重賞レース
第8回 雲取賞(JpnIII)
- 2026年2月18日(水)
- 16:35発走
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レースについて
レース概要JRA所属馬を交えて争われる、3歳ダート三冠競走の前哨戦。ダートグレード競走に昇格となったのは第6回(令和6年)からであり、平成30年までは準重賞として、第1回(平成31年)から第5回(令和5年)まではSIII競走として施行されていました。舞台は1,800mのコースで、羽田盃と同じです。
コース紹介4コーナーからゴールまでの直線部分が長い外回りコースを使用。発走地点はゴールの200mほど手前で、スタート直後にゴールを一旦通過し、そのまま一周します。スピードもスタミナも問われるスタンダードなコースです。 -

高橋華代子の注目馬情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第8回 雲取賞(JpnIII)>
(2月10日現在)
■エンドレスソロウ
ホッカイドウ競馬デビュー馬で、2走前のサンライズCは無傷の3連勝で重賞初挑戦Vを決めました。前走のJBC2歳優駿は勝ち馬から0秒5差の5着。大井に移籍し、初戦を迎えます。
■ゼーロス
大井生え抜き馬で、4戦3勝3着1回という成績。2走前の鎌倉記念は初めての川崎のコーナーで大きくふくれるロスがあり3着。前走のハイセイコー記念で初タイトルを獲得しました。
■マクリール
昨年10月にデビューし、JRA3戦2勝2着1回という成績。前走の中山・1800mで行われた3歳1勝クラスの黒竹賞は直線で力強く抜け出し、連勝でオープン入りを果たしました。
■モコパンチ
船橋生え抜き馬。10戦のキャリアで、掲示板を外したのは1度だけという安定感のある走りが続いています。前走のニューイヤーCはゴール寸前で差し切り、重賞初挑戦Vを達成。
■ポッドフェスタ
大井デビュー馬で、2連勝で挑んだ2走前のハイセイコー記念は、直線で脚を伸ばして優勝したゼーロスの2着。前走のブルーバードCは好位から粘り込み、地方最先着の4着でした。
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高橋華代子の重賞直前情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第8回 雲取賞(JpnIII)>(2月16日現在)
調教追い切り動画はこちら
ホッカイドウ競馬デビュー馬で、ここまでの重賞勝ちはありませんがハイレベルな戦いを繰り広げてきました。JBC2歳優駿は1着のタマモフリージアから0秒1差の僅差3着で、地方馬最先着。続く全日本2歳優駿は1着パイロマンサーから0秒4差の4着で、3着のベストグリーンとは0秒2差でした。今回は船橋の齊藤敏厩舎に移籍し、初戦を迎えます。齊藤調教師は「ここまで不安なく調整はできていますが、まだトモの緩さがかなりありますね。それでもこれだけ走れているので、心肺機能やポテンシャルはかなり高いと思います。レースは慌てず自分のリズムで、しまいを生かすイメージ。現状でどのくらいやれるか、今後が楽しみな馬だと思っています」と話していました。
ホッカイドウ時代は無傷の3連勝でサンライズCを制覇。JBC2歳優駿は勝ち馬のタマモフリージアから0秒5差の5着でした。その後は大井の坂井英光厩舎<小林>へ入厩。「うちに来てから1か月半になりますが、すごく順調です。これまで乗っていた石川(倭)騎手に追い切りも乗ってもらっていますが『回数を重ねるごとに良化している』と言ってくれました」と坂井調教師。移籍初戦のために懸念材料もあり「体のハリはあるけど冬毛があったり、繊細な子なので初の輸送競馬でテンションが上がらないでほしいと思っています。普段の走りよりも本番の方がいいタイプと聞いているので、現状でどのくらいやれるのか見てみたいです」と話していました。
なお、坂井調教師の息子さんはJRAの坂井瑠星騎手です。サウジCでフォーエバーヤングとのコンビで連覇を達成したばかり。今回はリアライズグリントに騎乗し、親子対決にも注目が集まります。坂井調教師は「瑠星がいてもいなくても勝ちたいですよ」とニッコリ。大井デビューで、新馬と条件戦を連勝。2走前の鎌倉記念は初の左回りで、外に大きくふくれるロスがありながらも3着でした。前走のハイセイコー記念は6番手から徐々に進出して直線で抜群の手応えで抜け出し快勝。笹川翼騎手は「ちゃんと走れれば、このくらいやれる馬。ポテンシャルではJRA勢とも戦えると期待しています。地方競馬のオルフェーヴルを目指します」とコメント。その後は牧場で乗り込み、1月中旬に帰厩しました。荒山勝徳調教師は「体の幅が出て見た目は良くなっていますが、さらに筋肉がついてくればもっと良くなると思っています。相手も強くなるし、距離延長がどうかというのもあるので、地の利を生かしてどのくらいやってくれるかですね」といつものように控えめでした。
