分析レポート

Analysis Report

第64回
羽田盃(SI)
2019年04月24日(水) 20:10発走

第64回優勝馬:ミューチャリー号

レース情報

羽田盃は、前哨戦の好走馬や上位人気馬が強い!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第57回(平成24年)は2頭が3着同着
  • 記録は平成31年4月5日時点

3番人気以内の馬は堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[9-8-3-10](3着内率66.7%)、4~6番人気の馬は[0-1-5-24](3着内率20.0%)、7番人気以下の馬は[1-1-3-73](3着内率6.4%)となっている。上位人気馬が強いレースと言えるだろう。

「船橋」勢が優秀な成績をマーク

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-0-1-12](3着内率14.3%)、「船橋」の馬は[5-5-3-21](3着内率38.2%)、「大井」の馬は[4-5-2-60](3着内率15.5%)、「川崎」の馬は[0-0-5-14](3着内率26.3%)となっている。3着内数、3着内率ともに優秀な「船橋」所属馬を高く評価した方が良さそうだ。

前走で1,500~1,700mのレースを使っていた馬が中心

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,500m未満の馬は[0-0-0-3](3着内率0.0%)、1,500~1,700mの馬は[9-10-10-87](3着内率25.0%)、1,700m超の馬は[1-0-1-17](3着内率10.5%)となっている。なお、第58回(平成25年)以降の過去6年に限ると、1,500m未満の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)、1,500~1,700mの馬は[6-6-6-50](3着内率26.5%)、1,700m超の馬は[0-0-0-13](3着内率0.0%)である。前走で1,500~1,700mのレースを使っていない馬は評価を下げるべきかもしれない。

前走の時点で人気薄だった馬は不振

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[7-1-2-11](3着内率47.6%)、2~7番人気の馬は[3-9-8-57](3着内率26.0%)、8番人気以下の馬は[0-0-1-39](3着内率2.5%)となっている。前走成績を比較する際は、当時の人気にも注目してみよう。

“全日本2歳優駿”で善戦した馬に注目

【“全日本2歳優駿”における着順別成績】(過去10年)

“全日本2歳優駿”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[3-2-4-6](3着内率60.0%)、6着以下の馬は[0-2-2-14](3着内率22.2%)、「不出走」の馬は[7-6-5-87](3着内率17.1%)となっている。なお、第58回(平成25年)以降の過去6年に限ると、6着以内の馬は[2-3-2-3](3着内率70.0%)、7着以下の馬は[0-1-2-9](3着内率25.0%)、「不出走」の馬は[4-2-2-53](3着内率13.1%)である。前年のレースではあるものの、やはりダートグレード競走のJpnⅠで善戦したことのある馬は信頼できるようだ。

“京浜盃”の上位馬も信頼できる

【“京浜盃”における着順別成績】(過去10年)

“京浜盃”における着順別成績を見ると、「1着」の馬は[5-2-0-2](3着内率77.8%)、2~6着の馬は[2-4-4-26](3着内率27.8%)、7着以下の馬は[1-0-2-24](3着内率11.1%)、「除外・不出走」の馬は[2-4-5-55](3着内率16.7%)となっている。主要な前哨戦である“京浜盃”の上位馬は高く評価したい。