
優勝馬
-
News
レースについて
レース概要南関東所属のトップホースによって争われる、古馬短距離路線のSIII競走。第1回(平成22年)から第4回(平成25年)までは「東京スプリング盃」の名称で施行されていましたが、当時の名スプリンターであるフジノウェーブがこの4回をすべて制したことにより、第5回(平成26年)から現在のレース名へと改められました。
コース紹介4コーナーからゴールまでの直線部分が長い外回りコースを使用。発走地点は2コーナー奥のポケットで、スタートしてすぐカーブを迎えます。内枠に入った馬の方が先行しやすいコース形態のため、ポジションを巡る序盤の駆け引きも見どころです。 -

高橋華代子の注目馬情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第17回 フジノウェーブ記念(SIII)>
(3月5日現在)
■ベルダーイメル
JRAで6勝を挙げ、23年のリステッド競走エニフステークスを勝利。大井移籍初戦の準重賞ウインタースプリントは2着となり、フジノウェーブ記念の優先出走権を獲得しました。
■イグザルト
JRAで3勝を挙げ、24年7月から大井の一員になりました。25年のフジノウェーブ記念は直線で力強く抜け出し、後続に7馬身差をつけて初タイトルを獲得。連覇を目指します。
■サトノテンペスト
JRAで4勝を挙げ、25年7月に大井へ移籍。それ以降も3戦2勝2着1回と好走しています。前走の同距離で行われたトパーズ賞は直線での競り合いを制し、今回は重賞初挑戦Vを狙います。
■チカッパ
24年の東京盃VやJBCスプリント2着、25年のコリアC2着などで好成績を残してきたダート短距離界の実力馬が、大井に移籍し初戦を迎えます。これからの戦いぶりに注目が集まります。
■フジユージーン
岩手で重賞6勝を含む無傷の8連勝を挙げ、園田遠征の楠賞も勝利。昨年10月から大井の一員となり、同条件で行われた前走のトパーズ賞はサトノテンペストから僅差の3着でした。
-

高橋華代子の重賞直前情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第17回 フジノウェーブ記念(SIII)>(3月9日現在)
調教追い切り動画はこちら
JRAでは3勝を挙げ、24年の夏から大井へ移籍しました。25年のフジノウェーブ記念は道中3番手を追走し、直線で先頭に立つと後続をグングン突き放して7馬身差をつける圧勝。勝ちタイム1400m1分24秒1はレースレコードタイでした。それ以降の勝ち星はありませんが、荒山勝徳調教師は「東海ステークス(12着)後は暑さを気にして、この馬の走りはできていなかったと思います。前回のトパーズ賞(4着)の後は放牧に出して(ミッドウェイファーム)、1か月前に帰厩。それ以降も順調で、拓也も(担当の千吉良厩務員)『去年に近い状態まできている』と言っていました」。今回は連覇をかけての参戦になりますが、「立て直して状態は良くなっているとは言え、今回は去年よりもメンバーが濃くなっているので、その相手関係ですね」と、いつものように慎重ムードでした。
JRA時代は1200mから1700mまでの幅広い距離で4勝を挙げた実力馬。前回の駿麗賞(1200m)は、スタートで遅れましたが、最後の直線では力強く抜け出して5馬身差Vを飾りました。御神本訓史騎手は「ここでは力が一枚も二枚も上。これから活躍してくれると思うので楽しみですね」と手応え。その後の厩舎での調整も、森泰斗調教師がつきっきりで乗ってきたそうです。「27年ジョッキーをさせてもらって、こんなに大人しいオープンは初めてです。いい子ですよ」とニッコリ。ここに向けては、「大井・1400mは外枠が不利な分(スタートしてすぐにコーナーのため)、7枠14番に入ったのは気になりますが、距離が延びるのはいいし、状態はキープできているので、いい勝負はしてほしいです」と話していました。なお、ゲート対策として尾持ちをしていましたが、前走はそれを気にしたため、今回はしない予定とのこと。
JRAでは4勝を挙げ、昨年夏に大井へ転厩しました。ここまでの3戦はいずれも1400mで走り、2勝2着1回と連対率パーフェクト。前走のトパーズ賞は逃げ切り、1分25秒5の好タイムで駆けました。「器用なので、あれだけ出していっても折り合いはすぐにつきます。抜け出してからも余裕がありました」と笹川翼騎手。今回はリフレッシュ放牧を挟み、約4か月ぶりの実戦です。自ら調教に乗る真島大輔調教師は、「2ヶ月前に牧場から帰ってきた後も、かなり負荷をかけて、しっかり乗り込んできました。今まで一番いい状態だと思います」とコメント。今回は6枠12番に入りましたが、「前回は内枠だったので逃げるしかありませんでしたが、今回は内を見ながら行けるいい枠。あとは初重賞なので、どういう走りをしてくれるかですね」と期待を寄せていました。
■チカッパ
(JRA時代)
JRA時代には24年の東京盃などダートグレード競走を2勝し、その年のJBCスプリント(佐賀)でも2着に入った実力馬。そんなダート短距離界のビッグネームが、大井に移籍し、初戦を迎えます。2月上旬に入厩後は、小林牧場のフラットコースを中心に坂路も取り入れながらの調整。佐宗応和調教師は「予定通りに進めてきました。最終追い切りに関しては、JRAからのバリバリオープンだったことを考えると、もう少し動いても良かったなと思いましたが、今回は移籍初戦なので、まずはどんな走りを見せてくれるかですね」とのこと。戦い方については、「コーナーが多い条件はあまり良くないようなので、理想は1200mだと思いますが、ためてどのくらい伸びるかでしょうね。まだ若くて力のある馬。JRA時代からのファンも多い馬なので、期待に応えられるように頑張りたいです」と話していました。
*フジノウェーブ記念の情報は、南関魂でもお伝えしていきます!
第17回 フジノウェーブ記念(SIII)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)
■ -