大井生え抜き馬で、新馬と特別戦を2連勝しました。2走前のハイセイコー記念はジワジワと脚を伸ばしてゼーロスの2着。前走のブルーバードCは好位から粘り込み、地方馬最先着の4着でした。初物づくしでもJRA勢に食らいついた結果に「初めての船橋、左回り、輸送を経験して、展開が厳しくても勝ちにいく競馬をして頑張ってくれたと思います」と的場直之調教師。どんな相手とも安定して走れることを強みに、再びダートグレード競走に挑みます。「地元になるのはプラスですが、ちょっと外枠(8枠15番)になってしまったので、もう少し内を引きたかったです。相手は強いですが、一戦ごとに力をつけてきているので、先々につながる競馬になってほしいです」とエールを送りました。
船橋生え抜きで、すでに10戦を消化。前走のニューイヤーCは10番人気の低評価を覆す差し切りを決め、初タイトルを獲得しました。コンビを組んだ秋元耕成騎手は「しまいの切れる馬で、これからが楽しみです」と笑顔。それ以降は、この舞台に向け順調に調整を続けてきたそうです。矢野義幸調教師は「状態は維持できています。レースの数は使っているのに、へこたれないタフな馬」とコメント。今回は3度目の大井ですが「条件は問題ないですが、仕掛けどころが大事になってくるので、そこは秋元騎手に任せます。この馬はどんなレースでも、必ずしまいの脚を使ってくれる馬なので、その良さが生きてほしいと思っています。JRAの馬に負けないレースをしたいですね」と力を込めました。
<JRA所属馬の紹介>
■ケイツーリーブル
昨年11月にデビュー。2走前の中山・1800mで行われた2歳未勝利は、中団追走から直線で力強く抜け出し、5馬身差をつけて初勝利を飾りました。引き続き、津村明秀騎手とのコンビで重賞初挑戦Vを目指します。なお、5代母ラドンナリリーは1981年の東京3歳優駿牝馬などを制した南関東にゆかりのある血統です。
■トリグラフヒル
新馬戦は8着に敗れましたが、それ以降は2戦2勝。2走前の2歳未勝利は、3コーナー過ぎから先頭に立つと楽な手応えで後続を突き放して10馬身差Vを決めました。前走の3歳1勝クラスは2番手追走から追い比べを制し、1馬身半差をつけて勝利。ここまで全て1800mを戦ったキャリアを生かし、重賞の舞台に挑みます!
■マクリール
新馬戦は最後に猛追するも2着。2走前の2歳未勝利でキッチリと勝ち切り、初Vを挙げました。前走の3歳1勝クラスの黒竹賞(1800m)は直線で力強く抜け出し、連勝でオープン入り。タイトル獲得に期待が高まります。半姉は2024年のNARグランプリ4歳以上最優秀牝馬を受賞した大井のキャリックアリードというゆかりの血統。
■リアライズグリント
デビューから2着3回と続きましたが、前走の3歳未勝利(1800m)は4コーナーで先頭に立つと後続を突き放して6馬身差をつける完勝でした。4戦いずれも1番人気に推されてきた素質馬。母のマドラスチェックは2020年TCK女王盃で重賞初制覇を飾るなど、ダートグレード競走で大活躍しました。そんな母の思い出の地で、重賞初挑戦Vを狙います。
*雲取賞の情報は、南関魂でもお伝えしていきます!
第8回 雲取賞(JpnIII)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)
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高橋華代子のレースレポート
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第8回 雲取賞(JpnIII)>
優勝インタビュー動画はこちら
ダート三冠の前哨戦のひとつ、雲取賞が行われました。JRAからは2勝馬マクリールとトリグラフヒル、連対率パーフェクトのリアライズグリント、紅一点ケイツーリーブルの4頭が参戦。迎え撃つ南関東勢は、ハイセイコー記念の勝ち馬ゼーロス、ホッカイドウ時代にサンライズCを制したエンドレスソロウら将来が楽しみな12頭が顔をそろえました。
坂井瑠星騎手が手綱を取った3番人気リアライズグリント(JRA・矢作芳人厩舎)が勝利。重賞初挑戦でタイトルを獲得し、ダート三冠の主役候補として名乗りを上げました。
逃げたのはゼーロスで、2番手にリアライズグリント、3番手にトリグラフヒルが追走。坂井騎手は「昨日、今日と競馬を見ていて、この形が一番勝ちやすいのかなと思いながら乗っていました。リズムもとても良かったです」と振り返ります。
4コーナー手前で先頭に立つと、直線ではトリグラフヒルも最後まで食い下がりましたがクビ差で振り切りました。「直線で少し物見をして外に行ってしまうこともありましたが、寒い中でも熱い走りを見せて、本当によく頑張ってくれました。使うごとに良くなっています」とパートナーをたたえていました。
2着がトリグラフヒル。そこから6馬身離れた3着が1番人気マクリールでした。
矢作調教師は今後について「オーナーとの相談ですが、羽田盃、東京ダービーを進んでいくようになると思います」と話しました。
坂井騎手&矢作調教師は、先日のサウジCでフォーエバーヤングと連覇を達成したばかり。ダート三冠の舞台ではどんな景色を見せてくれるのか楽しみです。
