重賞レース

第48回 帝王賞(JpnI)

  • 2025年7月2日(水)
  • 20:05発走
第47回優勝馬:キングズソード号
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    レースについて

    レース概要

    国内外で活躍してきた実力馬が一堂に会する、上半期のダートチャンピオン決定戦です。
    第1回が施行されたのは昭和53年で、第1回から第8回(昭和60年)までは2,800mのコースを舞台に争われていましたが、第9回(昭和61年)からは2,000mのコースで施行。また、第18回(平成7年)までは4月に施行されていたものの、第19回(平成8年)以降は施行時期が6月中旬~6月下旬に改められました。なお、JRA所属馬が出走可能となったのは、中央競馬招待競走として施行されるようになった第9回(昭和61年)から。第20回(平成9年)以降はダートグレード競走のJpnⅠとして施行されています。

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    コース紹介
    4コーナーからゴールまでの直線部分が長い外回りコースを使用。発走地点はスタンド前の4コーナー付近で、400mほど先のゴールを一旦通過し、そのまま一周します。ダート競馬のチャンピオン・ディスタンスとされる距離のコースです。
    体系図

    拡大できます

    月日 レース名 競馬場 距離
    2025/4/17 ブリリアントカップ 大井 1,800m
    2025/5/21 大井記念 大井 2,000m
    2025/4/9 川崎記念 川崎 2,100m
    2025/5/5 かしわ記念 船橋 1,600m
    2025/5/6 名古屋グランプリ 名古屋 2,100m
    2025/5/24 平安ステークス JRA京都 1,900m
  • 高橋華代子の注目馬情報

    南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中

    <第48回 帝王賞(JpnI)>
    (6月25日現在)

    ウィルソンテソーロ
    昨年のJBCクラシック(佐賀)は3コーナーで先頭に立つと、4馬身差Vを飾りました。重賞4勝目が初のJpnⅠタイトル。チャンピオンズC&東京大賞典2着後は海外遠征を行い、今回は3戦ぶりに国内で戦います。

    サンライズジパング
    JBC2歳優駿は2着となり、皐月賞&日本ダービーにも参戦しました。ダート戦に戻った後は、不来方賞を皮切りに、みやこS、名古屋グランプリと重賞3勝。フェブラリーS(2着)などでもハイレベルな走りを見せています。

    シンメデージー
    高知生え抜きの実力馬で、全国の強豪と戦っています。昨年は東京ダービー4着&ジャパンダートクラシック5着となり、いずれも地方最先着。それ以降も古馬の交流重賞などに遠征し、佐賀記念&名古屋グランプリは僅差の2着でした。

    ディクテオン
    JRA時代は浦和記念など重賞3勝。昨年の帝王賞は10番手から脚を伸ばして3着でした。大井移籍2戦目だった前走の川崎記念は2着になり、今後の活躍も期待されます。母は重賞6勝をあげた女傑メーデイアという血統。

    ミッキーファイト
    デビューから全て3着以内という堅実な走りが続きます。昨年のレパードS、名古屋大賞典、アンタレスSで3つのタイトルを獲得。ジャパンダートクラシック(2着)、フェブラリーS(3着)でも、力は示してきました。

    ラムジェット
    昨年の東京ダービーは後続に6馬身差をつけ、ユニコーンSに続く重賞連勝を飾りました。年末の東京大賞典は2着のウィルソンテソーロにクビ差の3着。祖母は重賞7勝をあげた女傑ラヴェリータという血統です。

  • 高橋華代子の重賞直前情報

    南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中

    <第48回 帝王賞(JpnI)>

    (6月30日現在)

    調教追い切り動画はこちら

    ■オピニオンリーダー
    *浦和 小久保智 厩舎 牡5歳
    *成績 23戦7勝2着6回
    *詳細データ[ → ]

     23年の羽田盃&東京ダービーはともに5着となり、南関東クラシックロードを戦いました。その時以来の重賞だった前走の大井記念は2番手を追走し、4コーナーでは人気馬ライトウォーリアとキングストンボーイの間で食い下がり、最後は3着。矢野貴之騎手は「王道の競馬でよく粘っていますよ。体重はあまり変わらないですが、乗っている感じではひと回り大きく感じさせるし、背中もしなやかに使えています」と振り返っていました。今回は自身初となるJpnⅠの舞台に小久保智調教師は「変わらず状態はいいので、これからに向けてもいい経験になってほしいです」とコメント(鞍上は本田正重騎手予定)。さらに、厩舎の生え抜き大将でもある重賞5勝馬ヒーローコールも参戦します。

