分析レポート
Analysis Report
第45回
サンタアニタトロフィー(SIII)
2024年07月31日(水) 20:10発走

サンタアニタトロフィーは、枠順や臨戦過程が明暗を分けそう!
- 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 第35回(平成26年)から第40回(令和元年)までは7月下旬~8月上旬に実施
- 第41回(令和2年)から第43回(令和4年)までは11月上旬~中旬に実施
- 記録は令和6年7月17日時点
上位人気馬はそれなりに堅実

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[4-3-0-3](3着内率70.0%)、2~3番人気の馬は[2-3-4-11](3着内率45.0%)、4~6番人気の馬は[4-1-2-23](3着内率23.3%)、7~11番人気の馬は[0-3-4-43](3着内率14.0%)、12番人気以下の馬は[0-0-0-39](3着内率0.0%)となっている。伏兵の台頭も珍しくないとはいえ、まずは人気の中心となっている馬に注目した方が良さそうだ。
好走馬の多くは「大井」所属馬だが……

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-1-2-20](3着内率16.7%)、「船橋」の馬は[2-2-1-20](3着内率20.0%)、「大井」の馬は[7-6-7-74](3着内率21.3%)、「川崎」の馬は[0-1-0-5](3着内率16.7%)となっている。3着内数は「大井」が頭ひとつ抜けているものの、3着内率には大きな差がない。
内外極端な枠に入った馬は不振

馬番別成績を見ると、1~3番の馬は[2-1-0-26](3着内率10.3%)、4~12番の馬は[7-8-8-67](3着内率25.6%)、13~16番の馬は[1-1-2-26](3着内率13.3%)となっている。なお、第40回(令和元年)以降の過去5年に限ると、1~3番の馬は[0-0-0-14](3着内率0.0%)、4~12番の馬は[5-5-3-32](3着内率28.9%)、13~16番の馬は[0-0-2-14](3着内率12.5%)である。内外極端な枠に入った馬は、過信禁物と見るべきだろう。
笹川翼騎手らが好成績

騎手別成績を見ると、1着2回、2着3回、3着1回の笹川翼騎手が好成績を収めており、第37回(平成28年)以降の過去8年に限ると[2-3-1-2](3着内率75.0%)と高い3着内率となっている。当レースと相性が良いジョッキーとして、引き続きマークしておきたいところだ。
前走の着順が良い馬ほど信頼できる

前走の着順別成績を見ると、「1着」の馬は[3-5-3-17](3着内率39.3%)、2~9着の馬は[7-4-7-74](3着内率19.6%)、10着以下の馬は[0-1-0-27](3着内率3.6%)、「中止」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。今年も直近のパフォーマンスを素直に評価したい。
前走の距離も見逃せないポイント

前走の距離別成績を見ると、1,600m未満の馬は[2-1-1-28](3着内率12.5%)、「1,600m」の馬は[6-7-7-61](3着内率24.7%)、1,600m超の馬は[2-2-2-30](3着内率16.7%)となっている。なお、第40回(令和元年)以降の過去5年に限ると、1,600m未満の馬は[1-0-0-13](3着内率7.1%)、「1,600m」の馬は[3-4-4-30](3着内率26.8%)、1,600m超の馬は[1-1-1-17](3着内率15.0%)である。臨戦過程を比較する際は、前走が今回と同じ距離のレースだった馬を高く評価するべきだろう。