重賞レース
第44回 帝王賞(JpnI)
- 2021年6月30日(水)
- 20:05発走

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優勝馬
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レースについて
レース概要ダート部門の実力馬たちが全国各地から集う上半期のグランプリレースです。1995年から地方・中央の指定交流競走となり、コンサートボーイやアジュディミツオー、フリオーソら地方の名馬たちがJRAの強豪馬を相手に数々の名レースを生み出しました。
コース紹介4コーナーからゴールまでの直線部分が長い外回りコースを使用。発走地点はスタンド前の4コーナー付近で、400mほど先のゴールを一旦通過し、そのまま一周します。ダート競馬のチャンピオン・ディスタンスとされる距離のコースです。 -
高橋華代子の注目馬情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第44回 帝王賞(JpnI)>
(6月23日現在)
■オメガパフューム
地方のダートグレード競走は連を外さず、特に大井競馬場との相性も抜群。東京大賞典は史上初の3連覇、2年前の帝王賞はチュウワウィザードを抑えて優勝しました。
■オーヴェルニュ
ダート重賞2勝馬で、地方コースは初登場。父のスマートファルコンは2011年の帝王賞の勝ち馬で、ダートグレード競走で大活躍。父子制覇に期待がかかります。
■チュウワウィザード
昨年はチャンピオンズカップなどを優勝し、JRA最優秀ダートホースを受賞しました。今年3月のドバイワールドカップでは2着になり、それ以来となる実戦です。
■テーオーケインズ
前走のアンタレスSで念願の重賞初制覇。大井コースは3走前の東京大賞典で初出走し、中8日ながらも、優勝したオメガパフュームから0.2秒差の6着でした。
■カジノフォンテン
昨年の東京大賞典はオメガパフュームからクビ差の2着でしたが、それ以降は川崎記念、かしわ記念など3連勝中。地方競馬の総大将として、JpnⅠ3勝目を目指します。
■ミューチャリー
強い舞台に挑戦し続けてきましたが、前走の大井記念は久しぶりに地元馬同士の対戦で圧勝し、力の違いを見せつけました。昨年の東京大賞典も僅差の5着。末脚身上。
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高橋華代子の重賞直前情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第44回 帝王賞(JpnI)>(6月28日現在)
調教追い切り動画はこちら
■カジノフォンテン
*船橋 山下貴之 厩舎 牡5歳
*成績 21戦12勝2着1回
*重賞タイトル
かしわ記念(JpnI)(2021)
京成盃グランドマイラーズ(SII)(2020・2021)
川崎記念(JpnI)(2021)
勝島王冠(SII)(2020)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]ダート競馬上半期の総決算、帝王賞が刻々と近づいてきました。地方競馬の総大将として臨むのはカジノフォンテン。今年3戦3勝と負けなしで、川崎記念とかしわ記念に続き3つ目のJpnⅠ獲りを目指します。コンビを組んでいるのは張田昂騎手。
大井競馬場のチャンピオンディスタンスでもある2000mを舞台に、昨年末の東京大賞典は2番手から先頭に立って押し切るかと思ったところに、オメガパフュームにクビ差交わされ2着に涙を呑みました。
ダートグレード競走初挑戦で9番人気ながらも王者と死闘を演じた姿は、「よく頑張った!」という声が圧倒的に多かったと思いますが、関わってきた皆さんは本当に悔しそうでした。それだけ、その時点ですでに全国レベルであることを実感していたからこそ。
一戦ごとにどんどん強くなっているという表現は、まさに現在のカジノフォンテンを象徴するかのような言葉で、さらにパワーアップしているような走りが続いています。前走のかしわ記念は3番手から早め先頭に立って後続の追撃を振り切り、走り終えた直後から疲れも見せずにケロッとしていたそう。
