分析レポート

Analysis Report

第13回
フジノウェーブ記念(SIII)
2022年03月9日(水) 16:10発走

第13回優勝馬:ルーチェドーロ号

レース情報

フジノウェーブ記念は、馬齢や前走の距離がポイント!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第3回(平成24年)から第4回(平成25年)までは「東京スプリング盃」の名称で実施
  • 記録は令和4年2月23日時点

3着以内となった馬の大半は6番人気以内

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、6番人気以内の馬は[10-8-7-35](3着内率41.7%)、7番人気以下の馬は[0-2-3-91](3着内率5.2%)となっている。人気薄の馬が上位に食い込んだ例も少なくないとはいえ、まずは上位人気グループの馬に注目するべきだろう。

近年は特に高齢馬が優勢

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、6歳以下の馬は[3-3-3-44](3着内率17.0%)、7歳以上の馬は[7-7-7-82](3着内率20.4%)となっている。なお、第8回(平成29年)以降の過去5年に限ると、6歳以下の馬は[1-1-1-26](3着内率10.3%)、7歳以上の馬は[4-4-4-37](3着内率24.5%)である。6歳以下の比較的若い馬は、過信禁物と見ておきたい。

負担重量に注目

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、57.0kg未満の馬は[0-2-0-24](3着内率7.7%)、57.0~58.0kgの馬は[5-8-7-87](3着内率18.7%)、58.0kg超の馬は[5-0-3-15](3着内率34.8%)となっている。負担重量が重い馬ほど信頼できるレースと見て良さそうだ。

前走の距離が明暗を分けそう

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,400m以下の馬は[2-6-3-74](3着内率12.9%)、1,400m超の馬は[8-4-7-52](3着内率26.8%)となっている。なお、第8回(平成29年)以降の過去5年に限ると、1,500m以下の馬は[2-3-1-42](3着内率12.5%)、1,500m超の馬は[3-2-4-21](3着内率30.0%)である。前走が比較的長い距離のレースだった馬は、高く評価すべきだろう。

前走2番人気以内の馬は堅実

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[5-6-6-31](3着内率35.4%)、3~10番人気の馬は[5-4-4-61](3着内率17.6%)、11番人気以下の馬は[0-0-0-34](3着内率0.0%)となっている。前走で人気の中心となっていた馬は、上位に食い込む可能性が高いと見ておきたい。

“ウインタースプリント組”の扱いに注意

【“同年のウインタースプリント”における着順別成績】(過去10年)

“同年のウインタースプリント(令和3年は「ウィンタースプリント」の名称で実施)”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[0-4-3-20](3着内率25.9%)、6着以下の馬は[0-0-0-30](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[10-6-7-76](3着内率23.2%)となっている。同競走で大敗を喫してしまった馬は割り引きが必要だ。