重賞レース

第49回 東京2歳優駿牝馬(SI)

  • 2025年12月31日(水)
  • 16:30発走
第49回優勝馬:アンジュルナ号
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    レースについて

    レース概要

    地方競馬所属の若駒によって争われる、2歳戦線の牝馬限定重賞。第1回が施行されたのは昭和52年で、創設当初から12月に施行されており、第26回(平成14年)から第30回(平成18年)までは毎年12月30日に、第31回(平成19年)以降は毎年12月31日に施行されてきました。

    コース紹介
    4コーナーからゴールまでの直線部分が短い内回りコースを使用。発走地点はゴールの200mほど手前で、スタート直後にゴールを一旦通過し、そのまま一周します。距離適性はもちろん、コーナー4つのコース形態に対する適性も問われます。
  • 高橋華代子の注目馬情報

    南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中

    <第49回 東京2歳優駿牝馬(SI)>
    (12月22日現在)

    アンジュルナ
    前走のローレル賞は直線で力強く抜け出すと、後続に4馬身差をつける完勝。3連勝で記念すべきタイトルを手にしました。今回は初となる大井&右回りでのパフォーマンスにも注目が集まります。

    カンターレ
    6戦して1勝2着2回3着2回着外は1度だけという安定した走りが続いています。前走のローレル賞は中団から追走し、最後は3着まで追い上げ、優先出走権を獲得しました。

    ナーサリーテイル
    新馬戦は後続に7馬身差Vを決めました。2戦目のリバーサイドアイドル特別は過去の勝ち馬から重賞ウイナーを多く輩出していますが、ここも4馬身差をつける完勝でした。

    ライドハイ
    新馬戦は4番手から進めて最後は8馬身差をつける圧勝劇。今回と同条件となる2戦目は逃げ切り、無傷の2連勝中です。絶好調の荒山勝徳調教師が愛弟子・藤田凌騎手とVを目指します。

    リュウノフライト
    目下4戦4勝(重賞3勝)と負けなしです。前走のエーデルワイス賞は4コーナーで先頭に立つと押し切り、1番人気に応えました。ホッカイドウ所属馬としての初Vに期待が高まります。

  • 高橋華代子の重賞直前情報

    南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中

    <第49回 東京2歳優駿牝馬(SI)>

    (12月30日現在)

    調教追い切り動画はこちら

    ■アンジュルナ
    *浦和 小久保智 厩舎 牝2歳
    *成績 6戦4勝2着0回
    *重賞タイトル
     ローレル賞(SII)(2025)
    *詳細データ[ → ]

     前走のローレル賞は1番人気に応えて3連勝で重賞初制覇。向正面で外の2番手を進め、最後の直線で力強く抜け出し、後続に4馬身差をつけました。野畑凌騎手は「強かったですね。4コーナーで手応えは怪しくなりましたが、追ってからはしっかりと反応してくれました」とコメント。この時は1か月弱での競馬でしたが、今回はそれ以上に間隔を空け、じっくり調整を続けてきたそうです。小久保智調教師は「前走はかわいそうなことをしましたが、今回は乗り込みました。最終追い切りもビシッとできて、いい状態で臨めます」とのこと。初めてのコース&右回りについては「自在性があるので対応はしてくれると思うし、調教の感じからも右回りは問題ないです。気持ちが素直で、身体能力も素晴らしい馬。先々も見据えて期待を持って臨みたいです」と楽しみにしていました。

    ■グッドディーズ

    <石崎駿厩舎提供>

    *船橋 石崎駿 厩舎 牝2歳
    *成績 8戦2勝2着1回
    *詳細データ[ → ]

     ホッカイドウ競馬で1勝を挙げ、この秋に船橋へ移籍。初戦だった前走の自己条件(1500m)はインの4番手を進め、最後は大外に持ち出し差し切りました。「まだ状態が完璧じゃなくてもレース内容が良かったので、あの子の能力を確認することができました」と石崎駿調教師。この結果から、暮れの大一番へ。石崎調教師は騎手時代に数多くの重賞ウイナーに跨り、現在は自身で管理馬たちの調教に乗っています。仕上げについて「前走のダメージもなく回復も早くて順調にきました。馬体の成長などは先々の馬ですが、現状のいい状態で送り出せるし、条件も心配はしていません。賢くて、いい子。輸送競馬は初めてなので、そこは平常心でいけたら楽しみだと思います」と期待を寄せていました。人馬ともに重賞初挑戦Vを狙います。

    ■ライドハイ
    *大井 荒山勝徳 厩舎(小林) 牝2歳
    *成績 2戦2勝2着0回
    *詳細データ[ → ]