3歳夏の放牧休養以降、古馬重賞初挑戦だった川崎マイラーズはハイペースに巻き込まれ(5着)、マイルグランプリ(7着)は大井の内回りコースが合わなかったことが敗因で、それ以外はほぼパーフェクトな成績。
川崎記念、かしわ記念はともに、地方競馬の総大将だったフリオーソが制してから10年振りとなる地方勢の勝利を挙げ、この帝王賞もそのフリオーソ以来となる11年振りの優勝に期待がかけられています。
「最近は、最後に苦しくなってもあきらめない根性がついてきたように思います。それだけ心身ともに成長しているのでしょうね。普段は立ち上がったりうるさい馬ですが、今は装鞍所に来ると大人しくなって、自分の仕事がわかってきたかのようです。
かしわ記念の後も順調で、暑さにも我慢してくれています。最終追い切りを見ていると、動きの切れはかしわ記念の時よりももう少しかなぁという印象は受けましたが、カジノ自身の力は出せる状態には仕上がったと思います。いい枠を引くことができたし、ハナに行くつもりで主導権を握って正攻法の競馬をさせたいです。
チャンピオンを決めるにふわさしいレースで、真のチャンピオンになれるように頑張りたいですね。今年は無敗で終わりたいと、そのくらいの気持ちでいます」(山下貴之調教師)。■ミューチャリー
*船橋 矢野義幸 厩舎 牡5歳
*成績 20戦7勝2着2回
*重賞タイトル
大井記念(SI)(2021)
マイルグランプリ(SII)(2020)
羽田盃(SI)(2019)
鎌倉記念(SII)(2018)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]ミューチャリーはデビュー時から南関東のこの世代の頂点で輝いてきました。御神本訓史騎手が手綱を取り続け、2歳時には鎌倉記念を優勝し、3歳では羽田盃、4歳ではマイルグランプリ、今年5歳になって大井記念と、4年連続で通算4つ目のタイトルを獲得しています。
全国区の力があると見ていた陣営は、常に高みに向かってダートグレード競走に挑戦し続けてきましたが、前走の大井記念は前年のマイルグランプリ(優勝)以来となる久しぶりの南関東同士との対戦。
中団後方から進めていくと、向正面で動いていき4コーナーでは先頭へ。そのまま後続との差を広げ37秒2の脚を繰り出し、2着のフィアットルクスに6馬身差をつけて圧勝しました。勝ちタイムは2000m2分4秒3(重)。
大井記念が2000mになってからは今年8回目で最速タイム。ダートグレードレースのハイレベルな舞台で戦い続けてきた馬の強さを存分に見せつけた結果になったと言えるでしょう。
いい雰囲気の中、再びダートグレード競走JpnⅠへの挑戦。昨年末の東京大賞典は優勝したオメガパフュームから0.2秒差の5着と、もう一歩のところまできています。また、同い年で急成長しているカジノフォンテンとの再戦。
「体質も強くなっているようで、前走は初めて間隔がない中で使いましたがへこたれることもなく、この中間も帝王賞に向けて順調で、さらに上向いているように思います。末脚のいい馬ですが、大井記念のように自分で動いていってもいいし、その辺りは御神本に任せます。4コーナーでは先頭から5馬身以内の射程圏内に入れたいですね」(矢野義幸調教師)。■ノンコノユメ
*大井 荒山勝徳 厩舎(小林) セ9歳
*成績 40戦9勝2着8回
*重賞タイトル
サンタアニタトロフィー(SIII)(2019)
フェブラリーS(GI)(2018)
根岸S(GIII)(2018)
東京中日スポーツ杯武蔵野S(GIII)(2015)
ジャパンダートダービー(JpnI)(2015)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]中央時代にはフェブラリーSやジャパンダートダービーなどを制したダート界の雄が、南関東の一員になったのは2年前の夏。それ以降もダートグレード競走でハイレベルな戦いを続けてきました。そんなノンコノユメも今年9歳になり、2月の金盃(7着)以来の実戦。
