分析レポート

Analysis Report

第18回
東京シンデレラマイル(SIII)
2024年12月30日(月) 16:30発走

第18回優勝馬:フェブランシェ号

レース情報

東京シンデレラマイルは、負担重量や臨戦過程に注目!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和6年12月16日時点

上位人気馬はそれなりに堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[8-3-2-7](3着内率65.0%)、3~4番人気の馬は[0-2-5-13](3着内率35.0%)、5~6番人気の馬は[1-3-0-16](3着内率20.0%)、7~12番人気の馬は[1-2-3-54](3着内率10.0%)、13番人気以下の馬は[0-0-0-36](3着内率0.0%)となっている。人気薄の馬もある程度は健闘しているが、まずは上位人気グループの馬に注目したい。

3着内率が比較的高いのは「浦和」勢

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[5-0-1-10](3着内率37.5%)、「船橋」の馬は[1-2-2-23](3着内率17.9%)、「大井」の馬は[3-7-5-74](3着内率16.9%)、「川崎」の馬は[1-1-2-19](3着内率17.4%)となっている。3着内率が優秀な「浦和」所属馬は、相応に高く評価するべきだろう。

重い負担重量を課された実績馬が中心

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、55.0kg以下の馬は[3-4-5-95](3着内率11.2%)、55.0kg超の馬は[7-6-5-31](3着内率36.7%)となっている。なお、第12回(平成30年)以降の過去6年に限ると、54.0kg以下の馬は[0-1-0-24](3着内率4.0%)、54.0kg超の馬は[6-5-6-50](3着内率25.4%)である。在籍しているクラスや過去の成績に応じた負担重量を課される別定競走だが、比較的軽い負担重量を課された馬は割り引きが必要だ。

主要な前哨戦をステップに臨む馬が好成績

【前走のレス別成績】(過去ー10年)

前走のレース別成績を見ると、3着以内となった回数が2回以上なのは、「JBCレディスクラシック」「東京シンデレラマイルトライアル(令和2年までは「シンデレラマイルトライアル」の名称で施行)」「ロジータ記念」「クイーン賞」の4レースとなっている。なお「東京シンデレラマイルトライアル」が施行されるようになった第12回(平成30年)以降の過去6年に限ると、「JBCレディスクラシック」の馬は[2-0-0-4](3着内率33.3%)、「東京シンデレラマイルトライアル」の馬は[3-2-2-18](3着内率28.0%)、「ロジータ記念」の馬は[1-0-2-5](3着内率37.5%)、「クイーン賞」の馬は[0-2-1-9](3着内率25.0%)、「その他」の馬は[0-2-1-38](3着内率7.3%)である。今年も「東京シンデレラマイルトライアル」をはじめとする主要な前哨戦に出走していた馬を重視したい。

前走時点での人気も見逃せない

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[4-5-5-25](3着内率35.9%)、3~10番人気の馬は[6-5-5-78](3着内率17.0%)、11番人気以下の馬は[0-0-0-23](3着内率0.0%)となっている。なお、第12回(平成30年)以降の過去6年に限ると、2番人気以内の馬は[4-3-5-14](3着内率46.2%)、3~8番人気の馬は[2-3-1-42](3着内率12.5%)、9番人気以下の馬は[0-0-0-18](3着内率0.0%)である。直近の競走成績を比較する際は、当時の人気もチェックしておくべきだろう。

“同年のレディスプレリュード”で11着以内だった馬は要注目

【“同年のレディスプレリュード”における着順別成績】(過去10年)

“同年のレディスプレリュード”における着順別成績を見ると、11着以内の馬は[3-3-2-12](3着内率40.0%)、12着以下の馬は[0-0-0-7](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[7-7-8-107](3着内率17.1%)となっている。TCKで施行される牝馬限定のダートグレード競走だけに、“同年のレディスプレリュード”を使っていた馬はマークしておきたいところだ。