分析レポート

Analysis Report

第13回
JBCレディスクラシック(JpnI)
2023年11月3日(金) 15:20発走

第13回優勝馬:アイコンテーラー号

レース情報

JBCレディスクラシックは、前走の着順や距離が重要!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第3回(平成25年)、第11回(令和3年)は金沢1,500m、第4回(平成26年)、第12回(令和4年)は盛岡1,800m、第6回(平成28年)は川崎1,600m、第8回(平成30年)は京都ダ1,800m、第9回(令和元年)は浦和1,400mで実施
  • 第3回(平成25年)からはダートグレード競走として実施
  • 記録は令和5年10月20日時点

伏兵が台頭した年は少ない

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[3-2-4-1](3着内率90.0%)、2~6番人気の馬は[7-8-5-30](3着内率40.0%)、7番人気以下の馬は[0-0-1-76](3着内率1.3%)となっている。堅く収まりがちなレースと見ておきたい。

「JRA」所属馬が中心

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[1-0-2-69](3着内率4.2%)、「JRA」の馬は[9-10-8-38](3着内率41.5%)となっている。「地方」所属馬が上位に食い込んだ例もあるとはいえ、基本的には「JRA」所属馬が優勢だ。

前走好走馬が強い

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、4着以内の馬は [10-8-9-50](3着内率35.1%)、5~9着の馬は[0-2-0-42](3着内率4.5%)、10着以下の馬は[0-0-0-15](3着内率0.0%)、「中止」の馬は[0-0-1-0](3着内率100.0%)となっている。前走好走馬を重視するべきレースと言えるだろう。

今年は前走の距離が明暗を分けそう

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,700m以下の馬は[2-2-2-39](3着内率13.3%)、1,700m超の馬は[8-8-8-68](3着内率26.1%)となっている。なお、1,800mのコースで施行された第4回(平成26年)、第5回(平成27年)、第7回(平成29年)、第8回(平成30年)、第10回(令和2年)、第12回(令和4年)の計6回に限ると、1,700m以下の馬は[1-0-0-20](3着内率4.8%)、1,700m超の馬は[5-6-6-50](3着内率25.4%)である。今年は大井ダ1,800mのコースが舞台となるだけに、今回より短い距離のレースを経由してきた馬は過信禁物と見ておきたい。

前走で先行していた馬の活躍が目立っている

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、5番手以内の馬は[9-8-9-72](3着内率26.5%)、6番手以下の馬は[1-2-0-35](3着内率7.9%)、「中止」の馬は[0-0-1-0](3着内率100.0%)となっている。なお、第9回(令和元年)以降の過去4年に限ると、5番手以内の馬は[4-4-4-27](3着内率30.8%)、6番手以下の馬は[0-0-0-11](3着内率0.0%)である。脚質にも注目しておいた方が良さそうだ。

“レディスプレリュード”の上位馬は堅実

【“同年のレディスプレリュード”における着順別成績】(過去10年)

“同年のレディスプレリュード”における着順別成績を見ると、4着以内の馬は[7-3-5-13](3着内率53.6%)、5着以下の馬は[0-0-0-30](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[3-7-5-64](3着内率19.0%)となっている。主要な前哨戦と位置付けられている“レディスプレリュード”で好走した馬は、再び上位に食い込んでくる可能性が高いと見るべきだろう。