高橋華代子のレースレポート
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第17回 フジノウェーブ記念(SIII)>
優勝インタビュー動画はこちら
希代の名馬の名を冠したフジノウェーブ記念が行われました。単勝1番人気はJRAからの移籍初戦となったダートグレード競2勝馬チカッパで2.1倍。以下、サトノテンペスト、コパノパサディナ、ナスティウェザーが続きました。
勝利を飾ったのは、5番人気ナンセイホワイト(大井・米田英世厩舎)。安藤洋一騎手を背に、道中は9番手付近を追走。直線ではメンバー最速の上がり3ハロン37秒1の脚を使って力強く抜け出し、初タイトルを獲得しました。勝ちタイムは1400m1分25秒0(やや重)。
2馬身差の2着は2番手から粘り込んだ7番人気ジョージテソーロ、そこからクビ差の3着は後方から脚を伸ばした14番人気ドリームビリーバーでした。
長めの距離を使ってきた馬が自身初距離での勲章に、安藤騎手は「去年の勝島王冠(2着)で初めて乗せてもらって、思ったよりも1800mは前半に噛むなと。1400mは遊びが作れると思ったので自信はありました。この馬は『これだ!』という理想の勝ちっぷりになって、気持ちが良かったです」と笑顔。
調教パートナーも務める米田調教師は「流れも向いて、直線の脚も良かったですね。おとなしい馬ですが、さらに精神的にドシッとしてきたと思います。前走は東京大賞典だったので、4月のブリリアントCに向けて1戦挟みたいと思って使いましたが、今日をきっかけに、さらに一皮むけたレースができるようになれば」と楽しみにしていました。
ナンセイホワイトは大井生え抜き馬。半兄に東京ダービー&全日本2歳優駿の勝ち馬アランバローズがいる血統で、自身も23年の東京ダービーはミックファイア、ヒーローコールに次ぐ3着に好走しました。
最近の南関東競馬はJRAからの転厩馬が活躍を見せている中、生え抜き馬が古馬重賞を勝ち切る姿は胸を打ちます。父タリスマニック譲りのど派手なルックスからも人気を集めてきた素質馬の更なる活躍を期待したいと思います。
なお、安藤騎手の父は元ジョッキーの安藤光彰さん。フジノウェーブの笠松時代の主戦を務めていました。安藤騎手は自身のFacebookに、「いつか勝ってみたいレースでした」と綴り、競馬は物語が続いていくスポーツであることも改めて実感させられました。


