重賞レース
第43回 帝王賞(JpnI)
- 2020年6月24日(水)
- 20:05発走

- レース
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レースについて
レース概要ダート部門の実力馬たちが全国各地から集う上半期のグランプリレースです。1995年から地方・中央の指定交流競走となり、コンサートボーイやアジュディミツオー、フリオーソら地方の名馬たちがJRAの強豪馬を相手に数々の名レースを生み出しました。
コース紹介4コーナーからゴールまでの直線部分が長い外回りコースを使用。発走地点はスタンド前の4コーナー付近で、400mほど先のゴールを一旦通過し、そのまま一周します。ダート競馬のチャンピオン・ディスタンスとされる距離のコースです。 -
高橋華代子の注目馬情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第43回 帝王賞(JpnI)>
(6月16日現在)
■オメガパフューム
大井との相性は抜群で、これまで4回走り3勝(東京大賞典連覇、昨年の帝王賞)、2着1回(JDD)。ここも連覇を目指し、どんなパフォーマンスを見せるでしょうか。
■クリソベリル
昨年は5戦全勝(チャンピオンズカップやジャパンダートダービーなど)という成績で、3歳でJRA賞最優秀ダートホースを受賞。2月にはサウジカップ(7着)に遠征。
■チュウワウィザード
今年の川崎記念や昨年のJBCクラシック(浦和)など重賞は5勝。昨年の帝王賞はオメガパフュームに0.2秒差の2着に涙を呑み、リベンジの一戦です。
■ルヴァンスレーヴ
2年前にチャンピオンズカップや南部杯、ジャパンダートダービーなどを勝ち、3歳でJRA賞最優秀ダートホースを受賞。前走は1年5か月ぶりに復帰し、今回は2戦目。
■ワイドファラオ
ダートと芝の重賞ウイナー。前走のかしわ記念は逃げ切り勝ちで、JpnⅠホースの仲間入りを果たしました。大井2000mは初舞台で、どんな一面を見せるでしょう。
■ストライクイーグル
中央から南関東の一員になり、もうすぐ1年が経とうとしています。昨年の東京記念で念願の重賞初制覇、現在はブリリアントカップと大井記念を連勝中で、勢いは抜群。
■ノンコノユメ
中央ダート界の雄ノンコノユメが南関東に仲間入りをし、8歳になっても高いレベルで戦い続けています。南関東所属になってのJpnⅠホースの称号獲得までもう少し。
■モジアナフレイバー
大井生え抜きの星。強い相手と対戦しながら一戦ごとに強くなっていき、昨年の東京大賞典は3着、フェブラリーSは地方馬最先着の6着。今回は4か月ぶりの実戦。
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高橋華代子の重賞直前情報
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第43回 帝王賞(JpnI)>(6月22日現在)
■ノンコノユメ
*大井 荒山勝徳 厩舎(小林) セ8歳
*成績 35戦9勝2着7回
*重賞タイトル
サンタアニタトロフィー(SIII)(2019)
フェブラリーS(GI)(2018)
根岸S(GIII)(2018)
東京中日スポーツ杯武蔵野S(GIII)(2015)
ジャパンダートダービー(JpnI)(2015)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]中央時代にはフェブラリーSやジャパンダートダービーなどを制してきたダート界の雄が、南関東に移籍してからちょうど1年が経とうとしています。帝王賞3着を皮切りに、それ以降もダートグレード競走などに挑戦しながら大崩れのない成績。昨年の東京大賞典は優勝したオメガパフュームに0.2秒差の2着となり、改めて力を示しました。
前走のブリリアントカップは中団から早め先頭に押し上げていき、最後はストライクイーグルとの叩き合いに持ち込みましたが、0.1秒差の惜しい2着。
