分析レポート

Analysis Report

第53回
ハイセイコー記念(SI)
2020年11月17日(火) 20:10発走

第53回優勝馬:アランバローズ号

レース情報

ハイセイコー記念は、前走好走馬が中心!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第43回(平成22年)から第52回(令和元年)まではSIIとして実施
  • 記録は令和2年11月3日時点

上位人気馬はそれなりに堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[7-7-3-13](3着内率56.7%)、4~5番人気の馬は[2-2-2-14](3着内率30.0%)、6番人気以下の馬は[1-1-5-86](3着内率7.5%)となっている。基本的には上位人気馬が強いレースと言えるだろう。

「船橋」所属馬の健闘が目立つ

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-0-2-12](3着内率14.3%)、「船橋」の馬は[5-2-1-12](3着内率40.0%)、「大井」の馬は[5-7-6-76](3着内率19.1%)、「川崎」の馬は[0-1-1-13](3着内率13.3%)となっている。3着以内となった馬の数は「大井」勢がトップだったものの、3着内率が高い「船橋」勢にも注目しておきたいところだ。

相性の良いジョッキーを重視したい

【騎手別成績】(過去10年)

騎手別成績を見ると、3着以内となった回数が3回以上なのは、石崎駿騎手、今野忠成騎手、笹川翼騎手、的場文男騎手、矢野貴之騎手の5名となっている。近年のハイセイコー記念において好成績をマークしているこれらのジョッキーが参戦してきたら、高く評価すべきかもしれない。

大敗直後の馬は不振

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、3着以内の馬は[9-9-8-75](3着内率25.7%)、4着以下の馬は[1-1-2-38](3着内率9.5%)となっている。大敗直後の馬は評価を下げるべきだろう。

前走の最終コーナー通過順がポイント

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、「1番手」の馬は[3-4-0-12](3着内率36.8%)、2~7番手の馬は[6-5-10-80](3着内率20.8%)、8番手以下の馬は[1-1-0-21](3着内率8.7%)となっている。直近の成績を比較する際は、レース中の位置取りもチェックした方が良さそうだ。

“ゴールドジュニア”の上位馬は信頼して良さそう

【“ゴールドジュニアー”における着順別成績】(過去10年)

“ゴールドジュニアー”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[4-5-2-22](3着内率33.3%)、6着以下の馬は[0-0-0-8](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[6-5-8-83](3着内率18.6%)となっている。令和2年より名称が“ゴールドジュニアー”から“ゴールドジュニア”に、グレードが準重賞からSIIIに変更されたものの、今年も“ゴールドジュニア”の上位馬が出走してきたら高く評価したい。