分析レポート
Analysis Report
第4回
ブリリアントカップ(SIII)
2021年04月13日(火) 20:10発走
ブリリアントカップは、負担重量や前走の内容が重要!
- 平成29年までは準重賞として実施。この期間を含む過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 平成24年までは1,800mで実施
- 平成25年から平成29年、ならびに第1回(平成30年)までは2,000mで実施
- 記録は令和3年3月30日時点
4番人気以内の馬は堅実
単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-5-6-21](3着内率47.5%)、5~8番人気の馬は[2-5-3-30](3着内率25.0%)、9番人気以下の馬は[0-0-1-66](3着内率1.5%)となっている。上位人気馬が強いうえ、極端に前評判が低い馬の好走例は多くないレースだ。
3着以内馬延べ30頭中20頭が「大井」所属馬
所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-2-0-24](3着内率11.1%)、「船橋」の馬は[2-1-3-27](3着内率18.2%)、「大井」の馬は[6-7-7-57](3着内率26.0%)、「川崎」の馬は[1-0-0-9](3着内率10.0%)となっている。3着以内馬の数が多く、3着内率も比較的高い「大井」所属馬が中心と言えるだろう。
極端な高齢馬は割り引きが必要
馬齢別成績を見ると、7歳以下の馬は[8-9-8-73](3着内率25.5%)、8歳以上の馬は[2-1-2-44](3着内率10.2%)となっている。極端な高齢馬は評価を下げるべきかもしれない。
近年は特に負担重量の重い馬が優勢
負担重量別成績を見ると、58.0kg未満の馬は[6-7-4-95](3着内率15.2%)、58.0kg以上の馬は[4-3-6-22](3着内率37.1%)となっている。なお、平成27年以降の過去6年に限ると、58.0kg未満の馬は[2-3-2-56](3着内率11.1%)、58.0kg以上の馬は[4-3-4-11](3着内率50.0%)である。在籍しているクラスや過去の成績に応じた負担重量を課される別定競走だが、負担重量の重い馬は高く評価すべきだろう。
前走で9着以下に敗れていた馬は不振
前走の着順別成績を見ると、8着以内の馬は[10-10-9-74](3着内率28.2%)、9着以下の馬は[0-0-1-43](3着内率2.3%)となっている。大敗直後の馬は過信禁物と見ておいた方が良さそうだ。
前走の最終コーナー通過順に注目
前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、8番手以内の馬は[10-8-9-73](3着内率27.0%)、9番手以下の馬は[0-2-1-44](3着内率6.4%)となっている。前走で後方からレースを進めていた馬は、上位争いに食い込む可能性が低いと見るべきかもしれない。