パドック

パドックで馬を見よう

レース直前の競走馬の状態をチェックすることで、
レース検討に厚みが増します。

パドックは、ファンが出走馬の下見をする所で、下見所とも呼ばれています。レースの予想・推理は専門紙などでおこなわれますが、レース当日のコンディションを見極めるためには、パドックが必見となっています。TCKのパドックは、馬を間近に見られるように設計されています。

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パドックでの
マナー
  • フラッシュは絶対に使用しないでください。
  • 大声を出さないでください。
  • パドック及びその周辺は禁煙です。
競走馬は敏感です!
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  1. トモ(後脚)の肉付き

    ダート競馬は、力を要するため、ガッシリした体格が好まれ、腿の筋肉の張りがあるのが良い馬とされます。

  2. 歩様

    パドックを周回しているときの後脚の踏み込みが注意点です。グイグイと力強く歩き、踏み込みの深い馬が好感を持たれています。踏み込みの深い馬は、時として前脚を自分で蹴ってしまうために、その踵の部分がこすれている点からも判定できます。また、お尻の方から見て、後脚がスーっと前に出ていく馬が好まれています。ただし、以上の点は一般論であり、決して歩様が良いとはいえないような馬が勝つことも多々あります。

  3. 馬が太目な場合、腹の下部や脇腹がたるんでいる印象を与えます。ただし、これはその馬特有の体形だったりする場合もあります。そのような時、お尻のすぐ上の背中をチェックします。「背割れ」といって、はっきり割れて見える馬は、明らかに太すぎると判断できます。

  4. 胸前の肉付き

    通常、馬は後脚の蹴る力で走っていると考えられていますが、前脚の掻き込みで走るタイプの馬もいます。胸前に筋肉の付いている馬は、ダート競馬では理想的で、掻き込みが強いといえます。

  5. 首止し

    首が立っている馬や首の低い馬がいます。走るときには首も使いますので、一般的に首の低いほうが好感を持たれます。短い距離のレースでは、あまり気にされていませんが、距離が長くなると、その傾向が顕著になります。ただし、首さしもその馬特有の体形のひとつです。