重賞レース
第59回 東京盃(JpnII)
- 2025年10月9日(木)
- 20:10発走
- レース
について - 注目馬
情報 - 重賞
直前情報 - レース
レポート - 歴代
優勝馬
-
News
レースについて
レース概要全国各地からスピード自慢が集う、古馬短距離路線のダートグレード競走。第1回が施行されたのは昭和42年で、新スタンド建替えに伴いゴール位置を変更していた第36回(平成14年)、第37回(平成15年)が1,190mのコースで施行されたのを除くと、創設当初から一貫して1,200mのコースを舞台としています。第31回(平成9年)からはダートグレード競走として施行されるようになりました。
コース紹介4コーナーからゴールまでの直線部分が長い外回りコースを使用。発走地点は向正面の2コーナー付近で、スタートから3コーナーまでの直線部分が長く、外寄りの枠からでもレース序盤の先行争いに加わりやすいコース形態と言えます。 体系図
拡大できます
月日 レース名 競馬場 距離 2025/7/30 習志野きらっとスプリント 船橋 1,000m 2025/9/3 アフター5スター賞 大井 1,200m 2025/8/11 クラスターカップ 盛岡 1,200m 2025/9/4 サマーチャンピオン 佐賀 1,400m 2025/9/23 テレ玉杯オーバルスプリント 浦和 1,400m -

高橋華代子の注目馬情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第59回 東京盃(JpnII)>
(10月2日現在)
■エンテレケイア
昨年の習志野きらっとスプリントで重賞初制覇を飾り、通算タイトルは4つ。3走前の東京スプリントは逃げ粘り、僅差の3着でした。地方最先着だった同じ舞台で交流重賞Vを狙います。
■サンライズアムール
デビューから2戦は芝1600mで走りましたが、それ以降はダート1200mを中心に好成績を挙げてきました。前走のクラスターCは逃げ切り、2連勝で念願の初タイトルを獲得。
■シアージスト
JRAデビューですが、2戦目からは姫路で3連勝。JRAに再移籍後も勝ち星を重ね、1200mのリステッドも勝利しました。今回は大井移籍初戦となり、重賞初挑戦Vを目指します。
■ヤマニンチェルキ
1200m&1400mを中心に、能力の高さを示しています。2走前の北海道スプリントCで3歳の勲章を手にし、前走のサマーチャンピオンは古馬を抑えて重賞2連勝を飾りました。
-

高橋華代子の重賞直前情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第59回 東京盃(JpnII)>(10月7日現在)
調教追い切り動画はこちら
■エンテレケイア
*浦和 小久保智 厩舎 牡7歳
*成績 42戦10勝2着10回
*重賞タイトル
川崎スパーキングスプリント(SIII)(2025)
船橋記念(SIII)(2024)
アフター5スター賞(SIII)(2024)
習志野きらっとスプリント(SII)(2024)
*詳細データ[ → ]
JRAでは2歳未勝利を勝ち、21年3月に浦和へ移籍。体の成長を促すために無理はさせず、じっくりと育ててきた馬だそうです。本格化するまでに時間はかかりましたが、体がしっかりしてきた昨年6歳その素質が開花。現在は4つのタイトルを獲得しています。大井・1200mとの相性も良く、今年の東京スプリントは持ち前のスピードを生かして逃げ粘り、クビ+半馬身差の3着に好走しました。なお、前走の習志野きらっとスプリントは、12番手からの競馬となり、まさかの12着。吉原寛人騎手は「ダッシュがつかず。久しぶりに砂をかぶって頭を上げたりして、ハミを取りませんでした。今回はJBCスプリント(11月3日、船橋)に向けてもいい走りをしたいです」と巻き返しを図ります。
JRAでは再転入後に5勝している快速馬。4月に行われた京葉Sは2番手追走から直線で力強く抜け出し、リステッド競走を制しました。のちに大井に移籍して短距離重賞連勝中のファーンヒルを抑えての勝利。前走はオープンの福島テレビ賞を完勝して、大井へ移籍しました。これまでも数多くの名馬に跨ってきた西啓太騎手が調教パートナーを務め、シアージストについても『乗り味はトップクラス』と褒めているそうです。坂井英光調教師は「馬体はいいし、素軽さも出てきました。実戦タイプでもあると思うので、あとは本番でスムーズな走りができれば、好勝負が期待できると思います」とコメント。絶好調の矢野貴之騎手との新コンビで、古巣勢に立ち向かいます。
