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~いつか、今まで通りの競馬が出来ることを願って~「世界がいつかまた、騒がしくありますように。」の広告掲出について

東京シティ競馬(TCK)では、70年目を迎える大井競馬の開幕にあたり、ファンの皆様に対するメッセージを込めた大型広告『世界がいつかまた、騒がしくありますように』を読売新聞・朝刊の全30段カラー広告をはじめ、東京新聞朝刊、TCKホームページなどで展開いたします。

本広告には、誰も観客がいない大井競馬場をバックに、今まで通りの競馬ができることを願い、われわれTCKのメッセージを掲載しております。

今、たくさんの方々の生活から「楽しみ」が奪われています。
地方競馬のファンの方々も、そのひとりです。
昨今の状況を受け、大井競馬場は無観客での開幕となりました。

本来であれば、開幕を心待ちにしてくださったファンの方々で溢れ、
楽しい春の訪れになるはずでした。
競馬場に足を運んでくださるファンに支えられてきた地方競馬にとって、
この静まり返った景色には、やりきれない思いがあります。

特に今年は大井競馬場にとって70周年の年でもあり、
ファンのみなさまにひときわの感謝をお伝えしたい思いがありました。

しかしながら今は、その感謝を率直にお伝えできません。
状況は改善の兆しが見えず、不安はますます広がっています。

それでも、ただ沈黙するだけでなく、感謝の気持ちに代えて、
ファンのみなさまに何か声を届けることはできないか。

そう考えたとき、私たちなりに思い至ったのは、
「ただずっと意気消沈しているだけでは、何も生まれないのではないか」
という考えでした。

事態の終息はまだ見えません。
それでもいつか楽しく再会できる「その日」を共に思い描くことで
わずかでもこの苦しい日々を乗り切る力にならないか。
不安な毎日に向き合う気持ちを微力でも後押しできないか。


この広告を見てくださっているみなさまにおかれましては、
どうか不要な外出は控え、くれぐれも体調にご留意いただければと思います。
一刻も早い事態の終息と、みなさまの健康を心より願っています。


ファンの皆様、ぜひ新聞やTCKホームページ等でこの広告をご覧ください。