新年のご挨拶
皆様、新年あけましておめでとうございます。
日頃より大井競馬をご愛顧いただき、ありがとうございます。
年頭にあたり、皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。
2025年は、TCK所属馬の国内外の大舞台での活躍が際立った一年となりました。
ディクテオン号がTCK所属馬として32年ぶりに年末の大一番・東京大賞典を勝利したことは、2025年のTCK所属馬の活躍を象徴する出来事となりました。同馬は、コリアカップにおいて地方所属馬として史上初となる海外のダート重賞制覇を果たすなど、国内外の競走で実績を残しました。
また、11月3日にはTCK所属のファーンヒル号がJBCスプリントを制し、サブノジュニア号に続き、短距離路線の最高峰の舞台において頂点に立ち、TCKの存在感を示しました。
さらに、矢野騎手および御神本騎手が地方競馬通算3,000勝を達成し、荒山調教師がTCK史上初となる通算1,000勝を達成するなど、数々の節目の勝利が生まれた一方で、「大井の帝王」として半世紀以上にわたり第一線で活躍した的場文男騎手が3月31日に引退し、TCK75年の歴史を受け継ぎ、次代を担う人材が台頭した年となりました。
そして、東京大賞典の1レース売上は99億5,017万1,600円と地方競馬の1レース売上レコードを更新し、加えて、2025年の総売得金も2,096億5,984万円となり、過去最高額を記録することができました。
これもひとえに、応援し、参加してくださった皆様の支えがあったからこそであり、関係者一同、心から感謝申し上げます。
さて、本年は、トゥインクルレース40周年という節目を迎える年にあたります。また、午年を迎えることから、競馬の魅力を改めて発信する契機の年としても位置付けております。皆様にこれまでのご支援への感謝の意を表するとともに、魅力ある質の高い競走や指定席のリニューアルに伴う快適な観戦環境の提供を通じて、今後も皆様に愛され選ばれ続ける競馬場を目指してまいります。
お客様におかれましては、本年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
令和8年1月1日
大井競馬開催執務委員長 桑野 俊郎

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