分析レポート

Analysis Report

第14回
勝島王冠(SII)
2022年12月8日(木) 20:10発走

第14回優勝馬:ライトウォーリア号

レース情報

勝島王冠は、前走の着順や脚質がポイント!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和4年11月24日時点

上位人気の馬ほど信頼度が高い

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[7-4-1-8](3着内率60.0%)、3~7番人気の馬は[2-4-6-38](3着内率24.0%)、8~12番人気の馬は[1-2-3-44](3着内率12.0%)、13番人気以下の馬は[0-0-0-36](3着内率0.0%)となっている。人気薄の馬が上位に食い込んだ例も決して少なくないとはいえ、まずは前評判の高い馬に注目したい。

近年は「船橋」「大井」所属馬が中心

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-1-1-10](3着内率16.7%)、「船橋」の馬は[2-4-1-27](3着内率20.6%)、「大井」の馬は[7-5-8-83](3着内率19.4%)、「川崎」の馬は[1-0-0-6](3着内率14.3%)となっている。なお、第9回(平成29年)以降の過去5年に限ると、「浦和」の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)、「船橋」の馬は[1-2-1-11](3着内率26.7%)、「大井」の馬は[4-3-4-43](3着内率20.4%)、「川崎」の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)である。近年の傾向を重視するならば、「船橋」「大井」所属馬を高く評価するべきだろう。

笹川翼騎手らが好成績

【騎手別成績】(過去10年)

騎手別成績を見ると、3着内数が3回以上の現役ジョッキーは、笹川翼騎手、真島大輔騎手、森泰斗騎手の3名となっている。いずれもこのレースとは相性が良いジョッキーと見て良さそうだ。

前走好走馬は堅実

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、4着以内の馬は[9-9-6-49](3着内率32.9%)、5着以下の馬は[1-1-4-77](3着内率7.2%)となっている。なお、第9回(平成29年)以降の過去5年に限ると、4着以内の馬は[5-4-4-22](3着内率37.1%)、5着以下の馬は[0-1-1-42](3着内率4.5%)である。大敗直後の馬は評価を下げるべきかもしれない。

前走時点での人気も重要

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、7番人気以内の馬は[10-10-5-71](3着内率26.0%)、8番人気以下の馬は[0-0-5-55](3着内率8.3%)となっている。なお、第9回(平成29年)以降の過去5年に限ると、7番人気以内の馬は[5-5-4-33](3着内率29.8%)、8番人気以下の馬は[0-0-1-31](3着内率3.1%)である。前走の内容を比較する際は、当時の人気もチェックしておくべきだろう。

脚質が明暗を分けそう

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、5番手以内の馬は[9-6-6-45](3着内率31.8%)、6番手以下の馬は[1-4-4-81](3着内率10.0%)となっている。前走の最終コーナーを先頭や先団で通過した馬は、上位に食い込んでくる可能性が高いと見て良さそうだ。