JBCレディスクラシックは、前走の着順や距離に注目！

• 過去9年の結果から、レースの傾向を分析
• 第2回（平成24年）、第6回（平成28年）は川崎ダ1,600ｍ、第3回（平成25年）は金沢ダ1,500ｍ、第4回（平成26年）は盛岡ダ1,800ｍ、第８回（平成30年）は京都ダ1,800ｍ、第９回（令和元年）は浦和ダ1,400ｍで実施
• 第3回（平成25年）からはダートグレード競走として実施
• 記録は令和2年10月20日時点

下位人気馬の好走例は少ない

単勝人気順別成績を見ると、6番人気以内の馬は[9-9-7-29]（3着内率46.3%）、7番人気以下の馬は[0-0-2-68]（3着内率2.9%）となっている。まずは前評判が高い馬に注目したい。

３着以内馬のうち２割弱は「地方」所属馬

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[1-1-3-62]（3着内率7.5%）、「JRA」の馬は[8-8-6-35]（3着内率38.6%）となっている。「JRA」所属馬が優勢ではあるものの、「地方」所属馬もそれなりに健闘しているレースだ。

前走好走馬が強い

前走の着順別成績を見ると、4着以内の馬は[9-7-6-44]（3着内率33.3%）、5着以下・競走中止の馬は[0-2-3-53]（3着内率8.6%）となっている。前走好走馬を重視すべきレースと言えるだろう。

前走の出走頭数がポイント

前走の出走頭数別成績を見ると、12頭以下の馬は[2-0-2-44]（3着内率8.3%）、13頭以上の馬は[7-9-7-53]（3着内率30.3%）となっている。臨戦過程を比較する際は、前走が多頭数のレースだった馬を高く評価したい。

今年は前走の距離が明暗を分けそう

前走の距離別成績を見ると、1,800ｍ未満の馬は[1-2-2-43]（3着内率10.4%）、1,800ｍ以上の馬は[8-7-7-54]（3着内率28.9%）となっている。なお、1,800ｍのコースで施行された第1回（平成23年）、第4回（平成26年）、第5回（平成27年）、第7回（平成29年）、第8回（平成30年）の計5回に限ると、1,800ｍ未満の馬は[0-0-0-22]（3着内率0.0%）、1,800ｍ以上の馬は[5-5-5-38]（3着内率28.3%）である。今年は大井ダ1,800ｍのコースが舞台となるだけに、1,800ｍ未満のレースを経由してきた馬は過信禁物だ。

“レディスプレリュード組”が優勢

“同年のレディスプレリュード”における着順別成績を見ると、2着以内の馬は[5-3-3-4]（3着内率73.3%）、3～7着の馬は[3-1-2-17]（3着内率26.1%）、8着以下の馬は[0-0-0-16]（3着内率0.0%）、「不出走」の馬は[1-5-4-60]（3着内率14.3%）となっている。主要な前哨戦と位置付けられているレディスプレリュードの上位馬は、再び上位に食い込んでくる可能性が高いと見るべきだろう。