「スタートはいつもより上手に出られて二の脚もよかったです。4コーナーもすごくいい感じで回れたのですが、最後はちょっとササって苦しがっていました。差し返されて、本来なら抜け出す感じだったと思うのですが、これも競馬ですね。悔しいです」(真島大輔騎手)。
それ以降は、この帝王賞に向け、山元トレーニングセンターと小林牧場で順調に調整を行ってきたそうです。
担当は女傑ララベルなども手掛けた横山厩務員で、「厩舎に戻ってきた時が471キロの過去最高体重で、とてもいい感じで調整も進めやすかったです。周りの厩舎の皆さんも言ってくださるくらい雰囲気よく見せていて、体重は増えていても減っていても問題はありません。普段から落ち着きもあるし、走る時は全身を使っていいと思います」と好感触。
ノンコノユメと言えばゲートに課題のある馬でしたが、地方競馬ではゲートの際に尾っぽを取ることができ、さらに、触られていると安心して落ち着くタイプのようで、真島騎手はスタート直前まで首筋をなでであげて、荒山調教師もゲートの裏でお尻を触ってあげて、ここまで好スタートを決めています。
南関東ではゲートの面からもメンコを着用していましたが、最近は走りにズブさが出てきたため、今回は中央時代のように耳覆いを外して走る予定ということです(耳覆いを外すかメンコ自体を外すのかは、当日のお楽しみで)。
中央時代の実績はもちろんのこと、8歳になった今も一線級で走り続け、再びJpnⅠの称号までもう一歩のところまできています。超豪華メンバーが集った今回、古巣・中央勢にどのくらい食らいついてくれるでしょうか。
「いい状態に仕上がっていますが、時計はかかってくれた方がノンコにはいいです。今でも中央時代のファンの方から、手紙やニンジン、リンゴ、お守りなどが届きます。改めて愛されてきた馬なんだなぁと感じています。ノンコが走ることによって、ファンの皆さんに元気や勇気を与えられれば」(荒山調教師)。■モジアナフレイバー
*大井 福永敏 厩舎(小林) 牡5歳
*成績 15戦8勝2着0回
*重賞タイトル
勝島王冠(SII)(2018・2019)
大井記念(SI)(2019)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]大井・南関東の生え抜き期待の星モジアナフレイバー。2月のフェブラリーS(6着)後は3月のドバイ国際競走のゴドルフィンマイルに挑戦するためドバイへ遠征しましたが、主催者のドバイレーシングクラブから開催中止の発表があったため、レースは走ることなく帰国しました。
検疫終了後、4月下旬に小林牧場へ帰厩。大井記念の一週前追い切り後、トモに疲れが見られたので自重し、帝王賞に目標を切り替えて調整をしてきたそうです。
「今回はいろんな意味で、新しいスタートラインに立っての仕切り直しの一戦だなぁと思っています。競馬は走れませんでしたが、初めて空輸を経験したことで精神面が強くなってプラスになってくれれば。一週前追い切りでしっかりと、直前の最終追い切りでセーブしたのは予定通りで、モジアナらしい走りはしてくれて、獣医師さんも中身の部分では態勢は整っていると言ってくださいました。
ただ、今回はドバイ遠征後や大井記念を自重したり、手探りの部分は否めないので、まずは無事に走って、次のステップにいい形で向かっていけるような走りをしてくれたらと思っています」(福永敏調教師)。■ヒカリオーソ
*川崎 岩本洋 厩舎 牡4歳
*成績 15戦5勝2着3回
*重賞タイトル
戸塚記念(SI)(2019)
東京ダービー(SI)(2019)
雲取賞(SIII)(2019)
平和賞(SIII)(2018)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]東京ダービーなど4つのタイトルホルダー。父がフリオーソ、母はヒカリヴィグラスという、南関東にゆかり深い血統です。
今年の川崎記念は自身初となる古馬のJpnⅠレース。スタートダッシュがつかず、中団からいつもとは違う位置取りでしたが、それでも最後はしっかり伸びて、優勝したチュウワウィザードの2着と、地方馬最先着。
