分析レポート

Analysis Report

第56回
東京盃(JpnII)
2022年10月5日(水) 20:10発走

第56回優勝馬:レッドルゼル号

レース情報

東京盃は、馬齢や馬格が重要!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和4年9月21日時点

8番人気以下の馬は3着以内なし

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[6-3-5-6](3着内率70.0%)、3~7番人気の馬は[4-7-5-34](3着内率32.0%)、8番人気以下の馬は[0-0-0-74](3着内率0.0%)となっている。前評判が高い馬を素直に重視すべきレースと言えそうだ。

優勢なのは「JRA」所属馬だが……

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[3-3-1-87](3着内率7.4%)、「JRA」の馬は[7-7-9-27](3着内率46.0%)となっている。好走率には大きな差があるものの、第51回(平成29年)と第52回(平成30年)で船橋所属のキタサンミカヅキが“連覇”を果たしたほか、第53回(令和元年)と第54回(令和2年)で浦和所属のブルドッグボスが2着となるなど、「地方」所属馬が上位に食い込んだ例も決して少なくない。

4歳以下・9歳以上の馬は過信禁物

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、4歳以下の馬は[2-0-1-27](3着内率10.0%)、5~8歳の馬は[7-10-9-75](3着内率25.7%)、9歳以上の馬は[1-0-0-12](3着内率7.7%)となっている。9歳以上の高齢馬はもちろん、比較的若い4歳以下の馬も扱いに注意すべきだろう。

負担重量の重い実績馬は堅実

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、56.0kg以下の馬は[5-7-5-108](3着内率13.6%)、56.0kg超の馬は[5-3-5-6](3着内率68.4%)となっている。東京盃は過去1年の戦績に応じた負担重量を課される別定競走だが、56.0kgを超えるほどの負担重量が課されることになる実績馬は、上位に食い込む可能性が高いと見て良さそうだ。

前走好走馬が中心

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、5着以内の馬は[9-7-10-63](3着内率29.2%)、6着以下の馬は[1-3-0-51](3着内率7.3%)となっている。臨戦過程を比較する際は、直近の着順を素直に評価したい。

馬格も見逃せないポイント

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)
※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬

前走の馬体重区分別成績を見ると、480kg未満の馬は[1-1-0-31](3着内率6.1%)、480kg以上510kg未満の馬は[5-4-4-46](3着内率22.0%)、510kg以上の馬は[4-5-5-36](3着内率28.0%)、「記録なし」の馬は[0-0-1-0](3着内率100.0%)、「計測不能」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。なお、第51回(平成29年)以降の過去5年に限ると、480kg未満の馬は[0-1-0-16](3着内率5.9%)、480kg以上510kg未満の馬は[2-1-1-26](3着内率13.3%)、510kg以上の馬は[3-3-3-15](3着内率37.5%)、「記録なし」の馬は[0-0-1-0](3着内率100.0%)、「計測不能」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)である。前走の成績をチェックする際は、当時の馬体重にも注目しておくべきだろう。