分析レポート

Analysis Report

第15回
勝島王冠(SII)
2023年12月7日(木) 20:10発走

第15回優勝馬:サヨノネイチヤ号

レース情報

勝島王冠は、前走の着順や脚質がポイント!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和5年11月23日時点

2番人気以内の馬はまずまず信頼できる

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[6-4-2-8](3着内率60.0%)、3~12番人気の馬は[4-6-8-82](3着内率18.0%)、13番人気以下の馬は[0-0-0-36](3着内率0.0%)となっている。人気薄の馬が上位に食い込んだ例も決して少なくないとはいえ、まずは人気の中心となっている馬に注目したい。

近年は「船橋」所属馬の好走率がやや高い

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-1-1-10](3着内率16.7%)、「船橋」の馬は[2-3-2-29](3着内率19.4%)、「大井」の馬は[6-6-7-82](3着内率18.8%)、「川崎」の馬は[2-0-0-5](3着内率28.6%)となっている。なお、第9回(平成29年)以降の過去6年に限ると、「浦和」の馬は[0-0-0-7](3着内率0.0%)、「船橋」の馬は[1-2-2-15](3着内率25.0%)、「大井」の馬は[4-4-4-50](3着内率19.4%)、「川崎」の馬は[1-0-0-5](3着内率16.7%)である。近年の好走率が比較的高い「船橋」所属馬は、相応に高く評価するべきだろう。

前走好走馬は堅実

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、4着以内の馬は[9-9-6-53](3着内率31.2%)、5着以下の馬は[1-1-4-73](3着内率7.6%)となっている。なお、第9回(平成29年)以降の過去6年に限ると、4着以内の馬は[6-5-5-29](3着内率35.6%)、5着以下の馬は[0-1-1-48](3着内率4.0%)である。大敗直後の馬は割り引きが必要だ。

前走の出走頭数に注目

【前走の出走頭数別成績】(過去10年)

前走の出走頭数別成績を見ると、13頭以下の馬は[5-3-2-58](3着内率14.7%)、14頭以上の馬は[5-7-8-68](3着内率22.7%)となっている。なお、第11回(令和元年)以降の過去4年に限ると、13頭以下の馬は[2-0-0-23](3着内率8.0%)、14頭以上の馬は[2-4-4-29](3着内率25.6%)である。前走が少頭数のレースだった馬は、疑ってかかるべきかもしれない。

前走時点での人気も重要

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、7番人気以内の馬は[10-10-5-71](3着内率26.0%)、8番人気以下の馬は[0-0-5-55](3着内率8.3%)となっている。なお、第9回(平成29年)以降の過去6年に限ると、7番人気以内の馬は[6-6-5-41](3着内率29.3%)、8番人気以下の馬は[0-0-1-36](3着内率2.7%)である。前走の内容を比較する際は、当時の人気もチェックしておくべきだろう。

脚質が明暗を分けそう

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、5番手以内の馬は[9-6-6-49](3着内率30.0%)、6番手以下の馬は[1-4-4-77](3着内率10.5%)となっている。前走の最終コーナーを先頭や先団で通過した馬は、好走を果たす可能性が高いと見て良さそうだ。