満を持して臨んだブリリアントカップは残念ながら鼻出血で競走中止。その後は目標を帝王賞に切り替え調整を行ってきたそうで、6月5日に大井競馬場で実施した調教試験に出走して合格し、再びレースへ。
「ひと追いごとに気合乗りもよくなっていく馬なので、調教試験の後にどんどん良化していきました。この馬のパターンで仕上げてきて、いい状態では送り出せると思っています。ただ、鼻出血の後のレースなのでやってみないとわからない所はあります。メンバーもそろっているし、中団くらいからの競馬ができれば」(岩本洋調教師)。
去年の京浜盃も鼻出血を発症して大敗したこともありましたが、その後の東京ダービーを優勝。今回はどんな走りを見せてくれるでしょうか。■ストライクイーグル
*大井 藤田輝信 厩舎 牡7歳
*成績 32戦8勝2着5回
*重賞タイトル
大井記念(SI)(2020)
ブリリアントカップ(SIII)(2020)
東京記念(SI)(2019)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]重賞目下2連勝中と勢い抜群なのがストライクイーグル。中央時代はダート1600mから2100mで5勝を挙げ、準オープンまで勝ち上がり、昨年6月1日のスレイプニルSでの7着を最後に、新天地の南関東へ。
現在は大井・藤田輝信厩舎の外厩馬として、茨城県のミッドウェイファームで調教を積んでいます。
ストライクイーグルの真骨頂と言えば、2走前のブリリアントカップで、ダート界の雄ノンコノユメと同斤量58キロで競り合いを制したシーンは圧巻でした。自分の走りができた時とできなかった時の差は大きい馬ですが、自分の走りができた時はこれほど強い馬であるということを証明した形。
「ここは目標にしてきたレースです。最終追い切りまで問題なく終えることができました。力を出し切った時に、現状でこのメンバーとどこまでやれるか見てみたいです」(藤田調教師)。<中央馬の顔ぶれ>
■オメガパフューム
*JRA 安田翔伍 厩舎 牡5歳
*成績 16戦8勝2着3回
*重賞タイトル
平安S(GIII)(2020)
東京大賞典(GI)(2018・2019)
帝王賞(JpnI)(2019)
シリウスS(GIII)(2018)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]大井との相性抜群で、ここまで4回走り3勝2着1回。東京大賞典連覇をし、帝王賞連覇への期待もかかります。持ち味でもある末脚が存分に発揮されるでしょうか。
■クリソベリル
*JRA 音無秀孝 厩舎 牡4歳
*成績 7戦6勝2着0回
*重賞タイトル
チャンピオンズC(GI)(2019)
日本テレビ盃(JpnII)(2019)
ジャパンダートダービー(JpnI)(2019)
兵庫チャンピオンシップ(JpnII)(2019)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]昨年はチャンピオンズカップやジャパンダートダービーなど5戦全勝という強さを見せ、3歳でJRA賞最優秀ダートホースを受賞。サウジカップ(7着)遠征後の一戦。
■ケイティブレイブ
*JRA 杉山晴紀 厩舎 牡7歳
*成績 39戦12勝2着10回
*重賞タイトル
浦和記念(JpnII)(2016・2019)
JBCクラシック(JpnI)(2018)
日本テレビ盃(JpnII)(2018)
ダイオライト記念(JpnII)(2018)
川崎記念(JpnI)(2018)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]2年前のJBCクラシック(京都)や3年前の帝王賞を優勝するなど、ダートグレード競走で長きに渡って活躍を続けています。今回勝利を飾ると、5年連続の重賞勝ち。
■チュウワウィザード
*JRA 大久保龍志 厩舎 牡5歳
*成績 15戦9勝2着3回
*重賞タイトル
川崎記念(JpnI)(2020)
JBCクラシック(JpnI)(2019)
平安S(GIII)(2019)
ダイオライト記念(JpnII)(2019)