<他陣営のコメント>
2着 ジョージテソーロ 落合玄太騎手
「すんなりだったので行かせて、4コーナーまでずっと手応えは良かったです。最後まで脚色は鈍っていませんでしたが、勝ち馬が上でしたね。ワンターンの1400mとか広いコースは合っています。すごく乗りやすかったですし、癖のない馬なので、どんなコースでもやれると思いますよ」
3着 ドリームビリーバー 藤田凌騎手
「前走後から自分で調教に乗って、毎日コンタクトを取れているのも良かったと思います。1400mもこなしていますが、1200mの方がスパッと切れますね」
4着 ライラボンド 飛田愛斗騎手
「手応えは良かったですが、直線でかぶされた時にやる気をなくしました。それがなければ、馬券圏内はあったと思います」
5着 ギャルダル 和田譲治騎手
「競馬は上手で最後も脚を使ってくれました。年齢を重ねても、さすがは連覇をしている馬だなぁという感じで、まだまだやれそうです」
6着 イグザルト 澤田龍哉騎手
「休み明けだったので、ポケーッとしている感じでした。直線の入りでは勝った時のような片鱗は見せていたのですが、一瞬伸びて止まってしまいました。一度使って変わってくると思います。1200mは忙しいので1400mがベストですね」
7着 チカッパ 矢野貴之騎手
「ひと脚を使えるイメージです。道中はスムーズ過ぎて、ハナの後ろで、いい位置を取り過ぎました。本来は1200mの差し馬。掛かり待ちのように乗った方が、この馬の良さが生きるのかなと。距離は1400mでも大丈夫でしょうけど、コース体系的に、大井の1400mはイメージがわきにくいかもしれません」
8着 コンティノアール 山田信大調教師
「(転厩初戦でしたが)イメージしていたよりも、最後は伸びてくれズブズブにならず頑張ってくれたと思います。吉井章騎手は1600mでも大丈夫と言ってくれました」
9着 サトノテンペスト 笹川翼騎手
「馬はめちゃめちゃ良かったですが、前がやり合ってハイペースになったことが裏目になって、並びが良くなかったです。力負けではないと思います」
10着 ミルトクレイモー 石川倭騎手
「馬は素軽くなって走りは良かったですが、最後伸び切れず。1200mの方がいいのかな」
11着 フジユージーン 杉山海波騎手
「スタートで少し後手を踏んでしまいました。能力のある馬なので立て直して、次は巻き返したいです」
12着 コパノパサディナ 御神本訓史騎手
「(外枠だったので)外を回されました。スタートは良かったので前めにつけようと思いましたが、初めから控えていった方が良かったかもしれません。距離もちょっと長いのかもしれないですね」
13着 マースインディ 藤本現暉騎手
「いつもより脚は使ってくれたし、11歳でも頑張っているので、どこかでひと花咲かせてほしいですね」
14着 ティアラフォーカス 達城龍次騎手
「テンは速かったですが、ハミを取り過ぎる感じもあって、4コーナーを回ってすぐに抜けちゃった感じでした」
15着 ベルダーイメル 吉原寛人騎手
「一番いらない枠(大外枠)をもらってしまったので、競馬に参加できない感じで終わってしまいました。もったいなかったです」
16着 ナスティウェザー 西啓太騎手
「前半に折り合いを欠いたのが全てですね。1コーナーで接触をした時にハミを余計にガツンと噛んでしまいました。リラックスして走れれば、力はあると思います」
-
回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手 17 令8 ナンセイホワイト 牡6 安藤 洋一 16 7 イグザルト 牡6 御神本 訓史 15 6 ギャルダル 牡6 矢野 貴之 14 5 ギャルダル 牡5 澤田 龍哉 13 4 ルーチェドーロ 牡4 御神本 訓史 12 3 キャプテンキング 牡7 和田 譲治 11 2 トロヴァオ 牡7 藤田 凌 10 平31 キャプテンキング 牡5 坂井 英光 9 30 リッカルド セ7 矢野 貴之 8 29 ケイアイレオーネ 牡7 的場 文男 7 28 ソルテ 牡6 吉原 寛人 6 27 セイントメモリー 牡8 本橋 孝太 5 26 ジェネラルグラント 牡4 石崎 駿 4 25 フジノウェーブ 牡11 御神本 訓史 3 24 フジノウェーブ 牡10 坂井 英光 2 23 フジノウェーブ 牡9 御神本 訓史 1 22 フジノウェーブ 牡8 戸崎 圭太

ネット投票