    ■ディクテオン
    *大井 荒山勝徳 厩舎(小林) セ7歳
    *成績 28戦9勝2着1回
    *重賞タイトル
     白山大賞典(JpnIII)(2024)
     名古屋グランプリ(JpnII)(2023)
     浦和記念(JpnII)(2023)
    *詳細データ[ → ]

     JRA時代は3つの交流重賞を制した実力馬。この春から大井へ移籍し、初戦のダイオライト記念は4着でした。2戦目となった前走の川崎記念は向正面で一気に先頭に立ち、最後は粘り込んで2着。荒山勝徳調教師は「他馬との接触があった時に落鉄をして蹄が欠けました。アクシデントがあってもこの結果だったので、改めて力のある馬だなぁと思いました」と振り返っていました。この帝王賞出走については「前走のアクシデントから立ち直って良かったです。オーナーから『大井・2000mは一番合っているので、ここを取りたい』と、入れていただいた馬。レースでは気難しさもありますがタフさが生きる展開になって、いい走りをしてほしいです」と願いを込めました。なお、母は重賞6勝をあげた女傑メーデイアという血統。

    ■ミックファイア
    *大井 渡邉和雄 厩舎 牡5歳
    *成績 13戦7勝2着0回
    *重賞タイトル
     ダービーグランプリ(M1)(2023)
     ジャパンダートダービー(JpnI)(2023)
     東京ダービー(SI)(2023)
     羽田盃(SI)(2023)
    *詳細データ[ → ]

     大井生え抜きのスターホースで、23年は南関東無敗の3冠馬に輝きました。ダービーグランプリV後は古馬のGⅠ/JpnⅠに挑戦していますが、勝ち星まではもう一歩。今回は23年の東京大賞典以来となる地元での戦いです。渡邉和雄調教師は「不安だった蹄を気にせず、調教を進められたのは良かったです。最終追い切りも単走であれだけ動けているので十分ですね。(23年の東京大賞典時よりも)砂は軽くなったし、雨馬場も歓迎。スタートを決めて、前々の競馬でどれだけ粘り込めるかだと思っています。いつもそうですが、自分との戦いですね」と語りました。御神本訓史騎手とのコンビも復活予定。なお、同厩からはJRA時代にマイルチャンピオンシップ南部杯3着に入ったキタノヴィジョンもラインアップ。

    <JRA所属馬の紹介>

    ■アウトレンジ
    *JRA 大久保龍志 厩舎 牡5歳
    *成績 15戦7勝2着1回
    *重賞タイトル
     平安S(GIII)(2025)
     浦和記念(JpnII)(2024)
    *詳細データ[ → ]

     昨年は3勝クラス&オープン勝ちを収め、重賞に初挑戦したみやこSは2着でした。続く浦和記念は3コーナー過ぎで先頭に立つと押し切り、6馬身差をつけて初タイトルを獲得。それ以降も名古屋大賞典、ダイオライト記念と、キャリアを重ねました。前走の平安Sは直線で抜け出し、重賞2勝目をマーク。初の大井でJpnⅠ獲りを目指します。

    ■ウィルソンテソーロ
    *JRA 高木登 厩舎 牡6歳
    *成績 23戦8勝2着6回
    *重賞タイトル
     JBCクラシック(JpnI)(2024)
     白山大賞典(JpnIII)(2023)
     マーキュリーカップ(JpnIII)(2023)
     かきつばた記念(JpnIII)(2023)
    *詳細データ[ → ]

     23年のかきつばた記念で重賞初挑戦Vを飾り、マーキュリーC、白山大賞典と3連勝。昨年のJBCクラシック(佐賀)は3コーナーで先頭に立つと後続に4馬身差をつけ、念願のJpnⅠの勲章を手にしました。今回はサウジC&ドバイワールドC以来となる国内での戦い。昨年の帝王賞は僅差の2着になりましたが、その雪辱を果たします。