名古屋グランプリ(JpnII)(2018)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]今年の川崎記念などを勝ち、デビューしてから4着以下は1戦のみというハイレベルな走り。その1戦もチャンピオンズカップで、勝ち馬から0.3秒差の4着でした。
■ミツバ
*JRA 加用正 厩舎 牡8歳
*成績 49戦11勝2着7回
*重賞タイトル
川崎記念(JpnI)(2019)
マーキュリーカップ(JpnIII)(2017・2018)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]昨年の川崎記念などを勝ち、長きに渡って走り続けている8歳馬。父は砂の王者カネヒキリ。父は10年前の帝王賞に出走し、フリオーソと死闘を演じ2着でした。
■ルヴァンスレーヴ
*JRA 萩原清 厩舎 牡5歳
*成績 9戦7勝2着1回
*重賞タイトル
チャンピオンズC(GI)(2018)
マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)(2018)
ジャパンダートダービー(JpnI)(2018)
ユニコーンS(GIII)(2018)
全日本2歳優駿(JpnI)(2017)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]チャンピオンズカップやジャパンダートダービーなどを優勝し、3歳でJRA賞最優秀ダートホースを受賞。前走のかしわ記念は1年5か月ぶりの実戦で5着でした。
■ワイドファラオ
*JRA 角居勝彦 厩舎 牡4歳
*成績 12戦4勝2着3回
*重賞タイトル
かしわ記念(JpnI)(2020)
ユニコーンS(GIII)(2019)
ニュージーランドT(GII)(2019)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]芝とダートの重賞ウイナーで、ここまで優勝した重賞レースはいずれも逃げ切り勝ち。今回は初コースと初距離という中で、どんな走りを見せるでしょうか。
*帝王賞の情報は、南関魂でもお伝えしていきます!
第43回 帝王賞(JpnI)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)
■ノンコノユメ 小林6/19重 1000m-64.9秒 800m-49.3秒 600m-36.2秒 仕掛け ■モジアナフレイバー 小林6/17稍 1200m-83.4秒 1000m-66.2秒 800m-50.5秒 600m-36.7秒 馬なり ■ヒカリオーソ 川崎6/19不良 1000m-65.4秒 800m-49.2秒 600m-35.3秒 馬なり ■ストライクイーグル 牧場6/20坂路 600m-38.2秒 200m-12.3秒 馬なり ■オメガパフューム 栗東6/20CW重 1200m-81.0秒 1000m-65.9秒 800m-51.2秒 600m-37.9秒 200m-12.2秒 馬なり ■クリソベリル 栗東6/20坂路 800m-52.1秒 600m-38.3秒 200m-12.6秒 一杯追先 ■ケイティブレイブ 栗東6/17CW良 1200m-83.2秒 1000m-67.1秒 800m-52.1秒 600m-38.0秒 200m-12.0秒 一杯追 ■チュウワウィザード 栗東6/20坂路 800m-53.9秒 600m-38.7秒 200m-12.3秒 強めに ■ミツバ 栗東6/17CW良 1200m-81.2秒 1000m-65.5秒 800m-51.4秒 600m-38.2秒 200m-12.3秒 一杯追 ■ルヴァンスレーヴ 美浦6/21W稍 1000m-68.3秒 800m-52.8秒 600m-38.7秒 200m-12.1秒 強めに併 ■ワイドファラオ 栗東6/17CW良 1000m-67.6秒 800m-52.8秒 600m-39.2秒 200m-12.0秒 強めに -
高橋華代子のレースレポート
南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中