     1200mの新馬戦は大外から直線で抜け出し、後続に8馬身差をつける圧勝でした。コンビを組む藤田凌騎手は「ポテンシャルの高さを感じます。牝馬特有の気の難しさはありますが気をつければもっと走れると思うし、根本的には肝が据わっていて物怖じしない馬ですね」とコメント。続く1600mの特別戦は逃げ切り勝ちを収め、重賞の舞台に上がります。荒山勝徳調教師は「逃げるとハミを取らないので、今回は行く馬たちも多いのでしまいを生かせるほうが競馬はしやすいと思います。馬も良くなってきているし期待したいです」と明るい表情でした。29日の東京大賞典は同厩のディクテオンが勝利を飾り大仕事を成し遂げたばかり。厩舎の勢いでライドハイも無傷の3連勝で初の勲章を目指します。

    <他地区馬の紹介>

    ■ココキュンキュン
    *兵庫 長南和宏 厩舎 牝2歳
    *成績 9戦6勝2着0回
    *重賞タイトル
     ラブミーチャン記念(SP1)(2025)
     金沢シンデレラカップ(2025)
     園田プリンセスカップ(2025)
    *詳細データ[ → ]

     園田デビュー馬で、9月から重賞路線へ。地元の園田プリンセスCを皮切りに、金沢シンデレラC、笠松のラブミーチャン記念で3連勝を飾りました。現在行っているグランダムジャパン2歳シーズンでは合計30ポイントを獲得し、ホッカイドウのリュウノフライトと並んで暫定トップタイ。遠征キャリアを生かして、初大井で栄冠を目指します。

    ■セイクリスティーナ
    *岩手 佐々木由則 厩舎 牝2歳
    *成績 7戦5勝2着1回
    *重賞タイトル
     寒菊賞(M3)(2025)
     若駒賞(M2)(2025)
     ジュニアグランプリ(M1)(2025)
     若鮎賞(M3)(2025)
    *詳細データ[ → ]

     岩手生え抜き馬。ここまで7戦して5勝2着1回3着1回と非常に安定した成績を収めています。芝とダートの重賞を2勝ずつ。11月に水沢(ダート)1600mで行われた寒菊賞は抜群の手応えで2番手を進めると、3コーナーで先頭に立ち、最後は7馬身差をつける圧勝でした。大井・1600mに舞台を移して岩手勢初制覇を狙います。

    ■リュウノフライト
    *北海道  山口竜一 厩舎 牝2歳
    *成績 4戦4勝2着0回
    *重賞タイトル
     エーデルワイス賞(JpnIII)(2025)
     フルールカップ(H3)(2025)
     リリーカップ(H3)(2025)
    *詳細データ[ → ]

     重賞3勝を含む無傷の4連勝中です。前走のエーデルワイス賞はJRA勢らを抑えて交流重賞勝ちを決めました。東京2歳優駿牝馬はホッカイドウからの移籍馬が多く制していますが、ホッカイドウ所属としての初Vに期待が高まります。なお、母のピエールナオチャンは大井所属だった時期もあり、半兄のリンノレジェンドは2019年の黒潮盃馬です。

    *東京2歳優駿牝馬の情報は、南関魂でもお伝えしていきます!

    第49回 東京2歳優駿牝馬(SI)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)

    ■キッショウテン
    追切り手控え
    ■フェルディナンド
    大井12/27良 1000m-66.8秒 800m-53.0秒 600m-38.9秒
    ■アメリアハート
    川崎12/26右良 1000m-67.3 秒 800m-50.6 秒 600m-37.6 秒
    ■ヘリアンフォラ
    追切り手控え
    ■ミスカッレーラ
    船橋12/27良 1000m-66.9 秒 800m-48.4 秒 600m-36.2 秒
    ■スピニングガール
    大井12/26良 1000m-68.4 秒 800m-53.2 秒 600m-38.5 秒
    ■ボレロオブソロウ
    川崎12/25良 1000m-69.0 秒 800m-53.1 秒 600m-39.7 秒
    ■パペッティア
    小林12/26良 1200m-83.0 秒 1000m-67.6 秒 800m-53.1 秒 600m-39.3 秒
    ■ローリエフレイバー
    大井12/25良 600m-41.4 秒
    ■ミライヘノメグミ
    大井12/27良 1000m-67.1 秒 800m-52.5 秒 600m-38.4 秒
    ■モノノフブラック
    浦和12/26良 1000m-71.8 秒 800m-53.3 秒 600m-37.8 秒
    ■ケテンドリーム
    大井12/27良 1000m-67.4 秒 800m-52.8 秒 600m-39.0 秒
    ■コモリリーガル
    門別12/26坂路 600m-36.6 秒 200m-11.8 秒
    ■シトラルテミニ
    門別12/27坂路 600m-37.4 秒 200m-11.7 秒
    ■モズミギカタアガリ
    門別12/26坂路 600m-35.3 秒 200m-11.8 秒
  • 高橋華代子のレースレポート