JRA時代は3歳以上2勝クラスを勝ち上がり、22年初夏に大井へ移籍しました。B2クラスからコツコツと戦い、重賞でも好走しています。この東京盃は3年連続の参戦。一昨年は優勝したドンフランキーの5着となり、昨年は優勝したチカッパに半馬身差の2着。今年もアフター5スター賞(4着)後の一戦に「8歳ですが馬は若いし、去年とは大きく変わったところはないと思っています。最終追い切りでやり過ぎないのは予定通り」と福永敏調教師。今回は1枠2番に入りましたが「去年も2枠3番だったので、そのイメージで乗ってほしいです。下のクラスからここまで頑張ってきてくれた馬。それゆえにひとつ(タイトルを)取らせてあげたいです」と力を込めました。
<JRA所属馬の紹介>
■クロジシジョー
初勝利は2歳未勝利の1400mで挙げましたが、それ以降の勝ち星は全て1200mです(5勝)。昨年の東京スプリントをはじめ、クラスターC、カペラSでいずれも僅差の2着となり、実力は示してきました。船橋に所属してGⅠ/JpnⅠ6勝を挙げた父フリオーソの主戦だった戸崎圭太騎手とともに、念願の初タイトル獲得を目指します。
■コンティノアール
阪神1800mの新馬を勝ち、続く2歳1勝クラス・もちのき賞は、のちに全日本2歳優駿とUAEダービーを制するデルマソトガケにハナ差の2着でした。自身もサウジダービー(5着)&UAEダービー(3着)に参戦。なお、2走前はリステッドの栗東Sを10番人気の低評価を覆して勝利しました。今回は自身初となる1200mに挑戦します。
■サンライズアムール
デビューから2戦は芝1600mで戦いましたが、それ以降はダート1200mで8勝を挙げています(1400mは1勝)。近走では、オープンの水無月S で、カペラSの勝ち馬テイエムトッキュウを抑えて勝利を飾り、続くクラスターCは1番人気に応えて逃げ切りました。念願のタイトルを引っさげて、勢いそのままに大井へ初参戦!
■ドンアミティエ
2歳未勝利は1400mでVを飾りましたが、それ以降は1200m以下でコンスタントに勝ち星を挙げています。昨年末からこの春にかけてオープン3連勝をして、前走の函館スプリントは自身初となる芝の舞台で僅差の3着でした。なお、母クラシックスは大井で走り、祖母モガミヒメは94年の東京3歳優駿牝馬2着だったという大井ゆかりの血統です。
■ヤマニンチェルキ
デビューから1200m&1400mで戦い、能力の高さを見せてきました。重賞に初挑戦した兵庫チャンピオンシップは4着。近走では、2走前の北海道スプリントCで3歳の勲章を手にすると、前走のサマーチャンピオンは古馬を抑えて重賞2連勝を決めました。今回は出走メンバー唯一の3歳馬。昨年のチカッパに続く3歳馬Vを狙います。
*東京盃の情報は、南関魂でもお伝えしていきます!
第59回 東京盃(JpnII)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)
■エンテレケイア 浦和9/27良 800m-53.4秒 600m-39.1秒 ■スターシューター 大井9/29良 1000m-64.7秒 800m-50.3秒 600m-37.0秒 ■マックス 小林9/27良 1000m-65.0秒 800m-48.7秒 600m-36.5秒 ■エートラックス 栗東9/29坂路 800m-52.8秒 600m-38.2秒 200m-12.4秒 ■クロジシジョー 栗東9/29坂路 800m-53.6秒 600m-38.6秒 200m-12.2秒 ■シャマル 栗東9/29坂路 800m-57.1秒 600m-41.7秒 200m-13.1秒 ■チカッパ 栗東9/29坂路 800m-53.0秒 600m-38.9秒 200m-13.2秒 ■ヘリオス 栗東9/29CW良 1200m-79.7秒 1000m-64.7秒 800m-50.5秒 600m-36.9秒 200m-11.8秒 ■イグナイター 園田9/28良 1000m-67.5秒 800m-49.2秒 600m-36.2秒 200m-12.2秒 -

高橋華代子のレースレポート
