分析レポート

Analysis Report

第46回
東京2歳優駿牝馬(SI)
2022年12月31日(土) 16:30発走

第46回優勝馬:メイドイットマム号

レース情報

東京2歳優駿牝馬は、枠順や脚質を重視したい!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和4年12月17日時点

伏兵が上位に食い込む年も多い

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[6-3-1-10](3着内率50.0%)、3~12番人気の馬は[4-7-9-80](3着内率20.0%)、13番人気以下の馬は[0-0-0-39](3着内率0.0%)となっている。上位人気勢の好走率はそれなりに優秀だが、前評判が低い馬の好走例も決して少なくない。

「浦和」「川崎」勢の3着内率が高い

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[2-0-1-6](3着内率33.3%)、「船橋」の馬は[3-1-1-29](3着内率14.7%)、「大井」の馬は[2-4-3-53](3着内率14.5%)、「川崎」の馬は[2-3-4-19](3着内率32.1%)、「他地区」の馬は[1-2-1-22](3着内率15.4%)となっている。3着内率の高い「浦和」所属馬や「川崎」所属馬を高く評価したいところだ。

近年は内枠有利

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、1~4枠の馬は[2-8-7-63](3着内率21.3%)、5~8枠の馬は[8-2-3-66](3着内率16.5%)となっている。なお、第41回(平成29年)以降の過去5年に限ると、1~4枠の馬は[2-5-4-29](3着内率27.5%)、5~8枠の馬は[3-0-1-35](3着内率10.3%)である。近年の傾向からは内枠有利なレースと言えるだろう。

前走の最終コーナーを先頭で通過した馬はやや不振

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、「1番手」の馬は[1-3-2-29](3着内率17.1%)、2~9番手の馬は[9-7-8-89](3着内率21.2%)、10番手以下の馬は[0-0-0-11](3着内率0.0%)となっている。なお、第40回(平成28年)以降の過去6年に限ると、「1番手」の馬は[0-2-0-23](3着内率8.0%)、2~9番手の馬は[6-4-6-48](3着内率25.0%)、10番手以下の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)である。前走の最終コーナーを先頭で通過した馬は、過信禁物と見ておくべきかもしれない。

“ローレル賞”の勝ち馬は堅実

【“ローレル賞”における着順別成績】(過去10年)

“ローレル賞”における着順別成績を見ると、「1着」の馬は[4-1-2-3](3着内率70.0%)、2着以下の馬は[1-4-3-40](3着内率16.7%)、「不出走」の馬は[5-5-5-86](3着内率14.9%)となっている。“ローレル賞”の優勝馬が出走してきたら、有力と見て良さそうだ。

“エーデルワイス賞”の上位馬は信頼できる

【“エーデルワイス賞”における着順別成績】(過去10年)

“エーデルワイス賞”における着順別成績を見ると、3着以内の馬は[5-3-0-7](3着内率53.3%)、4着以下の馬は[0-1-2-15](3着内率16.7%)、「不出走」の馬は[5-6-8-107](3着内率15.1%)となっている。2歳牝馬限定のダートグレード競走である“エーデルワイス賞”におけるパフォーマンスも、素直に評価するべきだろう。