分析レポート

Analysis Report

第36回
東京プリンセス賞(SI)
2022年05月11日(水) 20:10発走

第36回優勝馬:スピーディキック号

レース情報

東京プリンセス賞は、主要な前哨戦の結果に注目!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和4年4月27日時点

上位人気馬はそれなりに信頼できる

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[7-8-2-13](3着内率56.7%)、4~7番人気の馬は[3-1-6-30](3着内率25.0%)、8番人気以下の馬は[0-1-2-72](3着内率4.0%)となっている。波乱の決着となった年もあるが、まずは前評判の高い馬に注目するべきだろう。

近年は「浦和」「川崎」所属馬の好走率がアップ

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[3-0-0-8](3着内率27.3%)、「船橋」の馬は[5-5-1-32](3着内率25.6%)、「大井」の馬は[2-3-5-46](3着内率17.9%)、「川崎」の馬は[0-2-4-29](3着内率17.1%)となっている。ただし、第30回(平成28年)以降の過去6年に限ると、「浦和」の馬は[3-0-0-5](3着内率37.5%)、「船橋」の馬は[2-3-0-19](3着内率20.8%)、「大井」の馬は[1-2-2-25](3着内率16.7%)、「川崎」の馬は[0-1-4-14](3着内率26.3%)である。近年の勢いを重視するならば、「浦和」所属馬や「川崎」所属馬を高く評価すべきかもしれない。

枠順が明暗を分けそう

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、1~3枠の馬は[3-1-3-42](3着内率14.3%)、4~8枠の馬は[7-9-7-73](3着内率24.0%)となっている。なお、第30回(平成28年)以降の過去6年に限ると、1~3枠の馬は[0-0-2-23](3着内率8.0%)、4~8枠の馬は[6-6-4-40](3着内率28.6%)である。内寄りの枠に入った馬は過信禁物と言えそうだ。

馬格のある馬が優勢

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、450kg未満の馬は[3-1-3-56](3着内率11.1%)、450kg以上の馬は[7-8-7-59](3着内率27.2%)、「計測不能」の馬は[0-1-0-0](3着内率100.0%)となっている。馬格のない馬は苦戦する可能性が高いと見るべきだろう。

“桜花賞”組が中心

【“桜花賞”における着順別成績】(過去10年)

“桜花賞”における着順別成績を見ると、9着以内の馬は[8-7-8-42](3着内率35.4%)、10着以下の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[2-3-2-69](3着内率9.2%)となっている。なお、第30回(平成28年)以降の過去6年に限ると、8着以内の馬は[6-4-5-20](3着内率42.9%)、9着以下の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[0-2-1-39](3着内率7.1%)である。3月の“桜花賞”に出走した馬はひと通りチェックしておきたい。

“東京2歳優駿牝馬”で善戦した馬は安定感あり

【“東京2歳優駿牝馬”における着順別成績】(過去10年)

“東京2歳優駿牝馬”における着順別成績を見ると、4着以内の馬は[6-5-4-17](3着内率46.9%)、5~7着の馬は[1-2-0-12](3着内率20.0%)、8着以下の馬は[0-0-0-11](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[3-3-6-75](3着内率13.8%)となっている。昨年末の“東京2歳優駿牝馬”で善戦した馬は、今回も素直に信頼して良さそうだ。