「気持ちが競馬に向いていないようだったので、山元トレーニングセンターへ出していました。帰ってきてから追い切りを重ねていくうちに、自分でも行く気を見せるようになって、やる気スイッチも入ってきているように思います。その分、かなり攻めているのでケアをしてあげながら、持ち上がってきたように感じます。
ファンの多い馬ですし、どこかでまた何かひとつ勝たせてあげたいなぁという思いでは取り組んでいます」(荒山勝徳調教師)。
関係者に聞いても、9歳とは言え肉体的にはまだ若々しいというノンコノユメ。相手は非常に強くなりますが、地力はトップクラスな馬だけに、仕切り直しの今回どんな走りを見せてくれるか興味深いです。<中央馬の顔ぶれ>
■オーヴェルニュ
ダート重賞2勝馬で、地方は初登場。前走の平安Sをレコード勝ちで勢いにのります。父のスマートファルコンは2011年の帝王賞馬、父子制覇に期待が高まります。
■オメガパフューム
*JRA 安田翔伍 厩舎 牡6歳
*成績 20戦9勝2着6回
*重賞タイトル
東京大賞典(GI)(2018・2019・2020)
平安S(GIII)(2020)
帝王賞(JpnI)(2019)
シリウスS(GIII)(2018)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]地方のダートグレード競走は連を外さず、特に大井との相性も抜群。東京大賞典は史上初の3連覇を飾り、2年前の帝王賞はチュウワウィザードを抑えて優勝しました。
■クリンチャー
*JRA 宮本博 厩舎 牡7歳
*成績 28戦6勝2着5回
*重賞タイトル
名古屋大賞典(JpnIII)(2021)
佐賀記念(JpnIII)(2021)
みやこS(GIII)(2020)
京都記念(GII)(2018)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]芝とダートの重賞ウイナー。現在連勝中で、佐賀記念は逃げ切り勝ちを収め、名古屋大賞典は4番手から早め先頭に立って押し切りました。大井競馬場に初登場!
■ダノンファラオ
*JRA 矢作芳人 厩舎 牡4歳
*成績 14戦5勝2着2回
*重賞タイトル
ダイオライト記念(JpnII)(2021)
浦和記念(JpnII)(2020)
ジャパンダートダービー(JpnI)(2020)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]昨年のジャパンダートダービーは2番手から先頭に立つ内容でJpnⅠ馬に輝きました。成績に波はありますが、先行力を武器に今回はどんな走りを見せるでしょう。
■チュウワウィザード
*JRA 大久保龍志 厩舎 牡6歳
*成績 20戦10勝2着4回
*重賞タイトル
チャンピオンズC(GI)(2020)
川崎記念(JpnI)(2020)
JBCクラシック(JpnI)(2019)
平安S(GIII)(2019)
ダイオライト記念(JpnII)(2019)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]昨年はチャンピオンズカップなどを優勝し、JRA最優秀ダートホースを受賞。ドバイワールドカップは2着で、今回はそれ以来の実戦です。鞍上は戸崎圭太騎手。
■テーオーケインズ
抜群の安定感を誇り、前走のアンタレスSで重賞初制覇。3走前の東京大賞典は重賞初挑戦で中8日の競馬ながら、優勝したオメガパフュームから0.2秒差の6着でした。
■マルシュロレーヌ
*JRA 矢作芳人 厩舎 牝5歳
*成績 18戦7勝2着2回
*重賞タイトル
エンプレス杯(JpnII)(2021)
TCK女王盃(JpnIII)(2021)
レディスプレリュード(JpnII)(2020)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]キョウエイマーチの孫娘で、大井のレディスプレリュードなど通算タイトルは3勝。牝馬が制した場合は2003年のネームヴァリュー以来です。森泰斗騎手と初コンビ。
*帝王賞の情報は、南関魂でもお伝えしていきます!
