分析レポート

Analysis Report

第11回
フジノウェーブ記念(SIII)
2020年02月26日(水) 16:10発走

第11回優勝馬:トロヴァオ号

レース情報

フジノウェーブ記念は、臨戦過程や馬格が明暗を分けそう!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第1回(平成22年)から第4回(平成25年)までは「東京スプリング盃」の名称で実施
  • 記録は令和2年2月12日時点

7番人気以下の馬は不振

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[8-4-4-14](3着内率53.3%)、4~6番人気の馬は[2-5-4-19](3着内率36.7%)、7番人気以下の馬は[0-1-2-91](3着内率3.2%)となっている。人気薄の馬が上位に食い込む可能性は高くないようだ。

近年は「船橋」所属馬が好成績

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-0-1-16](3着内率5.9%)、「船橋」の馬は[2-4-2-26](3着内率23.5%)、「大井」の馬は[8-6-7-76](3着内率21.6%)、「川崎」の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)となっている。なお、第5回(平成26年)以降の過去6年に限ると、「浦和」の馬は[0-0-1-12](3着内率7.7%)、「船橋」の馬は[2-3-2-16](3着内率30.4%)、「大井」の馬は[4-3-3-42](3着内率19.2%)、「川崎」の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)である。3着以内馬の数が多い「大井」勢はもちろん、近年の好走率が高い「船橋」勢にも注目しておきたい。

前走2着以内の馬は堅実

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、2着以内の馬は[5-6-6-27](3着内率38.6%)、3~11着の馬は[5-4-4-78](3着内率14.3%)、12着以下・失格の馬は[0-0-0-19](3着内率0.0%)となっている。直近のレースで連対を果たしている馬は高く評価すべきだろう。

前走が1,800m以上のレースだった馬に注目

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,800m未満の馬は[7-7-7-95](3着内率18.1%)、1,800m以上の馬は[3-3-3-29](3着内率23.7%)となっている。なお、第5回(平成26年)以降の過去6年に限ると、1,800m未満の馬は[3-4-4-65](3着内率14.5%)、1,800m以上の馬は[3-2-2-9](3着内率43.8%)である。1,800m以上のレースを経由してきた馬は、上位に食い込む可能性が高いようだ。

大型馬を重視した方が良さそう

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、500kg未満の馬は[4-4-5-72](3着内率15.3%)、500kg以上の馬は[6-6-5-52](3着内率24.6%)となっている。なお、第5回(平成26年)以降の過去6年に限ると、500kg未満の馬は[0-3-1-42](3着内率8.7%)、500kg以上の馬は[6-3-5-32](3着内率30.4%)である。馬体重が比較的軽い馬は過信禁物と見ておくべきかもしれない。

“ウインタースプリント組”の扱いに注意

【“同年のウインタースプリント”における着順別成績】(過去10年)

“同年のウインタースプリント”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[2-5-3-19](3着内率34.5%)、6着以下の馬は[0-0-0-28](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[8-5-7-77](3着内率20.6%)となっている。 “同年のウインタースプリント”に出走していた馬同士を比較する際は、当時の着順を素直に評価すべきだろう。