分析レポート

Analysis Report

第68回
大井記念(SI)
2023年05月24日(水) 20:10発走

第68回優勝馬:セイカメテオポリス号

レース情報

大井記念は、馬格や脚質が明暗を分けそう!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第58回(平成25年)は大井ダ2,600mで実施
  • 第58回(平成25年)から第62回(平成29年)まではSIIとして実施
  • 記録は令和5年5月15日時点

単勝「1番人気」馬は3着内率8割

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[5-0-3-2](3着内率80.0%)、2~5番人気の馬は[4-6-4-26](3着内率35.0%)、6~12番人気の馬は[1-4-3-62](3着内率11.4%)、13番人気以下の馬は[0-0-0-29](3着内率0.0%)となっている。まずは単勝「1番人気」馬をはじめとする上位人気グループの馬をチェックしておきたい。

3着内率が高いのは「浦和」所属馬

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-4-2-8](3着内率46.7%)、「船橋」の馬は[3-1-4-35](3着内率18.6%)、「大井」の馬は[6-5-4-68](3着内率18.1%)、「川崎」の馬は[0-0-0-8](3着内率0.0%)となっている。3着内数は「大井」所属馬がトップだったものの、3着内率の高い「浦和」所属馬を重視した方が良さそうだ。

比較的若い世代の馬が優勢

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、6歳以下の馬は[7-7-5-43](3着内率30.6%)、7~8歳の馬は[3-2-5-53](3着内率15.9%)、9歳以上の馬は[0-1-0-23](3着内率4.2%)となっている。なお、第62回(平成29年)以降の過去6年に限ると、5歳以下の馬は[4-1-2-13](3着内率35.0%)、6歳以上の馬は[2-5-4-57](3着内率16.2%)である。若い馬ほど信頼できるレースと言えるだろう。

前走で2着以内に好走していた馬は堅実

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、2着以内の馬は[6-4-5-27](3着内率35.7%)、3~9着の馬は[4-6-4-68](3着内率17.1%)、10着以下の馬は[0-0-1-23](3着内率4.2%)、「中止」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。なお、第62回(平成29年)以降の過去6年に限ると、2着以内の馬は[3-3-4-15](3着内率40.0%)、3~9着の馬は[3-3-1-39](3着内率15.2%)、10着以下の馬は[0-0-1-15](3着内率6.3%)、「中止」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)である。今年も直近のパフォーマンスを素直に評価したい。

前走の距離も見逃せないポイント

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、2,000m未満の馬は[2-5-7-68](3着内率17.1%)、「2,000m」の馬は[8-2-2-26](3着内率31.6%)、2,000m超の馬は[0-3-1-25](3着内率13.8%)となっている。なお、第62回(平成29年)以降の過去6年に限ると、2,000m未満の馬は[2-4-5-46](3着内率19.3%)、「2,000m」の馬は[4-2-1-12](3着内率36.8%)、2,000m超の馬は[0-0-0-12](3着内率0.0%)である。前走で「2,000m」のレースを使っていた馬の好走率が高い点や、2,000m超のレースを経由してきた点の好走例が途絶えている点は、注目しておくべき傾向と言えそうだ。

“同年のブリリアントカップ”で善戦した馬に注目

【“同年のブリリアントカップ”における着順別成績】(過去10年)

“同年のブリリアントカップ”における着順別成績を見ると、8着以内の馬は[7-6-2-25](3着内率37.5%)、9着以下の馬は[0-0-1-22](3着内率4.3%)、「不出走」の馬は[3-4-7-72](3着内率16.3%)となっている。主要な前哨戦と位置付けられているブリリアントカップで善戦した馬は、それなりに高く評価するべきだろう。