分析レポート

Analysis Report

第56回
ハイセイコー記念(SI)
2023年10月31日(火) 20:10発走

第56回優勝馬:ダテノショウグン号

レース情報

ハイセイコー記念は、臨戦過程や脚質が重要!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第46回(平成25年)から第52回(令和元年)まではSIIとして実施
  • 記録は令和5年10月17日時点

上位人気グループの馬が中心

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[9-7-1-13](3着内率56.7%)、4~8番人気の馬は[1-3-7-39](3着内率22.0%)、9~13番人気の馬は[0-0-2-41](3着内率4.7%)、14番人気以下の馬は[0-0-0-9](3着内率0.0%)となっている。まずは前評判の高い馬に注目するべきだろう。

「浦和」所属馬や「船橋」所属馬は堅実

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-2-5-13](3着内率38.1%)、「船橋」の馬は[4-2-1-13](3着内率35.0%)、「大井」の馬は[5-5-3-68](3着内率16.0%)、「川崎」の馬は[0-1-1-8](3着内率20.0%)となっている。3着内率の高い「浦和」勢や「船橋」勢を高く評価したいところだ。

大敗直後の馬は不振

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、6着以内の馬は[10-10-10-88](3着内率25.4%)、7着以下の馬は[0-0-0-14](3着内率0.0%)となっている。大敗直後の馬は疑ってかかりたい。

前走の出走頭数も見逃せないポイント

【前走の出走頭数別成績】(過去10年)

前走の出走頭数別成績を見ると、7頭以下の馬は[0-2-2-13](3着内率23.5%)、8頭以上の馬は[10-8-8-89](3着内率22.6%)となっている。ただし、第51回(平成30年)以降の過去5年に限ると、7頭以下の馬は[0-1-0-12](3着内率7.7%)、8頭以上の馬は[5-4-5-34](3着内率29.2%)である。極端に出走頭数が少ないレースを経由してきた馬は、過信禁物と見るべきだろう。

前走の最終コーナー通過順に注目

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、「1番手」の馬は [4-4-1-16](3着内率36.0%)、2~6番手の馬は[5-4-9-59](3着内率23.4%)、7~12番手の馬は[1-2-0-22](3着内率12.0%)、13番手以下の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)となっている。先行力が高い馬ほど信頼できるレースと言えそうだ。

“ゴールドジュニア”の上位馬は安定感抜群

【“ゴールドジュニア”における着順別成績】(過去10年)

“ゴールドジュニア”(令和元年までは“ゴールドジュニアー”の名称で施行)における着順別成績を見ると、4着以内の馬は[4-3-2-17](3着内率34.6%)、5着以下の馬は[0-0-0-11](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[6-7-8-74](3着内率22.1%)となっている。なお、第51回(平成30年)以降の過去5年に限ると、4着以内の馬は[3-3-1-5](3着内率58.3%)、5着以下の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[2-2-4-36](3着内率18.2%)である。今年も“ゴールドジュニア”で上位に食い込んだ馬はしっかりマークしておきたい。