分析レポート

Analysis Report

第55回
ハイセイコー記念(SI)
2022年11月16日(水) 20:10発走

第55回優勝馬:マンダリンヒーロー号

レース情報

ハイセイコー記念は、馬格や前走の内容に注目!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第45回(平成24年)から第52回(令和元年)まではSIIとして実施
  • 記録は令和4年11月2日時点

上位人気グループの馬が中心

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[8-6-2-14](3着内率53.3%)、4~8番人気の馬は[1-4-6-39](3着内率22.0%)、9番人気以下の馬は[1-0-2-53](3着内率5.4%)となっている。基本的には上位人気の馬ほど信頼できるレースと言えるだろう。

3着内数は「大井」所属馬が最多も……

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-1-4-12](3着内率33.3%)、「船橋」の馬は[4-2-1-14](3着内率33.3%)、「大井」の馬は[5-6-4-69](3着内率17.9%)、「川崎」の馬は[0-1-1-11](3着内率15.4%)となっている。なお、第50回(平成29年)以降の過去5年に限ると、「浦和」の馬は[1-1-3-5](3着内率50.0%)、「船橋」の馬は[3-1-1-6](3着内率45.5%)、「大井」の馬は[1-3-0-34](3着内率10.5%)、「川崎」の馬は[0-0-1-4](3着内率20.0%)である。3着以内となった馬の数は「大井」勢がトップだったものの、3着内率はあまり高くない点に注意した方が良さそうだ。

大敗直後の馬は不振

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、6着以内の馬は[10-10-10-91](3着内率24.8%)、7着以下の馬は[0-0-0-15](3着内率0.0%)となっている。大敗直後の馬は評価を下げたい。

馬格も見逃せないポイント

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、500kg未満の馬は[9-10-8-81](3着内率25.0%)、500kg以上の馬は[1-0-2-25](3着内率10.7%)となっている。なお、SⅠとして施行されるようになった第53回(令和2年)以降の過去2年に限ると、480kg未満の馬は[2-2-2-9](3着内率40.0%)、480kg以上の馬は[0-0-0-8](3着内率0.0%)である。ごく近年の傾向からも、大型馬は過信禁物と見るべきだろう。

前走の最終コーナーを先頭で通過した馬は堅実

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、「1番手」の馬は[4-4-1-13](3着内率40.9%)、2~9番手の馬は[6-5-9-79](3着内率20.2%)、10番手以下の馬は[0-1-0-14](3着内率6.7%)となっている。直近の成績を比較する際は、レース中の位置取りもチェックした方が良さそうだ。

“ゴールドジュニア”の上位馬は信頼して良さそう

【“ゴールドジュニア”における着順別成績】(過去10年)

“ゴールドジュニア”(令和元年までは“ゴールドジュニアー”の名称で施行)における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[4-3-1-22](3着内率26.7%)、6着以下の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[6-7-9-78](3着内率22.0%)となっている。なお、第51回(平成30年)以降の過去4年に限ると、4着以内の馬は[3-2-0-4](3着内率55.6%)、5着以下の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[1-2-4-31](3着内率18.4%)である。近年の傾向を重視するならば、“ゴールドジュニア”で上位に食い込んだ馬は高く評価したい。