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第59回 東京盃(JpnII)>
優勝インタビュー動画はこちら
10月9日、東京盃が行われました。3日連続で行われた交流重賞のファイナルは電撃の6ハロン戦。JRA5頭&南関東11頭の16頭がスピードを競い合いました。
出走唯一の3歳馬だった2番人気ヤマニンチェルキ(JRA・中村直也厩舎)が勝利。北海道スプリントC、サマーチャンピオン(佐賀)に次ぐ交流重賞3連勝を決めました。
レースは、地方の大将格エンテレケイアがハナに立っていくと、2番手にマックス、3番手にはサンライズアムールが追走。
ヤマニンチェルキは4番手のインを進めていきました。コンビを組んだ岩田望来騎手は「今日は前がなかなか止まらない傾向にあったので、早めに前につけるイメージでした。道中の雰囲気もすごく良く追走ができました。良いポジション取りができたと思います」とコメント。
ヤマニンチェルキは4コーナーを回ると、逃げたエンテレケイアと2番手に上がったサンライズアムールの間を抜け出し、最後は後続に2馬身差をつける完勝でした。勝ちタイムは1200m1分10秒7(良)。
2着は10番手付近から追走し、メンバー最速の上がり3ハロン35秒8の脚で追い込んだクロジシジョー。そこから半馬身差の1着は好位から粘り込んだサンライズアムール。地方の最先着は5着のマックスでした。
岩田騎手は「今回は斤量も1キロ軽かったので(55キロ)、古馬と同じ斤量になったらどうかというのはありましたが、今日の強い勝ち方を見ると、次も自信を持って挑めると思います」と力を込めました。
3歳馬の勝利は2005年のアグネスジェダイ、2024年のチカッパに次ぐ3頭目の快挙。中村直也調教師は「普段から余計な力は使わないですし、動じない馬です。調教ではそんなに一生懸命走りたがらないですが、レースではしっかり結果を出してくれて、一番ありがたいですね」と微笑みました。
今後は体調が整えば、優先出走権を獲得したJBCスプリント(11月3日、船橋)に向かうプランがあるそうです。岩田騎手は「まだまだ強くなります」とも話していて、成長著しい3歳馬が、次はどんなパフォーマンスを見せるのか注目が集まります。


<他陣営のコメント>
2着 クロジシジョー 戸崎圭太騎手
「道中はもう少しついて行ければ良かったですが、最後は伸びてくれました。暑い時期も使ってきて、ここまで体調を整えてくれたスタッフの方たちに感謝したいです」
3着 サンライズアムール 池添騎手
「前半は少しポジション取るのに促しましたが、3番手を取れてからはいい形で走ることができました。勝ち馬から一気に内から来られたら、一瞬にかわされました。しぶとく踏ん張っていたし、2着には残れるかなと思いましたが……。競馬は上手にできていたし、力は発揮できたと思います」
4着 ドンアミティエ 坂井瑠星騎手
「道中の感じも良かったし、ここを使って変わってくるはずです」
5着 マックス 御神本訓史騎手
「枠も良かったし、スタートも決まりました。展開は去年とは違いましたが、このレースと相性がいいのか、時期的なものなのか、こんなに速いスタートを切ってくれるのは、最近ではなかなかないですね。8歳ですが、地方最先着だし本当に頑張ってくれたと思います」
6着 コンティノアール 北村友一騎手
「以前はすごく緩さのあった馬ですが、しっかりしてきたなと思います。体調がいいから、ゲートもよく出てくれたし、最後もしっかり頑張っています。ただ、1200mは追走が忙しいなと思いました」
7着 エンテレケイア 吉原寛人騎手
「前回はモッサリな感じでしたが、今日はちゃんと行き切れて、反応も戻っていました。JBCスプリントでもスピードをうまく生かせれば」
8着 ドリームビリーバー 藤田凌騎手
「十分に走ってくれたと思います。南関東同士の重賞はチャンスがあると思います」
9着 ジョンソンテソーロ 本田正重騎手
「イメージよりも対応はしてくれましたが、左回りの方が良さそうですね」
10着 オメガレインボー 笹川翼騎手
「自分の走りはしていますが、ペースが違うので、それに戸惑っていた感じですね」
11着 イグザルト 野畑凌騎手
「いい位置は欲しかったですが、相手はスピードの速い馬たちなので、後手後手になってしまいました。コーナーも外を回されましたが、最後はしっかり伸びてくれました」