<第43回 帝王賞(JpnI)>
優勝インタビュー動画はこちら
ダート界上半期の総決算、帝王賞。
この日は帝王賞メモリアルレースが3鞍行われ、今は大井競馬場の誘導馬としても活躍している2007年の覇者ボンネビルレコードや、1997年の勝ち馬コンサートボーイ、1988・1991年の優勝馬チヤンピオンスターといった、名馬たちの名が刻まれたレースも実施されました。
今年の帝王賞は、中央からオメガパフュームやクリソベリル、ケイティブレイブ、チュウワウィザード、ミツバ、ルヴァンスレーヴ、ワイドファラオという、超豪華なG1/JpnⅠホースたちが7頭。
迎え撃つ南関東勢も、大井所属のノンコノユメとモジアナフレイバーをはじめ、7頭が参戦しました。
そんな中、川田将雅騎手が手綱を取った2番人気クリソベリル(中央・音無秀孝厩舎)の強さに圧倒された方が多かったでしょう。クリソベリル、強すぎました。
レースはワイドファラオが先頭でゆったりしたペースを作っていき(前半600m37秒3-1000m63秒9)、2番手にストライクイーグル、その後ろの内にモジアナフレイバー、外にはクリソベリルがつけていき、馬群がギュッと固まる展開。
3コーナー手前で中団にいたオメガパフュームが先団に並びかけていくと、すかさずクリソベリルも譲らず。
「ゲートからスムーズに出ることを心掛けて、あの位置を楽に取ることができたし、馬には我慢を続けさせました。流れが遅い中で、オメガパフュームが出てきましたが、スムーズに対応できて、その後も動きが良かったので、誰が追いついてくるのかなと思いました」(川田騎手)。
最後の直線に入り、残り200mでクリソベリルは逃げていたワイドファラオを抜き去ると、36秒2のメンバー中最速の上がりで後続との差を広げ、2着に入ったオメガパフュームに2馬身差をつけて完勝。勝ちタイムは2000m2分5秒3(重)。3着は中団から進めたチュウワウィザードが入りました。
クリソベリルは昨年のチャンピオンズカップやジャパンダートダービーを制し、3歳でJRA賞最優秀ダートホースを受賞。
今年はサウジカップに挑戦し7着に敗れ、その後はドバイワールドカップに挑戦も開催中止となり、無念の帰国。この帝王賞は、海外遠征後の初戦でしたが見事な走りで、これで国内では負けなしの7戦全勝としました。
「今、日本にいる素晴らしいメンバーが集まった中、ドバイ帰りの調整が難しい中でこれだけの競馬をしてくれて頭が下がる思いです。体重は減っていましたが成長はしていて、まだ仕上がり切っている訳ではないのに、これだけの競馬ができるのは力があるからです。
圧倒的なポテンシャルがあるのでまだ強くなれます。久々の日本で素晴らしい走りをしてくれました」(川田騎手)。
この超豪華メンバーを一蹴し、ダート界の主役に躍り出た若きエース、クリソベリル。まだ4歳、これからどんな未来が待っているのでしょうか。今後は同じ舞台で行われるJBCクラシックや、中京競馬場で実施されるチャンピオンズカップなどを視野に入れていくそうです。
<他陣営のコメント>
2着 オメガパフューム ミルコ・デムーロ騎手
「勝った馬が強かったです。ペースは遅かったので、道中は我慢してあの馬(クリソベリル)を見ながらいって、3コーナー過ぎではプレッシャーもかけにいきましたが、相手が悪かったですね」
3着 チュウワウィザード クリストフ・ルメール騎手
「クリソベリルの後ろから行きましたが、3~4コーナーでの反応が遅かったです。それでもラスト200mはよく頑張ったし、ベストならGⅠを勝てると思います」
4着 ワイドファラオ 福永祐一騎手
「楽には行けましたが、さすがこのメンバーだと3コーナー手前から来られました。それでも最後まで踏ん張っていたし、距離のメドも立ちました」
5着 ノンコノユメ 真島大輔騎手
「スローでしたが、この馬は脚をためていった方がいいので、最後は切れたと思います」
6着 ケイティブレイブ 長岡禎仁騎手
「外枠の分、道中少し外を回らされる所もありましたが、馬自身は道中の感じも良かったです。4コーナーもスーッと上がっていけましたが、外枠の分、最後しんどくなりました」