    ■ノットゥルノ
    *JRA 中舘英二 厩舎 牡6歳
    *成績 25戦5勝2着5回
    *重賞タイトル
     名古屋グランプリ(JpnII)(2024)
     佐賀記念(JpnIII)(2024)
     ジャパンダートダービー(JpnI)(2022)
    *詳細データ[ → ]

     22年のジャパンダートダービーを制してJpnⅠを獲得すると、その年の東京大賞典、翌年のJBCクラシック(大井)も2着に力走。勝ち星からは遠ざかっていた時期もありましたが、昨年の佐賀記念で1年7か月ぶりにVを飾り、名古屋グランプリで重賞3勝目。さらに、昨年末以降も斤量を背負いながら全て3着以内に好走しています。

    ■ミッキーファイト
    *JRA 田中博康 厩舎 牡4歳
    *成績 8戦5勝2着1回
    *重賞タイトル
     アンタレスS(GIII)(2025)
     名古屋大賞典(JpnIII)(2024)
     レパードS(GIII)(2024)
    *詳細データ[ → ]

     23年10月にデビューし、8戦5勝2着1回3着2回という成績を残しています。勲章は3つ。惜しくも敗れたレースも、昨年のジャパンダートクラシックはフォーエバーヤングから1馬身1/4差の2着となり、3着とは5馬身差。今年のフェブラリーSも僅差の3着になるなど、ハイレベルな走りが続いています。GⅠ/JpnⅠ獲得なるか注目が集まります。

    ■メイショウハリオ
    *JRA 岡田稲男 厩舎 牡8歳
    *成績 30戦10勝2着3回
    *重賞タイトル
     川崎記念(JpnI)(2025)
     帝王賞(JpnI)(2022・2023)
     かしわ記念(JpnI)(2023)
     マーチS(GIII)(2022)
     みやこS(GIII)(2021)
    *詳細データ[ → ]

     21年のみやこSで重賞初挑戦Vを決め、22年&23年の帝王賞は連覇。それ以降も交流重賞の舞台で戦い続けてきた王者です。2走前の川崎記念は3コーナー過ぎに先頭に立つと押し切り、1年10か月ぶりの勝利を飾りました。今回は史上初の帝王賞3勝目を狙います。母は南関東時代に連対率パーフェクトだったメイショウオウヒという血統。

    ■ラムジェット
    *JRA 佐々木晶三 厩舎 牡4歳
    *成績 11戦5勝2着0回
    *重賞タイトル
     東京ダービー(JpnI)(2024)
     ユニコーンS(GIII)(2024)
    *詳細データ[ → ]

     昨年の東京ダービーは後続に6馬身差をつけ、ユニコーンSに続く重賞連勝を果たしました。その後のジャパンダートクラシックは4着でしたが、初古馬との対戦だった東京大賞典は3着となり、力を示しています。今回は海外遠征後で、更なるパフォーマンスに期待が高まります。祖母は重賞7勝をあげた女傑ラヴェリータという血統。

    <他地区馬の紹介>

    ■シンメデージー
    *高知 打越勇児 厩舎 牡4歳
    *成績 14戦9勝2着2回
    *重賞タイトル
     はがくれ大賞典(2025)
     土佐秋月賞(2024)
     西日本3歳優駿(2024)
     西日本クラシック(2024)
     土佐春花賞(2024)
    *詳細データ[ → ]

     23年12月に高知からデビューし、重賞2勝を含む無傷の6連勝を飾りました。それ以降はダート三冠に挑戦し、東京ダービー4着&ジャパンダートクラシック5着。いずれも地方馬最先着で、実力は証明済みです。引き続き全国の舞台に立ち、佐賀記念&名古屋グランプリは2着、名古屋大賞典は3着に好走。悲願の交流重賞Vまで、もう少しです。

    *帝王賞の情報は、南関魂でもお伝えしていきます!