第44回 帝王賞(JpnI)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)
■カジノフォンテン 船橋6/26良右 1000m-63.4秒 800m-49.6秒 600m-37.3秒 200m-12.0秒 強めに ■ミューチャリー 船橋6/26良右 1000m-64.0秒 800m-49.0秒 600m-36.5秒 200m-12.0秒 稍一杯 ■ノンコノユメ 小林6/25不良 1200m-82.0秒 1000m-64.5秒 800m-48.9秒 600m-35.9秒 強めに ■オーヴェルニュ 栗東6/23W良 1000m-70.0秒 800m-53.5秒 600m-40.5秒 200m-12.6秒 馬なり ■オメガパフューム 栗東6/25W良 1200m-83.3秒 1000m-66.6秒 800m-50.8秒 600m-37.1秒 200m-12.6秒 一杯に ■クリンチャー 栗東6/27坂路 800m-57.4秒 600m-41.9秒 200m-13.7秒 馬なり ■ダノンファラオ 栗東6/26坂路 800m-54.8秒 600m-39.8秒 200m-12.4秒 馬なり ■チュウワウィザード 栗東6/26坂路 800m-51.3秒 600m-37.0秒 200m-12.4秒 強めに ■テーオーケインズ 栗東6/27坂路 800m-55.5秒 600m-39.8秒 200m-12.1秒 馬なり ■マルシュロレーヌ 栗東6/26坂路 800m-54.3秒 600m-38.9秒 200m-12.8秒 馬なり -
高橋華代子のレースレポート
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第44回 帝王賞(JpnI)>
優勝インタビュー動画はこちら
ダート競馬上半期の総決算・帝王賞には、13頭と少頭数ながらも地方・中央から超豪華メンバーが集いました。
その中で、3強対決に胸躍った方も多かったでしょう。2年前の覇者で東京大賞典は史上初の3連覇など、大井コースを大得意にしているオメガパフューム(1番人気)。昨年のチャンピオンズカップの勝ち馬で、今年のドバイワールドカップは2着だったチュウワウィザード(2番人気)。そして、地方競馬の大将JpnⅠ2勝馬カジノフォンテン(3番人気)。
しかし、この3強がいずれも馬券圏外になるというのも競馬の難しさ。44代目の帝王として名乗り出たのは、松山弘平騎手が手綱を取った4番人気テーオーケインズ(中央・高柳大輔厩舎)でした。「本当に強い馬なのでやってくれると信じていました」と松山騎手。
レースは、いつもよりも行きっぷりが今一つだったカジノフォンテンが、押していきながらハナを主張していくと、2番手にはピッタリとダノンファラオ、3番手にオーヴェルニュ。1~2コーナーではすでに縦長となり、前半600m通過35秒8、1000m通過は60秒8。
すかさず、内にテーオーケインズ、外にはクリンチャー。その後ろにチュウワウィザード。中団には、マルシュロレーヌや、ミューチャリー、オメガパフュームが並んでいき、ノンコノユメとヒカリオーソも続いていくと、フレアリングダイヤとモンゲートラオは大きく離れた後方から。
3コーナーでは前10頭ほどが固まる隊列。4コーナーに入ると逃げたカジノフォンテンは馬群に飲まれ、最内からテーオーケインズがメンバー中最速36秒8の脚で突き抜けました。勝ちタイムは2000m2分2秒7(重)。3馬身差で、2着には後方から脚を伸ばしてきたノンコノユメ、3着がクリンチャーでした。
「スタートも良かったですし、良いポジションでしっかり折り合いもつけられました。自分の思っていた理想の競馬ができましたね。最後は本当に鋭く伸びてくれて、後ろも突き放しているので強い競馬でした」。