12着 アームズレイン 赤岡修次騎手
「右回りはあまり良くないと聞いていましたが、手前を替えようとしても、なかなか替えてくれませんでした。能力はあるので、手前を替えてくれれば伸びるはずです」
13着 マースインディ 藤本現暉騎手
「1200mなので、ペースは速かったです。それでもこの仔なりに差してきて、頑張ってくれたと思います」
14着 シアージスト 矢野貴之騎手
「(外)4頭目になったので、よかれと思って1つ下げましたが、キックバックを嫌がって、集中力が切れた感じです。今日はのめりながらであの位置でもあったので、一回叩けばまた変わってくると思います」
15着 ウインリブルマン 岡村健司騎手
「転厩初戦でも頑張ってくれました。相手がめちゃめちゃ強かったので追走は戸惑っていましたが、この馬の力は発揮できたと思います。今後に向けても、いい刺激になったのではないでしょうか」
競走中止 トーセンサンダー (発走直後において騎手がバランスを崩し、騎手騎坐変落馬したため)
-
回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手 59 令7 ヤマニンチェルキ 牡3 岩田 望来 58 6 チカッパ 牡3 横山 典弘 57 5 ドンフランキー 牡4 池添 謙一 56 4 レッドルゼル 牡6 川田 将雅 55 3 サクセスエナジー 牡7 松山 弘平 54 2 ジャスティン 牡4 戸崎 圭太 53 令元 コパノキッキング セ4 藤田 菜七子 52 平30 キタサンミカヅキ 牡8 森 泰斗 51 29 キタサンミカヅキ 牡7 繁田 健一 50 28 ドリームバレンチノ 牡9 岩田 康誠 49 27 ダノンレジェンド 牡5 M.デムーロ 48 26 ノーザンリバー 牡6 蛯名 正義 47 25 タイセイレジェンド 牡6 内田 博幸 46 24 ラブミーチャン 牝5 濱口 楠彦 45 23 スーニ 牡5 川田 将雅 44 22 サマーウインド 牡5 藤岡 佑介 43 21 バンブーエール 牡6 松岡 正海 42 20 フジノウェーブ 牡6 御神本 訓史 41 19 リミットレスビッド 牡8 内田 博幸 40 18 リミットレスビッド 牡7 岩田 康誠 39 17 アグネスジェダイ 牡3 小牧 太 38 16 マイネルセレクト 牡5 武 豊 37 15 ハタノアドニス 牡7 内田 博幸 36 14 アインアイン 牝5 市村 誠 35 13 ノボジャック 牡4 蛯名 正義 34 12 ベラミロード 牝4 内田 利雄 33 11 サカモトデュラブ 牡6 阿部 英俊 32 10 カガヤキローマン 牡5 森下 博 31 9 カガヤキローマン 牡4 石崎 隆之 30 8 トキオクラフティー 牝3 横山 典弘 29 7 サクラハイスピード 牡7 佐藤 隆 28 6 サクラハイスピード 牡6 佐藤 隆 27 5 ハナセール 牡5 高橋 三郎 26 4 ナイキゴージャス 牡3 的場 文男 25 3 テツノヒリユウ 牡8 鷹見 浩 24 2 ヒロツルチカラ 牡3 的場 文男 23 平元 ジングウブレーブ 牡4 鈴木 啓之 22 昭63 イーグルシヤトー 牝5 堀 千亜樹 21 62 テツノヒリユウ 牡4 秋吉 和美 20 61 ハナキオー 牡3 堀 千亜樹 19 60 マルゼンスター 牡5 高橋 三郎 18 59 スズユウ 牡6 石川 綱夫 17 58 スズユウ 牡5 石川 綱夫 16 57 レイクルイーズ 牝3 山崎 尋美 15 56 タイムリーヒツト 牡4 高橋 三郎 14 55 カオルダケ 牝5 赤嶺 本浩 13 54 エビチカラ 牡6 山田 秀太郎 12 53 トドロキヒリユウ 牡4 岡部 盛雄 11 52 トドロキヒリユウ 牡3 岡部 盛雄 10 51 オリオンタイガー 牡4 佐藤 隆 9 50 オサイチテユーダ 牝3 高橋 三郎 8 49 イナリトウザイ 牝3 佐々木 竹見 7 48 オーナーズタイフウ 牡5 佐々木 竹見 6 47 ライトフアスト 牡4 日尾 米造 5 46 オーナーズシユン 牡5 佐々木 竹見 4 45 リユウトキツ 牡3 佐々木 吉郷 3 44 ヤシマナシヨナル 牡5 福永 二三雄 2 43 オリコ 牝5 佐々木 竹見 1 42 アオイライコー 牡7 渥美 忠男

ネット投票