分析レポート

Analysis Report

第41回
サンタアニタトロフィー(SIII)
2020年11月18日(水) 20:10発走

第41回優勝馬:ワークアンドラブ号

レース情報

サンタアニタトロフィーは、馬齢や馬格がポイント!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第32回(平成23年)は大井ダ1,800mで実施
  • 第32回(平成23年)は国際招待競走・別定競走として実施
  • 第31回(平成22年)から第40回(令和元年)までは7月下旬~8月上旬に実施
  • 記録は令和2年11月4日時点

上位人気の馬ほど信頼できる

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、1~2番人気の馬は[4-7-2-7](3着内率65.0%)、3~6番人気の馬は[6-2-2-30](3着内率25.0%)、7~11番人気の馬は[0-1-6-43](3着内率14.0%)、12番人気以下の馬は[0-0-0-43](3着内率0.0%)となっている。伏兵の台頭も決して珍しくはないレースだが、単勝7番人気以下の馬は優勝例がなく、単勝12番人気以下の馬は3着以内となった例もない。

「浦和」や「大井」に所属する馬がやや優勢

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-2-2-20](3着内率20.0%)、「船橋」の馬は[3-2-3-33](3着内率19.5%)、「大井」の馬は[6-6-5-66](3着内率20.5%)、「川崎」の馬は[0-0-0-3](3着内率0.0%)、「海外」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。ちなみに、3着以内となった「浦和」所属馬は、すべて小久保智調教師の管理馬だ。なお、第33回(平成24年)以降の過去8年に限ると、「浦和」の馬は[1-2-2-17](3着内率22.7%)、「船橋」の馬は[1-1-2-23](3着内率14.8%)、「大井」の馬は[6-5-4-55](3着内率21.4%)、「川崎」の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)である。「船橋」所属馬の3着内率がやや下がっている点に注意すべきだろう。

近年は8歳以上の高齢馬が不振

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、7歳以下の馬は[9-8-7-83](3着内率22.4%)、8歳以上の馬は[1-2-3-40](3着内率13.0%)となっている。なお、第33回(平成24年)以降の過去8年に限ると、7歳以下の馬は[7-8-6-61](3着内率25.6%)、8歳以上の馬は[1-0-2-36](3着内率7.7%)である。極端な高齢馬は評価を下げた方が良さそうだ。

負担重量が重い馬は比較的堅実

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、57.0kg以下の馬は[5-8-9-111](3着内率16.5%)、57.5kg以上の馬は[5-2-1-12](3着内率40.0%)となっている。実績などに応じた負担重量を課されるハンデキャップ競走だが、重い負担重量を課された馬は高く評価したい。

前走を勝ち切っている馬が好成績

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、「1着」の馬は[5-5-2-21](3着内率36.4%)、2~8着の馬は[5-5-8-69](3着内率20.7%)、9着以下の馬は[0-0-0-33](3着内率0.0%)となっている。臨戦過程を比較する際は、前走の着順を素直に評価するべきだろう。

大型馬は過信禁物

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)
※「不明」は前走が海外の競走だった馬

前走の馬体重区分別成績を見ると、510kg未満の馬は[10-7-8-85](3着内率22.7%)、510kg以上の馬は[0-3-2-37](3着内率11.9%)、「不明」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。なお、第33回(平成24年)以降の過去8年に限ると、510kg未満の馬は[8-6-7-68](3着内率23.6%)、510kg以上の馬は[0-2-1-29](3着内率9.4%)である。近年の傾向からも、大型馬は割り引きが必要だ。