7着 ミツバ 和田竜二騎手
「2着争いとはそんなに離されていませんでした。今日はメンコを外したので気がのっている感じはしなかったのですが、競馬では促したら動いてくれたし、狭い所も動いてくれたので、まだまだ頑張れるなという感じはしました」
8着 ストライクイーグル 御神本訓史騎手
「スムーズにこの馬の理想的な競馬はできました。すごいメンバーの中で、頑張って走ってくれたと思います」
9着 サブノクロヒョウ 西啓太騎手
「本当はもまれたくはないような馬ですが、今日のような競馬になっても終いの脚は使ってくれたし、自分が思っていたよりもちゃんと競馬をしてくれたかなと。頑張ってくれました」
10着 ルヴァンスレーヴ ダミアン・レーン騎手
「スタートは良くいいポジションを取れて、クリソベリルを見るいい位置につけられましたが、前が開いてからの反応がありませんでした」
11着 ヒカリオーソ 山崎誠士騎手
「(鼻出血後の一戦でしたが)チャレンジャーだったのでどういう競馬ができるかなと思ったのですが、今後につながる競馬になったと思います」
12着 キャッスルクラウン 岡村健司騎手
「胸を借りるつもりで1頭でも多く負かしたいと思っていました。ペースは考えていたよりも流れなかったですが、時計もつめたし、頑張ってくれたと思います」
13着 モジアナフレイバー 繁田健一騎手
「本来の走りではなかったですね」
14着 フレアリングダイヤ 楢崎功祐騎手
「この馬のいい時の走りではなかったです」
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回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手 43 令2 クリソベリル 牡4 川田 将雅 42 令元 オメガパフューム 牡4 D.レーン 41 平30 ゴールドドリーム 牡5 C.ルメール 40 29 ケイティブレイブ 牡4 福永 祐一 39 28 コパノリッキー 牡6 武 豊 38 27 ホッコータルマエ 牡6 幸 英明 37 26 ワンダーアキュート 牡8 武 豊 36 25 ホッコータルマエ 牡4 幸 英明 35 24 ゴルトブリッツ 牡5 川田 将雅 34 23 スマートファルコン 牡6 武 豊 33 22 フリオーソ 牡6 戸崎 圭太 32 21 ヴァーミリアン 牡7 武 豊 31 20 フリオーソ 牡4 戸崎 圭太 30 19 ボンネビルレコード 牡5 的場 文男 29 18 アジュディミツオー 牡5 内田 博幸 28 17 タイムパラドックス 牡7 武 豊 27 16 アドマイヤドン 牡5 安藤 勝己 26 15 ネームヴァリュー 牝5 佐藤 隆 25 14 カネツフルーヴ 牡5 松永 幹夫 24 13 マキバスナイパー 牡6 K.デザーモ 23 12 ファストフレンド 牝6 蛯名 正義 22 11 メイセイオペラ 牡5 菅原 勲 21 10 アブクマポーロ 牡6 石崎 隆之 20 9 コンサートボーイ 牡5 的場 文男 19 8 ホクトベガ 牝6 横山 典弘 18 7 ライブリマウント 牡4 石橋 守 17 6 スタビライザー 牡6 柴田 善臣 16 5 ハシルショウグン 牡5 的場 文男 15 4 ラシアンゴールド 牡5 蛯名 正義 15 4 ナリタハヤブサ(1着同着) 牡5 横山 典弘 14 3 チヤンピオンスター 牡7 高橋 三郎 13 2 オサイチブレベスト 牡6 丸山 勝秀 12 平元 フエートノーザン 牡6 安藤 勝己 11 昭63 チヤンピオンスター 牡4 桑島 孝春 10 62 テツノカチドキ 牡7 佐々木 竹見 9 61 トムカウント 牡7 石崎 隆之 8 60 ロツキータイガー 牡4 桑島 孝春 7 59 スズユウ 牡6 石川 綱夫 6 58 トラストホーク 牡5 高橋 三郎 5 57 コーナンルビー 牝4 堀 千亜樹 4 56 アズマキング 牡4 岡部 盛雄 3 55 カツアール 牡4 高橋 三郎 2 54 ハツマモル 牡4 福永 二三雄 1 53 ローズジヤツク 牡5 阪本 泰之