    第48回 帝王賞(JpnI)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)

    ■サヨノネイチヤ
    小林6/21良 1000m-66.2秒 800m-50.6秒 600m-37.1秒
    ■バーデンヴァイラー
    牧場6/22坂路 600m-37.7秒 200m-12.0秒
    ■マースインディ
    大井6/22不 1000m-63.6秒 800m-50.2秒 600m-36.9秒
    ■ライトウォーリア
    牧場6/22坂路 600m-37.9秒 200m-12.1秒
    ■ウィルソンテソーロ
    美浦6/23坂路 800m-53.2秒 600m-38.5秒 200m-12.4秒
    ■キングズソード
    栗東6/23坂路 800m-58.2秒 600m-42.6秒 200m-13.3秒
    ■グランブリッジ
    栗東6/23P良 600m-42.5秒 200m-11.2秒
    ■セラフィックコール
    栗東6/23坂路 800m-58.9秒 600m-42.5秒 200m-13.4秒
    ■ディクテオン
    栗東6/22坂路 800m-53.0秒 600m-38.4秒 200m-12.4秒
    ■ノットゥルノ
    栗東6/21坂路 800m-52.9秒 600m-38.6秒 200m-12.4秒
    ■メイショウハリオ
    栗東6/19CW稍 1400m-96.4秒 1000m-65.4秒 800m-51.3秒 600m-36.8秒 200m-11.7秒
    ■ヒロイックテイル
    高知6/21不 800m-51.8秒 600m-37.7秒 200m-11.9秒
    ■トランセンデンス
    高知6/21不 800m-56.2秒 600m-41.3秒 200m-13.2秒
  • 高橋華代子のレースレポート

    南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中

  • 回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
    47 令6 キングズソード 牡5 藤岡 佑介
    46 5 メイショウハリオ 牡6 濱中 俊
    45 4 メイショウハリオ 牡5 濱中 俊
    44 3 テーオーケインズ 牡4 松山 弘平
    43 2 クリソベリル 牡4 川田 将雅
    42 令元 オメガパフューム 牡4 D.レーン
    41 平30 ゴールドドリーム 牡5 C.ルメール
    40 29 ケイティブレイブ 牡4 福永 祐一
    39 28 コパノリッキー 牡6 武 豊
    38 27 ホッコータルマエ 牡6 幸 英明
    37 26 ワンダーアキュート 牡8 武 豊
    36 25 ホッコータルマエ 牡4 幸 英明
    35 24 ゴルトブリッツ 牡5 川田 将雅
    34 23 スマートファルコン 牡6 武 豊
    33 22 フリオーソ 牡6 戸崎 圭太
    32 21 ヴァーミリアン 牡7 武 豊
    31 20 フリオーソ 牡4 戸崎 圭太
    30 19 ボンネビルレコード 牡5 的場 文男
    29 18 アジュディミツオー 牡5 内田 博幸
    28 17 タイムパラドックス 牡7 武 豊
    27 16 アドマイヤドン 牡5 安藤 勝己
    26 15 ネームヴァリュー 牝5 佐藤 隆
    25 14 カネツフルーヴ 牡5 松永 幹夫
    24 13 マキバスナイパー 牡6 K.デザーモ
    23 12 ファストフレンド 牝6 蛯名 正義
    22 11 メイセイオペラ 牡5 菅原 勲
    21 10 アブクマポーロ 牡6 石崎 隆之
    20 9 コンサートボーイ 牡5 的場 文男
    19 8 ホクトベガ 牝6 横山 典弘
    18 7 ライブリマウント 牡4 石橋 守
    17 6 スタビライザー 牡6 柴田 善臣
    16 5 ハシルショウグン 牡5 的場 文男
    15 4 ラシアンゴールド 牡5 蛯名 正義
    15 4 ナリタハヤブサ(1着同着) 牡5 横山 典弘
    14 3 チヤンピオンスター 牡7 高橋 三郎
    13 2 オサイチブレベスト 牡6 丸山 勝秀
    12 平元 フエートノーザン 牡6 安藤 勝己
    11 昭63 チヤンピオンスター 牡4 桑島 孝春
    10 62 テツノカチドキ 牡7 佐々木 竹見
    9 61 トムカウント 牡7 石崎 隆之
    8 60 ロツキータイガー 牡4 桑島 孝春
    7 59 スズユウ 牡6 石川 綱夫
    6 58 トラストホーク 牡5 高橋 三郎
    5 57 コーナンルビー 牝4 堀 千亜樹
    4 56 アズマキング 牡4 岡部 盛雄
    3 55 カツアール 牡4 高橋 三郎
    2 54 ハツマモル 牡4 福永 二三雄
    1 53 ローズジヤツク 牡5 阪本 泰之