分析レポート

Analysis Report

第7回
ブリリアントカップ(SIII)
2024年04月9日(火) 20:10発走

第7回優勝馬:サヨノネイチヤ号

レース情報

ブリリアントカップは、枠順や前走の距離が明暗を分けそう!

  • 平成29年までは準重賞として実施。この期間を含む過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 平成26年から平成29年、ならびに第1回(平成30年)までは2,000mで実施
  • 記録は令和6年3月26日時点

3番人気以内の馬は堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[7-5-4-14](3着内率53.3%)、4~9番人気の馬は[3-5-6-46](3着内率23.3%)、10番人気以下の馬は[0-0-0-57](3着内率0.0%)となっている。上位人気グループの馬がそれなりに信頼できるレースと言えそうだ。

3着以内馬延べ30頭中21頭が「大井」所属馬

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-2-0-20](3着内率13.0%)、「船橋」の馬は[2-0-2-26](3着内率13.3%)、「大井」の馬は[5-8-8-60](3着内率25.9%)、「川崎」の馬は[2-0-0-11](3着内率15.4%)となっている。3着内数が多く、3着内率も比較的高い「大井」所属馬が中心と言えるだろう。

「1枠」の馬と外寄りの枠に入った馬が優勢

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、「1枠」の馬は[2-1-3-9](3着内率40.0%)、2~5枠の馬は[3-1-4-65](3着内率11.0%)、6~8枠の馬は[5-8-3-43](3着内率27.1%)となっている。なお、重賞として施行されるようになった平成30年以降の過去6年に限ると、「1枠」の馬は[2-1-1-7](3着内率36.4%)、2~4枠の馬は[0-0-1-35](3着内率2.8%)、5~8枠の馬は[4-5-4-34](3着内率27.7%)である。どちらかと言えば外枠有利だが、「1枠」の馬も高く評価したい。

「4歳」勢は割り引きが必要

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、「4歳」の馬は[1-1-1-17](3着内率15.0%)、5歳以上の馬は[9-9-9-100](3着内率21.3%)となっている。なお、第3回(令和2年)以降の過去4年に限ると、「4歳」の馬は[0-1-0-12](3着内率7.7%)、5歳以上の馬は[4-3-4-38](3着内率22.4%)である。近年の傾向を重く見るならば、「4歳」勢は過信禁物だ。

近年は1,900m以上のレースを経由してきた馬が強い

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,800m以下の馬は[5-7-2-74](3着内率15.9%)、1,800m超の馬は[5-3-8-43](3着内率27.1%)となっている。なお、第3回(令和2年)以降の過去4年に限ると、1,800m以下の馬は[1-1-1-36](3着内率7.7%)、1,800m超の馬は[3-3-3-14](3着内率39.1%)である。近年の傾向からは、前走が今回より長い距離のレースだった馬に注目するべきレースと言えるだろう。

前走の最終コーナー通過順に注目

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、5番手以内の馬は[8-6-4-46](3着内率28.1%)、6番手以下の馬は[2-4-6-71](3着内率14.5%)となっている。なお、重賞として施行されるようになった平成30年以降の過去6年に限ると、5番手以内の馬は[6-3-4-33](3着内率28.3%)、6番手以下の馬は[0-3-2-43](3着内率10.4%)である。直近のパフォーマンスを比較する際は、前走で先行していた馬を重視したい。