分析レポート

Analysis Report

第37回
東京プリンセス賞(SI)
2023年05月11日(木) 20:10発走

第37回優勝馬:サーフズアップ号

レース情報

東京プリンセス賞は、主要な前哨戦の結果に注目!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和5年4月27日時点

上位人気馬はそれなりに信頼できる

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[6-5-3-6](3着内率70.0%)、3~7番人気の馬は[4-4-6-36](3着内率28.0%)、8~12番人気の馬は[0-1-1-47](3着内率4.1%)、13番人気以下の馬は[0-0-0-26](3着内率0.0%)となっている。波乱の決着となった年もあるが、まずは人気の中心となっている馬に注目するべきだろう。

「浦和」「船橋」所属馬の好走率が高い

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[4-0-0-9](3着内率30.8%)、「船橋」の馬は[4-5-2-31](3着内率26.2%)、「大井」の馬は[2-3-4-47](3着内率16.1%)、「川崎」の馬は[0-2-4-28](3着内率17.6%)となっている。3着内率が比較的優秀な「浦和」所属馬や「船橋」所属馬は、相応に高く評価したい。

馬格のある馬が優勢

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、460kg未満の馬は[7-1-2-69](3着内率12.7%)、460kg以上の馬は[3-8-8-46](3着内率29.2%)、「計測不能」の馬は[0-1-0-0](3着内率100.0%)となっている。なお、第29回(平成27年)以降の過去8年に限ると、460kg未満の馬は[5-1-2-55](3着内率12.7%)、460kg以上の馬は[3-7-6-34](3着内率32.0%)である。馬格のない馬は割り引きが必要だ。

脚質がポイント

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、4番手以内の馬は[9-4-7-47](3着内率29.9%)、5~10番手の馬は[1-6-3-55](3着内率15.4%)、11番手以下の馬は[0-0-0-13](3着内率0.0%)となっている。なお、第30回(平成28年)以降の過去7年に限ると、4番手以内の馬は[7-2-5-31](3着内率31.1%)、5~10番手の馬は[0-5-2-38](3着内率15.6%)、11番手以下の馬は[0-0-0-7](3着内率0.0%)である。前走で先行していた馬は、上位に食い込む可能性が比較的高いと見て良いだろう。

“桜花賞”組が中心

【“桜花賞”における着順別成績】(過去10年)

“桜花賞”における着順別成績を見ると、「1着」の馬は[4-2-2-1](3着内率88.9%)、2~9着の馬は[5-4-5-39](3着内率26.4%)、10着以下の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[1-4-3-71](3着内率10.1%)となっている。3月の“桜花賞”に出走した馬は、ひと通りチェックしておきたい。

“東京2歳優駿牝馬”で善戦した馬は堅実

【“東京2歳優駿牝馬”における着順別成績】(過去10年)

“東京2歳優駿牝馬”における着順別成績を見ると、「1着」の馬は[4-1-2-3](3着内率70.0%)、2~6着の馬は[3-5-2-23](3着内率30.3%)、7着以下の馬は[0-0-0-14](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[3-4-6-75](3着内率14.8%)となっている。昨年末の“東京2歳優駿牝馬”で善戦した馬も、有力と見て良さそうだ。