分析レポート

Analysis Report

第67回
金盃(SII)
2023年02月22日(水) 16:35発走

第67回優勝馬:カイル号

レース情報

金盃は、前走の着順や距離が明暗を分けそう!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第57回(平成25年)から第58回(平成26年)までは2,000mで実施
  • 第59回(平成27年)からは2,600mで実施
  • 記録は令和5年2月8日時点

4番人気以内の馬が優勢も……

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-3-8-21](3着内率47.5%)、5番人気以下の馬は[2-7-2-97](3着内率10.2%)となっている。上位人気馬の好走率が高いとはいえ、人気薄だった馬の好走例も決して少なくない。

「船橋」「川崎」所属馬の3着内率が高い

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-1-0-17](3着内率5.6%)、「船橋」の馬は[5-1-7-20](3着内率39.4%)、「大井」の馬は[4-7-3-79](3着内率15.1%)、「川崎」の馬は[1-1-0-2](3着内率50.0%)となっている。3着以内馬の数は「大井」勢が最多だったものの、3着内率の高い「船橋」「川崎」勢も高く評価した方が良さそうだ。

外寄りの枠に入った馬は不振

【馬番別成績】(過去10年)

馬番別成績を見ると、1~12番の馬は[9-9-9-91](3着内率22.9%)、13~16番の馬は[1-1-1-27](3着内率10.0%)となっている。なお、第58回(平成26年)以降の過去9年に限ると、1~12番の馬は[8-9-9-81](3着内率24.3%)、13~16番の馬は[1-0-0-25](3着内率3.8%)である。外寄りの枠に入った馬は過信禁物と見るべきだろう。

重い負担重量を課された馬は堅実

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、56.0kg以下の馬は[5-7-6-107](3着内率14.4%)、56.0kg超の馬は[5-3-4-11](3着内率52.2%)となっている。在籍しているクラスや過去の成績に応じた負担重量を課される別定競走だが、56.0kg超の馬は上位に食い込む可能性が高いと見ておきたい。

前走の着順が良い馬ほど信頼できる

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、4着以内の馬は[6-7-8-40](3着内率34.4%)、5~8着の馬は[3-2-0-43](3着内率10.4%)、9着以下の馬は[1-1-2-35](3着内率10.3%)となっている。なお、第61回(平成29年)以降の過去6年に限ると、4着以内の馬は[3-4-6-23](3着内率36.1%)、5~8着の馬は[3-2-0-28](3着内率15.2%)、9着以下の馬は[0-0-0-20](3着内率0.0%)である。前走好走馬が強いレースと言えそうだ。

前走の距離がポイント

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,900m以下の馬は[2-3-1-52](3着内率10.3%)、1,900m超の馬は[8-7-9-66](3着内率26.7%)となっている。なお、2,600mで施行されるようになった第59回(平成27年)以降の過去8年に限ると、1,900m以下の馬は[0-3-0-39](3着内率7.1%)、1,900m超の馬は[8-5-8-58](3着内率26.6%)である。今年もまずは2,000m以上のレースを経由してきた馬に注目するべきだろう。