テーオーケインズは、昨年の東京大賞典では重賞初挑戦ながらも中8日での強行軍の中、優勝したオメガパフュームから0.2秒差の6着とハイレベルな走りを見せていました。その後にはアンタレスSで重賞初制覇を飾ると、この帝王賞では強力な面々を一蹴し、ダート競馬の上半期を締めくくりました。
今年4歳、可能性は無限大です!ダート競馬にまた楽しみな馬が登場しました。
一方、2着の地方最先着ノンコノユメ(10番人気、大井・荒山勝徳厩舎<小林>)は、今年9歳。中央時代はフェブラリーSやジャパンダートダービーなどを制しているビッグネームで、南関東移籍後もダートグレード競走で走り続けてきましたが、近走は気持ちが競馬に向いていないということで、放牧休養を挟んでの仕切り直しの一戦。
真島大輔騎手を背に、道中は後方から、最後はテーオーケインズに次ぐ36秒9の脚を使い2着まで追い上げました。真島騎手に振り返ってもらいました。
「パドックも返し馬もすごく良かったですが、9歳という年齢もあるのか、ハミを取るタイミングがワンテンポ遅れる感じだったので、それなら待ってあげるレースをしようと思いました。ゲートは上手に出ましたがゆっくり行く感じで、あとは直線まで我慢をして手応えがあれば、そこから道を探そうと。
道中は終始ノンコのリズムで行っていたので、前のペースが流れているとか忙しいという感じは全然なかったです。今のノンコのリズムで走れた感じで、気持ちさえ途切れなければ最後もあれだけの脚を使ってくれました。馬に覇気が戻っていてすごく若返った感じがします」(真島騎手)。
2歳時から走り続けてきた小柄な馬が、9歳でもなおこの一線級で輝き続けています。そんなノンコノユメも、本当にすばらしい馬です。
<他陣営のコメント>
3着 クリンチャー クリストフ・ルメール騎手
「すごくいい競馬はしてくれました。外枠からだったので、1、2、3、4コーナーで、結構外になりました。右回りは上手で、ずっといい感じだったので勝てると思いましたが、1、2着馬がストロングフィニッシュでした。G1でも楽しみです」
4着 ミューチャリー 御神本訓史騎手
「道中はうまくついていけてこの馬の走りはできたと思いますが、窮屈になるところがあって、脚を余した感じはありました。
本当は切れ味を出すならもう一つ後ろになるでしょうが、馬場も考えて、ちょっと前目で追走していった分、切れ味は甘くなりました。でも、後ろから行ってもどうだったかなという感じはあるし、馬場質と枠順、脚質を考えて、最善の騎乗はできたと思っています。
僕自身、馬の成長はそこまで感じないのですが、G1をぶつけてきているので、追走には慣れてきました。上り37秒台の末脚が出るように道中ためればもう少しやれるかなとも思いますが、去年からずっとやってきて、なかなか差がつまらないですね。
右回りの方が走りやすそうにはしていますが、右左というよりも、ゆったりしたコースはいいと思います。船橋は走り慣れているからなのか、なぜかもう少しですけどね」
5着 オメガパフューム ミルコ・デムーロ騎手
「頑張ってはいますが、ズブくなっている感じですね。スタートは良かったですが、あとはいつも通りで進んでいきませんでした。向正面で前の馬が良さそうに思ったので早めに動きましたが、3、4コーナーでは結構ズブかったです。それでも、いつも長く脚を使うので大丈夫かなと思って直線を向いて外に出しましたが、あまり伸びませんでした。残念です」
6着 チュウワウィザード
ドバイワールドカップ(2着)後になる一戦。道中6番手も勝負所で窮屈になる場面も見られ、10番手に下がるもまた盛り返しての6着。
7着 オーヴェルニュ 福永祐一騎手
「ポジション的には3番手でイメージ通りでしたが、思った以上に左に逃げていって、右回りではまだそういう面を出すようです。元々あったとは聞いていたのですが、最後しんどくなりました」
8着 マルシュロレーヌ 森泰斗騎手
