分析レポート

Analysis Report

第46回
京浜盃(SII)
2023年03月29日(水) 20:10発走

第46回優勝馬:サベージ号

レース情報

京浜盃は、枠順や馬格が重要!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和5年3月15日時点

上位人気グループの馬が中心

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[9-4-2-15](3着内率50.0%)、4~8番人気の馬は[1-5-6-38](3着内率24.0%)、9番人気以下の馬は[0-1-2-52](3着内率5.5%)となっている。基本的には上位人気の馬ほど信頼できるレースと言えそうだ。

「船橋」勢の活躍が目立つ

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-1-1-22](3着内率12.0%)、「船橋」の馬は[7-5-4-30](3着内率34.8%)、「大井」の馬は[2-3-5-38](3着内率20.8%)、「川崎」の馬は[0-1-0-15](3着内率6.3%)となっている。今年もまずは「船橋」所属馬に注目したい。

近年は内外極端な枠に入った馬が不振

【馬番別成績】(過去10年)

馬番別成績を見ると、1~2番の馬は[0-1-1-18](3着内率10.0%)、3~9番の馬は[6-4-6-54](3着内率22.9%)、10~16番の馬は[4-5-3-33](3着内率26.7%)となっている。なお、第42回(平成31年)以降の過去4年に限ると、1~2番の馬は[0-0-0-8](3着内率0.0%)、3~9番の馬は[4-3-3-18](3着内率35.7%)、10~16番の馬は[0-1-1-11](3着内率15.4%)である。近年の傾向を重視するならば、内外極端な枠に入った馬は評価を下げるべきだろう。

相性の良いジョッキーをチェック

【騎手別成績】(過去10年)

騎手別成績を見ると、3着以内となった回数が3回以上なのは、御神本訓史騎手、本橋孝太騎手、森泰斗騎手、矢野貴之騎手の4名となっている。なお、第39回(平成28年)以降の過去7年に限ると、赤岡修次騎手は[0-1-1-1](3着内率66.7%)、笹川翼騎手は[1-1-0-3](3着内率40.0%)、御神本訓史騎手は[2-1-0-2](3着内率60.0%)、本橋孝太騎手は[2-1-1-2](3着内率66.7%)、森泰斗騎手は[2-1-0-3](3着内率50.0%)、矢野貴之騎手は[0-2-2-3](3着内率57.1%)、その他の騎手は[0-0-3-54](3着内率5.3%)である。このレースと相性が良い騎手は、ひと通りマークしておいた方が良さそうだ。

馬格のある馬が優勢

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、480kg未満の馬は[3-4-3-52](3着内率16.1%)、480kg以上の馬は[7-6-7-53](3着内率27.4%)となっている。なお、第42回(平成31年)以降の過去4年に限ると、480kg未満の馬は[1-1-0-20](3着内率9.1%)、480kg以上の馬は[3-3-4-17](3着内率37.0%)である。比較的小柄な馬は、過信禁物と見ておきたい。

“JBC2歳優駿(北海道2歳優駿)”に出走していた馬は好走率が高い

【“北海道2歳優駿” “JBC2歳優駿”における着順別成績】(過去10年)

令和元年まで施行されていた“北海道2歳優駿”と、ほぼ同じ条件で令和2年から施行されている“JBC2歳優駿”における着順別成績を見ると、11着以内の馬は[6-2-4-5](3着内率70.6%)、12着以下の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[4-8-6-98](3着内率15.5%)となっている。もともとホッカイドウ競馬から移籍してきた馬の活躍が目立つレースなので、今年も昨年の“JBC2歳優駿”を使った馬は高く評価するべきだろう。