分析レポート

Analysis Report

第14回
フジノウェーブ記念(SIII)
2023年03月9日(木) 16:35発走

第14回優勝馬:ギャルダル号

レース情報

フジノウェーブ記念は、馬齢や前走の着順がポイント!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第4回(平成25年)は「東京スプリング盃」の名称で実施
  • 記録は令和5年2月23日時点

3着以内となった馬の大半は6番人気以内

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、6番人気以内の馬は[10-8-7-35](3着内率41.7%)、7番人気以下の馬は[0-2-3-89](3着内率5.3%)となっている。人気薄の馬が上位に食い込んだ例も少なくないとはいえ、まずは上位人気グループの馬に注目するべきだろう。

3着内率が高いのは「船橋」「川崎」所属馬

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-0-2-16](3着内率11.1%)、「船橋」の馬は[2-3-2-22](3着内率24.1%)、「大井」の馬は[7-6-6-81](3着内率19.0%)、「川崎」の馬は[1-1-0-5](3着内率28.6%)となっている。なお、第8回(平成29年)以降の過去6年に限ると、「浦和」の馬は[0-0-1-8](3着内率11.1%)、「船橋」の馬は[1-2-1-11](3着内率26.7%)、「大井」の馬は[4-3-4-54](3着内率16.9%)、「川崎」の馬は[1-1-0-1](3着内率66.7%)である。3着内率が比較的優秀な「船橋」所属馬や「川崎」所属馬は、高く評価するべきかもしれない。

近年は6歳以下の馬が不振

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、6歳以下の馬は[4-2-3-45](3着内率16.7%)、7歳以上の馬は[6-8-7-79](3着内率21.0%)となっている。なお、第8回(平成29年)以降の過去6年に限ると、6歳以下の馬は[2-1-1-31](3着内率11.4%)、7歳以上の馬は[4-5-5-43](3着内率24.6%)である。6歳以下の比較的若い馬は、過信禁物と見ておいた方が良さそうだ。

負担重量に注目

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、57.0kg未満の馬は[0-1-0-23](3着内率4.2%)、「57.0kg」の馬は[3-5-5-63](3着内率17.1%)、57.0kg超の馬は[7-4-5-38](3着内率29.6%)となっている。負担重量が重い馬ほど信頼できるレースと言えるだろう。

大敗直後の馬は割り引きが必要

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、8着以内の馬は[10-8-9-78](3着内率25.7%)、9着以下の馬は[0-2-1-44](3着内率6.4%)、「失格」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)、「中止」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。大敗を喫した直後の馬は、上位に食い込む可能性が低いと見ておきたい。

“ウインタースプリント組”の扱いに注意

【“同年のウインタースプリント”における着順別成績】(過去10年)

“同年のウインタースプリント(令和3年は「ウィンタースプリント」の名称で実施)”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[0-4-4-19](3着内率29.6%)、6着以下の馬は[0-0-0-30](3着内率0.0%)、「中止」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[10-6-6-74](3着内率22.9%)となっている。同競走に出走したものの5着以内となれなかった馬は、評価を下げた方が良さそうだ。