地方馬の最先着は5着のゼーロスでした。休み明けでも果敢に逃げ粘りましたが、「中央の2頭はギアがもうひとつあったように思います。最後のひとハロンは、僕の馬が先に手応えが怪しくなりました。負けましたが、現状の力は出せたと思います」と笹川翼騎手。
さらに、「結果は5着でしたが、真っ向勝負をして、すごく感じは良かったです。4コーナーを回るあたりでは、ポテンシャルもすごく感じました。距離はベストよりちょっと長いのかなという感じはありましたが、休み明けなので一回では判断できませんね」と振り返りました。
なお、地方所属馬はゼーロスと6着のアヤサンジョウタロが、羽田盃(4/29、大井)の優先出走権を獲得。3歳馬たちの戦いは、さらに熱を帯びていきます。


<他陣営のコメント>
2着 トリグラフヒル 松山弘平騎手
「大外枠でしたが、スタートからしっかり流れに乗れました。持久力があるので早め早めの競馬をしましたが、勝ち馬もしぶとくて相手も強かったです。残念です」
3着 マクリール クリストフ・ルメール騎手
「ゲートの中でちょっとチャカチャカしたので、いつも通り、スタートはあまり良くありませんでした。後ろの方になって、向正面でポジションを上げていきましたが、3コーナーから手応えはなかったです。前の馬とは離れてしまいましたが、直線ではもう一度ジリジリと伸びてくれました。馬場も重いので、もうちょっと速い馬場の方がいいですね」
4着 ケイツーリーブル 津村明秀騎手
「牝馬1頭でしたが、牡馬を相手によく食らいついて頑張ってくれました。ゲートの駐立を改善できたら、十分やれます」
5着 ゼーロス 笹川翼騎手
同上
6着 アヤサンジョウタロ 野畑凌騎手
「掲示板にのりませんでしたが、いいスタートを切って、いい位置につけられて、流れにもしっかり乗れました。最後の直線で脚は上がってしまいましたが、最後にもう一回脚を使えたので、収穫はすごくありました。この馬とともにいい結果を残したいです」
7着 エンドレスソロウ 石川倭騎手
「ゲートで遅れてしまった分、理想よりも後ろの位置から。当初から(位置取りは)選択肢に入っていたので、焦らずに上がり重視で切り替えました。砂がかかるのも問題はなく、良いメンタルで走れたので、しまいの良さにつながったと思います。以前よりも馬体の成長を感じましたし、伸びしろもたっぷり。心身ともに成長すれば、さらに楽しみです」
8着 ロウリュ 吉原寛人騎手
「休み明けでしたが、上がりはしっかり走れていました。展開が向いてくれれば、もっと差し込める感じはありました。展開に恵まれなかった部分はありますが、しっかり走れてはいたので、地方馬同士なら差はないんじゃないかなと思います」
9着 デンテブリランテ 吉井章騎手
「返し馬の雰囲気もすごく良くて自信はありました。競馬はうまくいったと思いますが、もっと馬のリズムをゆったりさせてあげたかったです。少しつまった競馬になって、それがなければ、もっと上も目指せたと思います。これから楽しみな馬です」
10着 ジーティートレイン 和田譲治騎手
「競馬は初めて乗せてもらいましたが、すごく雰囲気も競馬も良かったです。思ったよりポジションも取れて、道中も真面目に走っていました。周りも速いですけど、この仔なりには脚を使って頑張ってくれました」
11着 ナインフォルド 本田正重騎手
「スタート後は無理に押していったわけではありませんでしたが、思惑に近い形で運ぶことができました。最後は苦しくなってしまいましたが、悲観のする内容ではなかったと思います」
12着 ポッドフェスタ 矢野貴之騎手
「幼さを出したなという感じ。並びとか位置取りとか全てがうまく行っていないので、走り切っていません。残念です」
13着 ロードレイジング 御神本訓史騎手
「苦しそうに走っていました」
14着 モコパンチ 秋元耕成騎手
「1、2コーナーでごちゃついてしまって。そこでちょっと脚を使ってしまいました。相手は強かったですが、スンナリした競馬じゃなかったところが残念です。馬は頑張ってくれました」
15着 プロローク 藤田凌騎手
「展開が向かず、気の難しい部分も少し出てしまいました。強い相手だったし、南関東同士でまた頑張りたいです」
16着 ジャスティス 達城龍次騎手
「相手は強かったですが、今までもまれていなかったので、その割には我慢をしてくれたと思います。次につながる競馬になりました」
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回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手 8 令8 リアライズグリント 牡3 坂井 瑠星 7 7 ジャナドリア 牡3 C.ルメール 6 6 ブルーサン 牡3 和田 竜二 5 5 ヒーローコール 牡3 森 泰斗 4 4 シャルフジン 牡3 御神本 訓史 3 3 ランリョウオー 牡3 本橋 孝太 2 2 ゴールドホイヤー 牡3 吉原 寛人 1 平31 ヒカリオーソ 牡3 瀧川 寿希也

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