    南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中

    <第49回 東京2歳優駿牝馬(SI)>

    優勝インタビュー動画はこちら

     南関東競馬2025年の締めくくりとなる一戦、東京2歳優駿牝馬。地方交流重賞の舞台に全国からうら若き牝馬が集まりました。

     今年は他地区からも強力なメンバーが参戦。無傷の4連勝でエーデルワイス賞を制したリュウノフライト(ホッカイドウ)、芝とダートの重賞勝ち馬セイクリスティーナ(岩手)、全国で重賞Vを飾るココキュンキュン(兵庫)がスタンバイ。

     そんな中、浦和の小久保智厩舎に所属する2番人気アンジュルナが勝利。ローレル賞に次ぐ重賞連勝で、2歳女王の座を射止めました。

     野畑凌騎手を背に好スタート好ダッシュから果敢にハナへ。3コーナーからリュウノフライトが並びかけて一騎打ちムードになりましたが、直線に入るとアンジュルナが振り切りました。後方から脚を伸ばして2着に入ったナーサリーテイルに3馬身差V。そこから3/4馬身差の3着がリュウノフライトでした。

     野畑騎手はレースを振り返り「馬の力を信じて、ハナに立とうと思いました。初めての右回りも難なくこなしてくれたし、相手はリュウノフライトしかいないと思っていたので、4コーナーで少し離した時には勝ったと思いました」とコメント。

     現在4連勝中で圧倒的な強さを見せるパートナーについて「馬体も良く、スピードがあって、心肺機能もすごく高いです。全てにおいて高水準ですね。来年も楽しみですし、これからもアンジュルナといっぱい重賞を勝ちたいです」と笑顔でした。

     小久保調教師は今後について「オーナーさんと相談をしますが、JRA勢とどうやって戦っていけるかというのは考えなきゃいけない馬。それだけの能力はあると思っています。ただ、今日はちょっとナーバスになっているのも見受けられたので、そこは今後の課題ですね」とのこと。

     小久保調教師がこのレースを制したのは、2020年のケラススヴィア以来2度目。ケラススヴィアはそれ以降も南関東牝馬クラシックの主役として、桜花賞と東京プリンセス賞を勝ち、関東オークスでは2着となりました。

     「(ケラススヴィアも)すばらしい馬でしたが、アンジュルナはその先を進んでいけるように育てていきたいです。そのためには今から考えることがたくさんあります」と小久保調教師。14年連続で南関東リーディングに輝いているトレーナーは、すでに次の戦いに向かっていました。



    <他陣営のコメント>

    2着 ナーサリーテイル 御神本訓史騎手
    「返し馬から物見をしてゲートもあまりうまくなく、あの位置からになりましたが、腹をくくって直線勝負に賭けたら、すごい脚を使ってくれました。新しい一面が出て良かったです。距離も延びて良さそうだし、今日の感じだと東京プリンセス賞向きの感じがします」

    3着 リュウノフライト 矢野貴之騎手
    「初馬場やゲート、雰囲気がいつもとは違うのでソワソワしていたり、コーナー4つの対応もうまくできませんでした。1回使っていれば違っていたとは思います。いいモノはかなり持っている馬です」

    4着 グッドディーズ 本田正重騎手
    「満足のいく競馬はできましたが、まだこれからの馬。距離は延びても全然問題はないですし、来年(3歳)以降の馬だと思います。ただ、右回りがダメな訳ではないですが、現状では左回りの方がいいかもしれません」

    5着 セイクリスティーナ 落合玄太騎手
    「ハミを抜いて内側を見るような感じで、若さを出しました。一回手応えがなくなったかなと思いましたが、それでも最後はあれだけくるので力はあります」

