分析レポート
Analysis Report
第16回
勝島王冠(SII)
2024年12月4日(水) 20:10発走
勝島王冠は、前走の着順や脚質がポイント!
- 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 記録は令和6年11月20日時点
2番人気以内の馬はまずまず信頼できる
単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[5-5-2-8](3着内率60.0%)、3~12番人気の馬は[5-5-8-82](3着内率18.0%)、13番人気以下の馬は[0-0-0-35](3着内率0.0%)となっている。伏兵が上位に食い込んだ例も少なくないとはいえ、まずは人気の中心となっている馬に注目したい。
3着内数が多いのは「大井」勢
所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-1-1-12](3着内率14.3%)、「船橋」の馬は[1-2-3-30](3着内率16.7%)、「大井」の馬は[7-6-6-77](3着内率19.8%)、「川崎」の馬は[2-1-0-6](3着内率33.3%)となっている。3着内数が多い「大井」所属馬や、3着内率が比較的高い「川崎」所属馬は、相応に高く評価するべきだろう。
前走好走馬は堅実
前走の着順別成績を見ると、4着以内の馬は[9-8-7-52](3着内率31.6%)、5着以下の馬は[1-2-3-73](3着内率7.6%)となっている。なお、第9回(平成29年)以降の過去7年に限ると、5着以内の馬は[7-6-6-38](3着内率33.3%)、6着以下の馬は[0-1-1-51](3着内率3.8%)である。大敗直後の馬は割り引きが必要だ。
前走の出走頭数に注目
前走の出走頭数別成績を見ると、11頭以下の馬は[3-2-2-35](3着内率16.7%)、12頭以上の馬は[7-8-8-90](3着内率20.4%)となっている。ただし、第12回(令和2年)以降の過去4年に限ると、11頭以下の馬は[1-0-0-15](3着内率6.3%)、12頭以上の馬は[3-4-4-36](3着内率23.4%)である。前走が少頭数のレースだった馬は、疑ってかかるべきかもしれない。
前走時点での人気も重要
前走の単勝人気順別成績を見ると、7番人気以内の馬は[10-10-6-72](3着内率26.5%)、8番人気以下の馬は[0-0-4-53](3着内率7.0%)となっている。なお、第9回(平成29年)以降の過去7年に限ると、7番人気以内の馬は[7-7-6-51](3着内率28.2%)、8番人気以下の馬は[0-0-1-38](3着内率2.6%)である。前走の競走成績を比較する際は、当時の人気もチェックしておくべきだろう。
脚質が明暗を分けそう
前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、5番手以内の馬は[9-6-7-49](3着内率31.0%)、6番手以下の馬は[1-4-3-76](3着内率9.5%)となっている。前走の最終コーナーを先頭や先団で通過した馬は、好走を果たす可能性が高いと見て良さそうだ。