分析レポート

Analysis Report

第35回
東京スプリント(JpnIII)
2024年04月10日(水) 20:10発走

第35回優勝馬:ジャスティン号

レース情報

東京スプリントは、臨戦過程や馬格に注目!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和6年3月27日時点

上位人気馬に推された馬は堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[5-1-2-2](3着内率80.0%)、2~4番人気の馬は[4-8-4-14](3着内率53.3%)、5~10番人気の馬は[1-1-4-54](3着内率10.0%)、11番人気以下の馬は[0-0-0-39](3着内率0.0%)となっている。上位人気の馬ほど信頼できるレースだ。

「地方」所属馬の好走例も少なくない

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[1-3-4-82](3着内率8.9%)、「JRA」の馬は[9-7-6-27](3着内率44.9%)となっている。3着内率は「JRA」勢が「地方」勢を大きく上回っているものの、3着以内馬のうち3分の1近くを「地方」所属馬が占めている点には留意しておくべきだろう。

前走の距離がポイント

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,000m以下の馬は[0-0-1-12](3着内率7.7%)、1,000m超1,500m未満の馬は[8-8-8-74](3着内率24.5%)、1,500m以上の馬は[2-2-1-23](3着内率17.9%)となっている。なお、第28回(平成29年)以降の過去7年に限ると、1,000m以下の馬は[0-0-1-11](3着内率8.3%)、1,000m超1,500m未満の馬は[7-6-6-50](3着内率27.5%)、1,500m以上の馬は[0-1-0-12](3着内率7.7%)である。前走が「1,200 m」や「1,400 m」のレースだった馬を重視したい。

少頭数のレースを経由してきた馬は不振

【前走の出走頭数別成績】(過去10年)

前走の出走頭数別成績を見ると、11頭以下の馬は[2-0-0-30](3着内率6.3%)、12頭以上の馬は[8-10-10-79](3着内率26.2%)となっている。前走が少頭数のレースだった馬は過信禁物だ。

近年は大型馬が優勢

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)
※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬

前走の馬体重区分別成績を見ると、500kg未満の馬は[3-1-7-55](3着内率16.7%)、500kg以上の馬は[6-9-3-54](3着内率25.0%)、「記録なし」の馬は[1-0-0-0](3着内率100.0%)となっている。なお、第31回(令和2年)以降の過去4年に限ると、500kg未満の馬は[1-0-1-19](3着内率9.5%)、500kg以上の馬は[2-4-3-21](3着内率30.0%)、「記録なし」の馬は[1-0-0-0](3着内率100.0%)である。近年の傾向を重く見るならば、大型馬を高く評価するべきだろう。

“前年のJBCスプリント”で善戦した馬は安定感あり

【“前年のJBCスプリント”における着順別成績】(過去10年)

“前年のJBCスプリント”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[3-4-5-10](3着内率54.5%)、6着以下の馬は[0-0-0-16](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[7-6-5-83](3着内率17.8%)となっている。今年も令和5年のJBCスプリントで善戦した馬が出走してきたら、しっかりマークしておきたい。