分析レポート

Analysis Report

第45回
京浜盃(SII)
2022年03月30日(水) 20:10発走

第45回優勝馬:シャルフジン号

レース情報

京浜盃は、枠順や馬格が明暗を分けそう!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和4年3月16日時点

上位人気グループの馬が中心

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[9-5-2-14](3着内率53.3%)、4~6番人気の馬は[0-3-6-21](3着内率30.0%)、7番人気以下の馬は[1-2-2-75](3着内率6.3%)となっている。基本的には上位人気の馬ほど信頼できるレースと言えそうだ。

「船橋」勢の活躍が目立つ

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-0-1-21](3着内率8.7%)、「船橋」の馬は[6-5-4-30](3着内率33.3%)、「大井」の馬は[2-4-4-42](3着内率19.2%)、「川崎」の馬は[1-1-1-17](3着内率15.0%)となっている。なお、第40回(平成29年)以降の過去5年に限ると、「浦和」の馬は[0-0-1-10](3着内率9.1%)、「船橋」の馬は[4-3-2-14](3着内率39.1%)、「大井」の馬は[1-2-2-18](3着内率21.7%)、「川崎」の馬は[0-0-0-7](3着内率0.0%)である。今年もまずは「船橋」所属馬に注目したい。

外寄りの枠に入った馬は堅実

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、1~7枠の馬は[8-5-6-101](3着内率15.8%)、「8枠」の馬は[2-5-4-9](3着内率55.0%)となっている。ちなみに、馬番別成績を見ると、1~12番の馬は[7-4-7-99](3着内率15.4%)、13~16番の馬は[3-6-3-11](3着内率52.2%)である。外寄りの枠に入った馬は高く評価すべきだろう。

前走も「大井」のレースだった馬は不振

【前走の競馬場別成績】(過去10年)

前走の競馬場別成績を見ると、「大井」の馬は[2-3-5-73](3着内率12.0%)、大井以外の馬は[8-7-5-37](3着内率35.1%)となっている。前走も「大井」のレースだった馬は評価を下げた方が良さそうだ。

近年は馬格のある馬が優勢

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、480kg未満の馬は[3-3-3-54](3着内率14.3%)、480kg以上の馬は[7-7-7-56](3着内率27.3%)となっている。なお、第42回(平成31年)以降の過去3年に限ると、480kg未満の馬は[1-0-0-16](3着内率5.9%)、480kg以上の馬は[2-3-3-13](3着内率38.1%)である。近年の傾向を重く見るならば、各馬の馬格もチェックしておきたい。

“JBC2歳優駿(北海道2歳優駿)”に出走していた馬は好走率が高い

【“北海道2歳優駿” “JBC2歳優駿”における着順別成績】(過去10年)

令和元年まで施行されていた“北海道2歳優駿”と、ほぼ同じ条件で令和2年から施行されている“JBC2歳優駿”における着順別成績を見ると、10着以内の馬は[5-3-4-5](3着内率70.6%)、11着以下の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[5-7-6-103](3着内率14.9%)となっている。もともとホッカイドウ競馬から移籍してきた馬の活躍が目立つレースなので、今年も昨年の“JBC2歳優駿”を使った馬はマークしておくべきだろう。