分析レポート

Analysis Report

第29回
マイルグランプリ(SII)
2022年07月27日(水) 20:10発走

第29回優勝馬:ゴールドホイヤー号

レース情報

マイルグランプリは、臨戦過程や脚質に注目!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第19回(平成24年)から第26回(令和元年)までは10月中旬~11月中旬に実施
  • 記録は令和4年7月18日時点

上位人気グループの馬は信頼できる

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、5番人気以内の馬は[9-7-7-27](3着内率46.0%)、6番人気以下の馬は[1-3-3-94](3着内率6.9%)となっている。基本的に上位人気馬が強いレースと言えるだろう。

3着内数は「大井」勢が最多も……

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-1-1-15](3着内率16.7%)、「船橋」の馬は[2-2-1-25](3着内率16.7%)、「大井」の馬は[5-7-7-73](3着内率20.7%)、「川崎」の馬は[2-0-1-8](3着内率27.3%)となっている。ただし、第23回(平成28年)以降の過去6年に限ると、「浦和」の馬は[1-1-1-8](3着内率27.3%)、「船橋」の馬は[1-2-1-11](3着内率26.7%)、「大井」の馬は[2-3-4-48](3着内率15.8%)、「川崎」の馬は[2-0-0-4](3着内率33.3%)である。近年は「大井」勢の3着内率がやや落ち込んでいる点に注意したい。

外寄りの枠に入った馬は割り引きが必要

【馬番別成績】(過去10年)

馬番別成績を見ると、1~8番の馬は[6-9-8-57](3着内率28.8%)、9~16番の馬は[4-1-2-64](3着内率9.9%)となっている。なお、施行時期が7月下旬~8月上旬となった第27回(令和2年)以降の過去2年に限ると、1~10番の馬は[2-2-2-14](3着内率30.0%)、11~16番の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)である。外寄りの枠に入った馬は評価を下げた方が良さそうだ。

前走を勝ち切った馬は堅実

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、「1着」の馬は[4-4-2-12](3着内率45.5%)、2~6着の馬は[5-5-5-68](3着内率18.1%)、7着以下の馬は[1-1-3-41](3着内率10.9%)となっている。なお、第21回(平成26年)以降の過去8年に限ると、「1着」の馬は[3-4-2-9](3着内率50.0%)、2~6着の馬は[4-4-4-53](3着内率18.5%)、7着以下の馬は[1-0-2-33](3着内率8.3%)である。直近のパフォーマンスを素直に評価すべきだろう。

前走が「1,500m」「1,600m」のレースだった馬に注目

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,400m以下の馬は[1-0-1-26](3着内率7.1%)、1,400m超1,700m未満の馬は[6-7-7-61](3着内率24.7%)、1,700m以上の馬は[3-3-2-34](3着内率19.0%)となっている。なお、施行時期が7月下旬~8月上旬となった第27回(令和2年)以降の過去2年に限ると、1,400m以下の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)、1,400m超1,700m未満の馬は[2-2-2-11](3着内率35.3%)、1,700m以上の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)である。近年の傾向を重視するならば、前走が「1,500m」「1,600m」のレースだった馬を高く評価したい。

脚質が明暗を分けそう

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)
※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、2番手以内の馬は[4-2-2-22](3着内率26.7%)、3番手以下の馬は[6-8-8-97](3着内率18.5%)、「記録なし」の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)となっている。ただし、施行時期が7月下旬~8月上旬となった第27回(令和2年)以降の過去2年に限ると、2番手以内の馬は[0-0-0-7](3着内率0.0%)、3番手以下の馬は[2-2-2-12](3着内率33.3%)である。前走で先行していた馬は扱いに注意した方が良さそうだ。