分析レポート

Analysis Report

第6回
ブリリアントカップ(SIII)
2023年04月20日(木) 20:10発走

第6回優勝馬:ランリョウオー号

レース情報

ブリリアントカップは、枠順や前走の距離が明暗を分けそう!

  • 平成29年までは準重賞として実施。この期間を含む過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 平成25年から平成29年、ならびに第1回(平成30年)までは2,000mで実施
  • 記録は令和5年4月6日時点

4番人気以内の馬は堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-5-7-20](3着内率50.0%)、5~9番人気の馬は[2-5-3-40](3着内率20.0%)、10番人気以下の馬は[0-0-0-58](3着内率0.0%)となっている。上位人気グループの馬は素直に信頼して良さそうだ。

3着以内馬延べ30頭中21頭が「大井」所属馬

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-2-0-22](3着内率8.3%)、「船橋」の馬は[2-0-3-24](3着内率17.2%)、「大井」の馬は[6-8-7-61](3着内率25.6%)、「川崎」の馬は[2-0-0-11](3着内率15.4%)となっている。3着内数が多く、3着内率も比較的高い「大井」所属馬が中心と言えるだろう。

重賞となってからは外寄りの枠に入った馬が優勢

【馬番別成績】(過去10年)

馬番別成績を見ると、1~11番の馬は[7-5-7-91](3着内率17.3%)、12~16番の馬は[3-5-3-27](3着内率28.9%)となっている。なお、重賞として施行されるようになった平成30年以降の過去5年に限ると、1~11番の馬は[2-1-3-49](3着内率10.9%)、12~16番の馬は[3-4-2-15](3着内率37.5%)である。近年の傾向を重視するならば、外寄りの枠に入った馬を高く評価したい。

極端な高齢馬は割り引きが必要

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、7歳以下の馬は[8-9-7-77](3着内率23.8%)、8歳以上の馬は[2-1-3-41](3着内率12.8%)となっている。なお、重賞として施行されるようになった平成30年以降の過去5年に限ると、7歳以下の馬は[5-4-4-45](3着内率22.4%)、8歳以上の馬は[0-1-1-19](3着内率9.5%)である。極端な高齢馬は過信禁物だ。

近年は1,900m以上のレースを経由してきた馬が強い

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,800m以下の馬は[5-8-1-71](3着内率16.5%)、1,800m超の馬は[5-2-9-47](3着内率25.4%)となっている。なお、第3回(令和2年)以降の過去3年に限ると、1,800m以下の馬は[1-1-0-27](3着内率6.9%)、1,800m超の馬は[2-2-3-11](3着内率38.9%)である。近年の傾向からは、前走が今回より長い距離のレースだった馬に注目するべきレースと言えるだろう。

前走の最終コーナー通過順に注目

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、5番手以内の馬は[8-7-3-46](3着内率28.1%)、6番手以下の馬は[2-3-7-72](3着内率14.3%)となっている。なお、重賞として施行されるようになった平成30年以降の過去5年に限ると、5番手以内の馬は[5-3-3-28](3着内率28.2%)、6番手以下の馬は[0-2-2-36](3着内率10.0%)である。直近のパフォーマンスを比較する際は、前走で先行していた馬を重視したい。