TCK女王盃は、臨戦過程や馬格が重要！

• 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
• 記録は令和3年1月6日時点

2番人気以内の馬は堅実

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[7-4-4-5]（3着内率75.0％）、3～9番人気の馬は[3-6-6-54]（3着内率21.7％）、10番人気以下の馬は[0-0-0-33]（3着内率0.0％）となっている。波乱の決着となった年も少なくないが、「1番人気」や「2番人気」の馬はそれなりに信頼できると見て良いだろう。

「JRA」勢が優勢も……

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[1-2-1-68]（3着内率5.6％）、「JRA」の馬は[9-8-9-24]（3着内率52.0％）となっている。ただし、第20回（平成29年）でリンダリンダが2着に、第21回（平成30年）でラインハートが3着に、第22回（平成31年）でマルカンセンサーが2着に食い込むなど、近年も「地方」所属馬が3着以内となった例はそれなりにあるので、しっかり注目しておきたい。

負担重量の重い馬が好成績

負担重量別成績を見ると、55.0kg未満の馬は[3-2-2-53]（3着内率11.7％）、「55.0kg」の馬は[3-5-3-28]（3着内率28.2％）、55.0kg超の馬は[4-3-5-11]（3着内率52.2％）となっている。在籍しているクラスや過去の成績に応じた負担重量を課される別定競走だが、負担重量が55.0kgを超えるような実績馬は、上位に食い込む可能性が高いようだ。

前走の着順を素直に評価したい

前走の着順別成績を見ると、2着以内の馬は[5-5-5-25]（3着内率37.5％）、3～8着の馬は[4-5-3-44]（3着内率21.4％）、9着以下の馬は [1-0-2-23]（3着内率11.5％）となっている。前走の着順が良い馬ほど信頼できるレースと言えるだろう。

前走の距離がポイント

前走の距離別成績を見ると、1,700ｍ未満の馬は[2-1-2-46]（3着内率9.8％）、1,700～1,800ｍの馬は[8-8-7-31]（3着内率42.6％）、1,800ｍ超の馬は[0-1-1-15]（3着内率11.8％）となっている。臨戦過程を比較する際は、前走も1,800ｍ前後のレースだった馬を高く評価したい。

前走の単勝人気順に注目

前走の単勝人気順別成績を見ると、6番人気以内の馬は[8-9-9-63]（3着内率29.2％）、7番人気以下の馬は[2-1-1-29]（3着内率12.1％）となっている。前走の内容を比較する際は、当時の人気も参考にした方が良さそうだ。