    6着 ライドハイ 藤田凌騎手
    「出遅れですね。ポテンシャルはありますが、気持ちの波もあるので、距離はもっと短い方がいいかもしれません」

    7着 ドレインザスワンプ 藤本現暉騎手
    「じっくり行けば、しまいの脚は使ってくれる馬です。最後は置かれるところもありましたが、いい脚は使ってくれました」

    8着 トウキョーアンナ 本橋孝太騎手
    「真っ向勝負をした結果ですが、距離はちょっと長いかもしれません」

    9着 ゴールドカグヤヒメ 鷹見陸騎手
    「1周競馬も距離も初めてだったので、今後を見据える意味では、もう少し競馬に慣れなくてはいけないと思います。これまでは能力で押し切る感じ。調教から乗せていただいている馬で、不器用さもあるので、今後うまく運べるように取り組んでいきたいです。マイルは慣れれば大丈夫そうですし、いい経験になってくれれば」

    10着 カンターレ 岡村健司騎手
    「大井・1600mの内回りは器用な脚を求められる舞台ですが、上手に走ってくれました。ちょっと距離は長いかもしれません」

    11着 ココキュンキュン 山本咲希到騎手
    「初コースでも物見はなく、道中はいい感じに進めることができて、やりたい競馬は完璧にできました。今日の段階では力負けで、-16キロも結果的に2歳牝馬にはかわいそうだったかもしれません。先のある馬なので、また頑張ります」

    12着 スターオブフェザー 桑村真明騎手
    「向正面で動き出しましたが、3、4コーナーでついていけませんでした」

    13着 スプリンガフォート 佐野遥久騎手
    「距離はもっと短い方が持ち味を発揮してくれそうです」

    14着 ファーマドール 吉井章騎手
    「初めて砂をかぶって、思ったよりも嫌がりました。全然走る気がなくなってしまったので、これがいい経験になってくれれば」
  • 回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
    49 令7 アンジュルナ 牝2 野畑 凌
    48 6 プラウドフレール 牝2 張田 昂
    47 5 ローリエフレイバー 牝2 野畑 凌
    46 4 メイドイットマム 牝2 本橋 孝太
    45 3 スピーディキック 牝2 本橋 孝太
    44 2 ケラススヴィア 牝2 森 泰斗
    43 令元 レイチェルウーズ 牝2 本田 正重
    42 平30 アークヴィグラス 牝2 瀧川 寿希也
    41 29 グラヴィオーラ 牝2 今野 忠成
    40 28 ピンクドッグウッド 牝2 戸部 尚実
    39 27 モダンウーマン 牝2 阿部 龍
    38 26 ララベル 牝2 真島 大輔
    37 25 ブルーセレブ 牝2 森 泰斗
    36 24 カイカヨソウ 牝2 戸崎 圭太
    35 23 エンジェルツイート 牝2 森 泰斗
    34 22 クラーベセクレタ 牝2 戸崎 圭太
    33 21 プリマビスティー 牝2 左海 誠二
    32 20 ネフェルメモリー 牝2 戸崎 圭太
    31 19 マダムルコント 牝2 町田 直希
    30 18 ブラックムーン 牝2 的場 文男
    29 17 ダガーズアラベスク 牝2 内田 博幸
    28 16 アサティスジョオー 牝2 張田 京
    27 15 ビービーバーニング 牝2 甲斐 年光
    26 14 パレガルニエ 牝2 今野 忠成
    25 13 ラヴァリーフリッグ 牝2 石崎 隆之
    24 12 ベルモントデーンズ 牝2 的場 文男
    23 11 トミケンブライト 牝2 的場 文男
    22 10 テーケーレディー 牝2 森下 博
    21 9 ダイアモンドコア 牝2 森下 博
    20 8 セイントサブリナ 牝2 張田 京
    19 7 ハイフレンドムーン 牝2 石崎 隆之
    18 6 パルブライト 牝2 藤江 昭徳
    17 5 ニイタカローズ 牝2 佐々木 竹見
    16 4 アーデルエルザ 牝2 鈴木 啓之
    15 3 カシワズプリンセス 牝2 野口 睦三
    14 2 フジノリニアー 牝2 山崎 尋美
    13 平元 ホクトフローラ 牝2 秋田 実
    12 昭63 エスエスレデイー 牝2 的場 文男
    11 62 シナノエンペリー 牝2 宮浦 正行
    10 61 スタードール 牝2 山崎 尋美
    9 60 トミアルコ 牝2 宮浦 正行
    8 59 スービツクマギー 牝2 佐々木 竹見
    7 58 グレイスタイザン 牝2 森下 博
    6 57 サーペンスール 牝2 山口 勲
    5 56 ラドンナリリー 牝2 篠原 久雄
    4 55 テスコフアイヤー 牝2 高橋 三郎
    3 54 ツキメリー 牝2 古市 修二
    2 53 ユウコークイン 牝2 石崎 隆之
    1 52 リマンドタイコウ 牝2 高橋 三郎