「うまく流れにはのれて、馬場を考えても割とうまく乗れたとは自分では思っています。唯一の牝馬で、牡馬を相手にちょっときつい面はありましたが、ダートグレードの牝馬のトップクラスの力は感じました。このような馬に騎乗チャンスを頂けてありがたかったです」
9着 ダノンファラオ
同じ条件を勝っているジャパンダートダービーウイナー。逃げるカジノフォンテンのピッタリ2番手につけていくも、最後は9着でした。
10着 カジノフォンテン 張田昂騎手
「スタートからポジションを取るためにハイペースになってしまい、あの形なら3番手くらいで走らせても良かったです。ここまで負ける馬ではないので、自分のペースで走らせてあげられなかったことは自分の騎乗ミスです。カジノの力を出してあげられなかったのは本当に悔しいですが、このままでは終われないので巻き返します」
11着 ヒカリオーソ 山崎誠士騎手
「追走は苦労しなかったですが、3コーナーで嫌気を差してやめちゃうようなところがありました。気持ちの面で復活して欲しいです」
12着 モンゲートラオ 矢野貴之騎手
「前にいた馬(フレアリングダイヤ)に負けないようについていって、馬は頑張ってくれました」
13着 フレアリングダイヤ 和田譲治騎手
「後ろから脚を使わせるイメージでいきましたが、さすがにメンバーも強くてついていけませんでした。馬自身は最後まで一生懸命走ってくれています」
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回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手 44 令3 テーオーケインズ 牡4 松山 弘平 43 2 クリソベリル 牡4 川田 将雅 42 令元 オメガパフューム 牡4 D.レーン 41 平30 ゴールドドリーム 牡5 C.ルメール 40 29 ケイティブレイブ 牡4 福永 祐一 39 28 コパノリッキー 牡6 武 豊 38 27 ホッコータルマエ 牡6 幸 英明 37 26 ワンダーアキュート 牡8 武 豊 36 25 ホッコータルマエ 牡4 幸 英明 35 24 ゴルトブリッツ 牡5 川田 将雅 34 23 スマートファルコン 牡6 武 豊 33 22 フリオーソ 牡6 戸崎 圭太 32 21 ヴァーミリアン 牡7 武 豊 31 20 フリオーソ 牡4 戸崎 圭太 30 19 ボンネビルレコード 牡5 的場 文男 29 18 アジュディミツオー 牡5 内田 博幸 28 17 タイムパラドックス 牡7 武 豊 27 16 アドマイヤドン 牡5 安藤 勝己 26 15 ネームヴァリュー 牝5 佐藤 隆 25 14 カネツフルーヴ 牡5 松永 幹夫 24 13 マキバスナイパー 牡6 K.デザーモ 23 12 ファストフレンド 牝6 蛯名 正義 22 11 メイセイオペラ 牡5 菅原 勲 21 10 アブクマポーロ 牡6 石崎 隆之 20 9 コンサートボーイ 牡5 的場 文男 19 8 ホクトベガ 牝6 横山 典弘 18 7 ライブリマウント 牡4 石橋 守 17 6 スタビライザー 牡6 柴田 善臣 16 5 ハシルショウグン 牡5 的場 文男 15 4 ラシアンゴールド 牡5 蛯名 正義 15 4 ナリタハヤブサ(1着同着) 牡5 横山 典弘 14 3 チヤンピオンスター 牡7 高橋 三郎 13 2 オサイチブレベスト 牡6 丸山 勝秀 12 平元 フエートノーザン 牡6 安藤 勝己 11 昭63 チヤンピオンスター 牡4 桑島 孝春 10 62 テツノカチドキ 牡7 佐々木 竹見 9 61 トムカウント 牡7 石崎 隆之 8 60 ロツキータイガー 牡4 桑島 孝春 7 59 スズユウ 牡6 石川 綱夫 6 58 トラストホーク 牡5 高橋 三郎 5 57 コーナンルビー 牝4 堀 千亜樹 4 56 アズマキング 牡4 岡部 盛雄 3 55 カツアール 牡4 高橋 三郎 2 54 ハツマモル 牡4 福永 二三雄 1 53 ローズジヤツク 牡5 阪本 泰之