分析レポート
Analysis Report
第57回
ハイセイコー記念(SI)
2024年11月6日(水) 20:10発走
ハイセイコー記念は、枠順や馬格が明暗を分けそう!
- 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 第47回(平成26年)から第52回(令和元年)まではSIIとして実施
- 記録は令和6年10月23日時点
上位人気グループの馬が中心
単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[9-8-3-20](3着内率50.0%)、5~8番人気の馬は[1-2-5-32](3着内率20.0%)、9番人気以下の馬は[0-0-2-47](3着内率4.1%)となっている。まずは前評判の高い馬に注目するべきだろう。
「浦和」所属馬や「船橋」所属馬が好成績
所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-3-5-11](3着内率45.0%)、「船橋」の馬は[4-2-2-13](3着内率38.1%)、「大井」の馬は[5-5-2-64](3着内率15.8%)、「川崎」の馬は[0-0-1-11](3着内率8.3%)となっている。3着内率が高い「浦和」勢や「船橋」勢は、ひと通りマークしておきたい。
内寄りの枠に入った馬は過信禁物
馬番別成績を見ると、1~3番の馬は[1-2-1-26](3着内率13.3%)、4~16番の馬は[9-8-9-73](3着内率26.3%)となっている。なお、SⅠとして施行された第53回(令和2年)以降の過去4年に限ると、1~3番の馬は[0-0-0-12](3着内率0.0%)、4~16番の馬は[4-4-4-20](3着内率37.5%)である。内枠不利なレースと言えそうだ。
前走の着順が良かった馬ほど信頼できる
前走の着順別成績を見ると、「1着」の馬は[7-6-3-34](3着内率32.0%)、2~6着の馬は[3-4-7-52](3着内率21.2%)、7着以下の馬は[0-0-0-13](3着内率0.0%)となっている。直近の競走成績を素直に評価するべきだろう。
馬格も見逃せないポイントに
前走の馬体重区分別成績を見ると、500kg未満の馬は[9-10-8-79](3着内率25.5%)、500kg以上の馬は[1-0-2-20](3着内率13.0%)となっている。なお、SⅠとして施行された第53回(令和2年)以降の過去4年に限ると、490kg未満の馬は[4-4-3-20](3着内率35.5%)、490kg以上の馬は[0-0-1-12](3着内率7.7%)である。大型馬は疑ってかかった方が良いかもしれない。
“ゴールドジュニア”の上位馬は安定感抜群
“ゴールドジュニア”(令和元年までは“ゴールドジュニアー”の名称で施行)における着順別成績を見ると、4着以内の馬は[4-3-3-16](3着内率38.5%)、5着以下の馬は[0-0-0-9](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[6-7-7-74](3着内率21.3%)となっている。なお、第51回(平成30年)以降の過去6年に限ると、4着以内の馬は[3-3-2-5](3着内率61.5%)、5着以下の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[3-3-4-44](3着内率18.5%)である。前哨戦の“ゴールドジュニア”で好走を果たした馬は、再び上位に食い込む可能性が高いと見て良さそうだ。