TCKコラム

TCK Column vol.15

ドキドキ、ワクワクのTCKワンダーツアー

今年のトゥインクル開幕と同時にスタートした、話題騒然の新しいイベント「TCKワンダーツアー」。これは一体どんなイベントなのか? それは、決して普段では絶対に見ることのできないTCKの4つの施設を巡るドキドキ、ワクワクのツアー! しかもトゥインクルサポーターズが親切に案内してくれるから感激! そんなTCKワンダーツアーの魅力を今回はこっそりとリポートしちゃいます。

オン・エア中の「東京シティ競馬中継」にGO!

まずワンダーツアーの一行が最初に向かったのが、東京MXテレビの「東京シティ競馬中継」を行っているスタジオ。普段の中継画面では、スタジオがTCKのどこにあるのか分かるファンはまずいないでしょう。
トゥインクルサポーターズの先導で、向かう場所はなんと○○○の裏ではないか! 残念ながらその場所は参加者だけにしか分からない秘密なのであります。ゴメンなさい。その○○○の関係者入り口をくぐると、スタジオが出現します。これには参加者一同目をまんマルにしてビックリ! 参加者からは「ヘェー、ホォー」と感嘆の声が漏れるのも納得です。
さらにビックリするのは、生放送中のスタジオを見学できること!
オン・エア中なので私語は厳禁ですぞ。そして、司会の小森谷徹さんと井上佳子さんが手招きでスタジオに案内してくれるではないか! すばらしいサービス! しかも両司会者の目の前2メートルまで近づけちゃうんだからサプライズの連続。オン・エア中は参加者のだれもが2人の司会者を凝視しています。

きっと参加者は心の中で「へえー、こうやって放送しているのかあー」「わあー、司会の”生“小森谷徹さんだあー」「オッズを読む井上佳子さんはキレイだなあー、デレ~デレ~」、なんて思っているに違いない(取材後記:本当に井上佳子さんは美人ですぞ)。
特にオン・エア中のスタジオの張り詰めた空気も感じられ、放送人たちの気迫が感じられた時には鳥肌が立ってしまいます。
最後に、またまたビックリ! 両司会者がそろって「また来てくださいー」と言って手を振りながら見送りをしてくれます。心にくい演出に感謝感激っス!(取材後記:私はすっかり井上佳子さんのファンになってしまった)。

ゴール前のスペシャルシートへGO!

次に向かうはウイナーズサークル。
本馬場へ向かう途中、トゥインクルサポーターズが参加者に、話しかけたり、逆に話しかけられたり……、移動中もとてもいい雰囲気で参加者はごきげん状態。
さて、初めて足を踏み入れる本馬場。そこからウイナーズサークルへ向かうのですが、参加者をトゥインクルならではのカクテル光線が照らし出し、ちょっとヒーローになった気分? 同時にスタンドから大勢のファンが見ているかと思うと照れちゃったりして(笑)。
ウイナーズサークルでは、TCKが世界に誇る生ファンファーレを目の前で見学できちゃうぞ。ファンファーレが終わると一同感激の拍手です。

そして、そのままレースまでもがここから観戦できるのです。わずか数メートル前を駆け抜ける競走馬たちに、参加者のボルテージもヒートアップ! ゴールする瞬間は、だれよりも一番前で目撃できるからたまらない(取材後記:こんなサービスは日本中広しといえTCKだけですぞ)。

後検量へGO!

ゴール前の感動から、次に向かうは後検量場所へ。先ほどゴールした馬たちや外した鞍を持って検量する騎手たちが行きかいます。
まだ闘志が静まらない優勝した馬を目の当たりに、改めて競馬のすごさを実感。競走馬の体から立ち上がる湯気がレースの消耗度を物語っています。奥では、砂で汚れた顔を洗う騎手たちや、無事に帰還した競走馬に目を細める厩務員たち……、決してスタンドからは見ることのできない「ドラマ」がそこにあります。

騎手たちは、次のレースのためにパドックへ足早にかけて行き、目の前を的場文男騎手が、石崎隆之騎手が通って行きます……まるで夢のような光景。しかも騎手たちが参加者にあいさつまでしてくれます、エクセレント! 騎手の礼儀正しさ、誠実さに直に触れたときでもあります(取材後記:的場文男騎手のレース中の険しい表情が、参加者と接するときは、とても人懐っこいスマイルをしていたのが印象的)。

パドックトンネルへGO!

最後に、パドックと本馬場を結ぶ地下道を見学。TCKのパドックはスタンドをはさんで、本馬場の反対側にあります。つまり、地下道を通り抜けて、パドックと本馬場を行き来するのです。地下道には、とても軟らかなラバーシートが張り巡らしてあり、馬の脚を保護しています。かなり軟らかいので、ちょっと不思議な感覚で歩行できます。そんなとき、地下道の入り口から2頭の誘導馬が入ってくるではありませんか。TCKの誘導馬は、鋳造されたばかりのコインのような金色の毛が特徴のパロミノ種。トゥインクルの照明に照らされるとより一層金色に輝き、流麗な動きにファンも多いはず。まじかで見ると、とてもきれいな馬体をしており、おとなしく、また鞍上の誘導馬員のご好意で、触らせてもらうという素敵なハプニングが! これには参加者一同またまた感激していました(取材後記:今日は一体いくつの感激をしたことでしょう)。

感動の余韻を引きずりつつ、惜しくもここでTCKワンダーツアーは終了となりました。
開催中は毎日来場するというヘビーファンの参加者は「普段では絶対に見ることができない施設を見学でき、レースやジョッキーをまじかで見られるなど、すべてがおもしろい!」と興奮して話してくれました。
ツアー中の参加者の顔から笑みが消えることなく、とても大きな好奇心で満たされた満足感ある笑顔が、このツアーの大きな特徴です。
「TCK」を裏から見られる素敵なTCKワンダーツアー。あなたの知っている「TCK」をさらにおもしろく、楽しいものにスケールアップしてくれることでしょう。

「皆さんも振るってご参加してくださいネ」(トゥインクルサポーターズより)。

副田 拓人
1968年「みゃー、だぎゃー」と言いながら名古屋に生まれる。
競馬フォーラム、競馬ゴールド、ラジオたんぱなどを経て、現在フリー編集者。