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大井競馬小林分厩舎新調教コース(坂路)建設について

特別区競馬組合および、施設会社である東京都競馬株式会社は、小林分厩舎(千葉県印西市)に新調教コースを建設することを決定しました。

新調教コースは、「強い馬」づくりを目指し、調教環境の改善強化を図るため、新素材による全天候型馬場を用いた坂路を予定しています。なお、同施設は南関東全体のレベルアップに資するため、浦和・船橋・川崎競馬場所属馬の利用も可能とします。

坂路馬場は、JRAや民間施設に導入され、競走馬に対し、脚部の負担軽減、体力増強、走法の向上等、大きな調教効果を上げており、現在では「強い馬」づくりに有効な施設となっております。また、全天候型馬場は、世界各国の競馬場が導入し、導入施設において故障馬が減少していること、維持管理が容易であること等、評価が高いことから、競馬場への導入も視野に入れ、採用する運びとなりました。


1.場所小林分厩舎(千葉県印西市小林2886)
2.新調教コース概要(予定)コース全長   約1,100m
(内訳)
進入路  約300m
坂路部分 約400m(勾配3.0%)
かえり通路
(逍遥馬道)
 約400m
3.施主東京都競馬株式会社
4.完成(予定)平成21年秋頃