分析レポート
Analysis Report
第58回
東京盃(JpnII)
2024年10月3日(木) 20:10発走
東京盃は、馬齢や馬格が明暗を分けそう!
- 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 記録は令和6年9月19日時点
8番人気以下の馬は3着以内なし
単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[7-3-4-6](3着内率70.0%)、3~4番人気の馬は[1-4-3-12](3着内率40.0%)、5~7番人気の馬は[2-3-3-22](3着内率26.7%)、8番人気以下の馬は[0-0-0-64](3着内率0.0%)となっている。前評判の高い馬を素直に信頼した方が良さそうだ。
「JRA」所属馬が優勢
所属別成績を見ると、「地方」の馬は[2-3-2-77](3着内率8.3%)、「JRA」の馬は[8-7-8-27](3着内率46.0%)となっている。「地方」所属馬が上位に食い込んだ例も決して少なくないが、基本的には「JRA」所属馬が強いレースと見ておきたい。
4歳以下・9歳以上の馬は不振
馬齢別成績を見ると、4歳以下の馬は[3-0-1-25](3着内率13.8%)、5~8歳の馬は[6-10-9-68](3着内率26.9%)、9歳以上の馬は[1-0-0-11](3着内率8.3%)となっている。なお、第51回(平成29年)以降の過去7年に限ると、4歳以下の馬は[3-0-0-20](3着内率13.0%)、5~8歳の馬は[4-7-7-44](3着内率29.0%)、9歳以上の馬は[0-0-0-9](3着内率0.0%)である。9歳以上の高齢馬はもちろん、比較的若い4歳以下の馬も、扱いに注意するべきだろう。
負担重量の重い実績馬は堅実
負担重量別成績を見ると、55.0kg以下の馬は[0-0-1-15](3着内率6.3%)、「56.0kg」の馬は[5-8-4-82](3着内率17.2%)、57.0kg以上の馬は[5-2-5-7](3着内率63.2%)となっている。東京盃はこれまでの戦績に応じた負担重量を課される別定競走だが、56.0kgを超えるほどの負担重量が課されることになる実績馬は、上位に食い込む可能性が高いと見て良さそうだ。
前走好走馬が中心
前走の着順別成績を見ると、5着以内の馬は[9-7-10-58](3着内率31.0%)、6~8着の馬は[1-3-0-25](3着内率13.8%)、9着以下の馬は[0-0-0-21](3着内率0.0%)となっている。なお、第51回(平成29年)以降の過去7年に限ると、5着以内の馬は[6-6-7-44](3着内率30.2%)、6~7着の馬は[1-1-0-17](3着内率10.5%)、8着以下の馬は[0-0-0-12](3着内率0.0%)である。大敗直後の馬は過信禁物と見ておきたい。
馬格も見逃せないポイント
前走の馬体重区分別成績を見ると、480kg未満の馬は[1-1-0-31](3着内率6.1%)、480kg以上510kg未満の馬は[4-4-5-45](3着内率22.4%)、510kg以上の馬は[4-5-4-27](3着内率32.5%)、「記録なし」の馬は[1-0-1-0](3着内率100.0%)、「計測不能」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。なお、第51回(平成29年)以降の過去7年に限ると、480kg未満の馬は[0-1-0-21](3着内率4.5%)、480kg以上510kg未満の馬は[2-1-3-33](3着内率15.4%)、510kg以上の馬は[4-5-3-18](3着内率40.0%)、「記録なし」の馬は[1-0-1-0](3着内率100.0%)、「計測不能」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)である。直近の競走成績をチェックする際は、当時の馬体重にも注目しておくべきだろう。