分析レポート

Analysis Report

第57回
東京盃(JpnII)
2023年10月4日(水) 20:10発走

第57回優勝馬:ドンフランキー号

レース情報

東京盃は、馬齢や馬格が明暗を分けそう!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和5年9月20日時点

8番人気以下の馬は3着以内なし

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[7-2-5-6](3着内率70.0%)、3~4番人気の馬は[1-5-3-11](3着内率45.0%)、5~7番人気の馬は[2-3-2-23](3着内率23.3%)、8番人気以下の馬は[0-0-0-66](3着内率0.0%)となっている。前評判が高い馬を素直に重視するべきレースと言えそうだ。

「JRA」所属馬が優勢

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[2-3-1-80](3着内率7.0%)、「JRA」の馬は[8-7-9-26](3着内率48.0%)となっている。「地方」所属馬が上位に食い込んだ例も決して少なくないが、基本的には「JRA」所属馬が強いレースと見ておきたい。

4歳以下・9歳以上の馬は過信禁物

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、4歳以下の馬は[2-0-1-25](3着内率10.7%)、5~8歳の馬は[7-10-9-69](3着内率27.4%)、9歳以上の馬は[1-0-0-12](3着内率7.7%)となっている。なお、第51回(平成29年)以降の過去6年に限ると、4歳以下の馬は[2-0-0-19](3着内率9.5%)、5~8歳の馬は[4-6-6-35](3着内率31.4%)、9歳以上の馬は[0-0-0-9](3着内率0.0%)である。9歳以上の高齢馬はもちろん、比較的若い4歳以下の馬も、扱いに注意するべきだろう。

負担重量の重い実績馬は堅実

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、54.0kg以下の馬は[0-0-1-14](3着内率6.7%)、54.0kg超56.0kg以下の馬は[4-7-5-86](3着内率15.7%)、56.0kg超の馬は[6-3-4-6](3着内率68.4%)となっている。東京盃はこれまでの戦績に応じた負担重量を課される別定競走だが、56.0kgを超えるほどの負担重量が課されることになる実績馬は、上位に食い込む可能性が高いと見て良さそうだ。

前走好走馬が中心

【前走の着順別成績】(過去10年))

前走の着順別成績を見ると、5着以内の馬は[9-7-10-54](3着内率32.5%)、6~8着の馬は[1-3-0-26](3着内率13.3%)、9着以下の馬は[0-0-0-26](3着内率0.0%)となっている。臨戦過程を比較する際は、直近の着順を素直に評価したい。

馬格も見逃せないポイント

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)
※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬

前走の馬体重区分別成績を見ると、480kg未満の馬は[1-1-0-30](3着内率6.3%)、480kg以上510kg未満の馬は[4-4-4-43](3着内率21.8%)、510kg以上の馬は[4-5-5-32](3着内率30.4%)、「記録なし」の馬は[1-0-1-0](3着内率100.0%)、「計測不能」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。なお、第51回(平成29年)以降の過去6年に限ると、480kg未満の馬は[0-1-0-17](3着内率5.6%)、480kg以上510kg未満の馬は[2-1-2-28](3着内率15.2%)、510kg以上の馬は[3-4-3-17](3着内率37.0%)、「記録なし」の馬は[1-0-1-0](3着内率100.0%)、「計測不能」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)である。前走の成績をチェックする際は、当時の馬体重にも注目しておくべきだろう。