分析レポート

Analysis Report

第68回
羽田盃(SI)
2023年05月10日(水) 20:10発走

第68回優勝馬:ミックファイア号

レース情報

羽田盃は、枠順や臨戦過程に注目!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和5年4月26日時点

上位人気馬はそれなりに信頼できる

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[7-5-2-6](3着内率70.0%)、3~4番人気の馬は[1-3-4-12](3着内率40.0%)、5~13番人気の馬は[2-2-4-78](3着内率9.3%)、14番人気以下の馬は[0-0-0-14](3着内率0.0%)となっている。人気薄の馬が波乱を演出した例も少なくないとはいえ、まずは上位人気グループの馬に注目するべきだろう。

「船橋」勢が優秀な成績をマーク

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[2-1-3-17](3着内率26.1%)、「船橋」の馬は[4-6-5-21](3着内率41.7%)、「大井」の馬は[3-3-0-62](3着内率8.8%)、「川崎」の馬は[1-0-2-10](3着内率23.1%)となっている。3着内数が多く、3着内率も優秀な「船橋」所属馬を高く評価した方が良さそうだ。

近年は内外極端な枠に入った馬が不振

【馬番別成績】(過去10年)

馬番別成績を見ると、1~13番の馬は[9-10-10-96](3着内率23.2%)、14~16番の馬は[1-0-0-14](3着内率6.7%)となっている。なお、第63回(平成30年)以降の過去5年に限ると、1~3番の馬は[0-1-0-14](3着内率6.7%)、4~12番の馬は[4-4-5-31](3着内率29.5%)、13~16番の馬は[1-0-0-11](3着内率8.3%)である。近年の傾向を重視するならば、外寄りの枠に入った馬だけでなく、内寄りの枠に入った馬も過信禁物と見ておきたい。

「京浜盃」を経由してきた馬が中心

【前走のレース別成績】(過去10年)

前走のレース別成績を見ると、「京浜盃」の馬は[6-7-6-42](3着内率31.1%)、「その他」の馬は[4-3-4-68](3着内率13.9%)となっている。上位3頭に羽田盃への優先出走権が付与される「京浜盃」から直行してきた馬は、別路線組よりも上位に食い込む可能性が高いと見て良いだろう。

前走時点での人気も重要

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、5番人気以内の馬は[10-8-6-60](3着内率28.6%)、6番人気以下の馬は[0-2-4-50](3着内率10.7%)となっている。臨戦過程を比較する際は、前走時点での人気もチェックしておいた方が良さそうだ。

“全日本2歳優駿”で善戦した馬は堅実

【“全日本2歳優駿”における着順別成績】(過去10年)

“全日本2歳優駿”における着順別成績を見ると、7着以内の馬は[4-7-3-9](3着内率60.9%)、8着以下の馬は[0-0-2-7](3着内率22.2%)、「不出走」の馬は[6-3-5-94](3着内率13.0%)となっている。前年のレースとはいえダートグレード競走のJpnⅠだけに、今年も“全日本2歳優駿”で上位に食い込んだ馬がエントリーしてきたらしっかりマークしておきたい。