分析レポート

Analysis Report

第33回
東京スプリント(JpnIII)
2022年04月20日(水) 20:10発走

第33回優勝馬:シャマル号

レース情報

東京スプリントは、近走成績などを素直に評価したい!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和4年4月6日時点

上位人気馬に推された馬は信頼できる

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[5-1-2-2](3着内率80.0%)、2~5番人気の馬は[4-9-5-22](3着内率45.0%)、6番人気以下の馬は[1-0-3-93](3着内率4.1%)となっている。上位人気の馬ほど信頼できるレースだ。

「地方」所属馬の好走例も少なくない

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[2-4-4-88](3着内率10.2%)、「JRA」の馬は[8-6-6-29](3着内率40.8%)となっている。3着内率は「JRA」勢が「地方」勢を大きく上回っているものの、3着以内馬のうち3分の1を「地方」所属馬が占めている点には注目しておくべきだろう。

前走好走馬が優勢

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、5着以内の馬は[7-9-6-58](3着内率27.5%)、6着以下の馬は[3-1-4-59](3着内率11.9%)となっている。なお、第28回(平成29年)以降の過去5年に限ると、5着以内の馬は[4-5-3-27](3着内率30.8%)、6着以下の馬は[1-0-2-28](3着内率9.7%)である。前走好走馬は高く評価したい。

前走の距離がポイント

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,000m以下の馬は[0-0-1-11](3着内率8.3%)、1,000m超1,500m未満の馬は[8-8-8-80](3着内率23.1%)、1,500m以上の馬は[2-2-1-26](3着内率16.1%)となっている。なお、第28回(平成29年)以降の過去5年に限ると、1,000m以下の馬は[0-0-1-9](3着内率10.0%)、1,000m超1,500m未満の馬は[5-4-4-35](3着内率27.1%)、1,500m以上の馬は[0-1-0-11](3着内率8.3%)である。前走が「1,200 m」や「1,400 m」のレースだった馬を重視したいところだ。

少頭数のレースを経由してきた馬は不振

【前走の出走頭数別成績】(過去10年)

前走の出走頭数別成績を見ると、11頭以下の馬は[1-0-0-29](3着内率3.3%)、12頭以上の馬は[9-10-10-88](3着内率24.8%)となっている。前走が少頭数のレースだった馬は過信禁物と見るべきだろう。

“前年のJBCスプリント”で善戦した馬は安定感あり

【“前年のJBCスプリント”における着順別成績】(過去10年)

“前年のJBCスプリント”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[3-4-6-12](3着内率52.0%)、6着以下の馬は[1-0-0-16](3着内率5.9%)、「不出走」の馬は[6-6-4-89](3着内率15.2%)となっている。今年も令和3年のJBCスプリントで善戦した馬が出走してきたらぜひ注目しておきたい。